東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー 沢登り 山歩きなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

朝日連峰 針生平~祝瓶山の紅葉 2018.10.21

2018年10月22日 | 山歩き

  先週、木地山ダム方面の通行止めで登り損ねた祝瓶山だが、年に一回は登らねば気が済まないので五味沢方面の針生平から鈴振尾根を辿って山頂に立った。4パーティ程の登山者が山頂を目指していたが、紅葉最盛期の後で人影の少ない静かな山歩きでこれも悪くない。

今日は暑からず寒からずの好天で沢筋から吹き上げる爽やかな風は心地よく、汗かきの自分にとっては6月の梅雨の合間の好天と共に好きなシーズン。何時も木地山ダム側から登ることが多く、12年ぶりに訪れたコースは何か新鮮な感じがして気分も良い。

朝日連峰と飯豊連峰は今の山登りの中心をなすエリアだが、その中でも祝瓶山だけは特別な思いが有る山で、沢登り・釣り・山歩きで過去40回以上は訪れているだろう。生まれ育った土地からは最も近くてなじみが深く、東北の山では他には見られないピラミダルな山容は心惹かれるものが有り、毎年祝瓶山詣でを行うことが常になった。

しかし、残念ながら沢登りで最も手ごわいカクナラ沢と、美しいゴルジュが続く人気の金目沢を登り損ねてしまい、素晴らしい雪稜が山頂まで続くだろう冬の祝瓶山は手付かずだった事が心残りだ。やはり登りたい時に決断実行し、メンツと天候などのタイミングに恵まれないとこういう事になると今になって反省。

しかしまあ、山にはいろんな遊び方があるわけで、朝日連峰では山スキー・山歩き・沢登り・クライミング・トレランもどきなど、やってみれば結構楽しく遊ばせてもらったと感謝。他人にとって何の興味も価値がなくどうでも良い事も本人は真剣で、結局自己満足度の高さがモチベーションとなる。遊びだったらある時は馬鹿になるくらいが良いのではないでしょうか?

※ こんな事もやってました。

 祝瓶山~大朝日岳

 

 

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ザンバラン フジヤマ 

2018年09月26日 | その他山関連

先日、朝日連峰の竜門小屋に一泊した際、入り口の靴が並んだ棚を見て嬉しくなった。その靴はナイロンアッパーではないスエードレザーを使用したザンバランのフジヤマで、自分を含めると4足が並んでいたのである。

この靴は自分でも30年近く履き続けている代物だが、途中ブランクはあったが今でも現役として活躍している最も古い山道具の一つ。一時はスパイク地下旅やトレランシューズに拘ったこ事もあったが、今は脚力の落ちた今の自分の足には良く馴染んで履き心地は良い。

実は、30年ほど昔になるがある登山用品輸入代理店(今は無い)の営業担当の時代が有り、この沓はミレーのザックと共に都内・関東一円の登山用品店への主力販売商品で、特に、今は閉店してしまったが鶴見のIBS〇〇スポーツは最大のお客さんだった。

しかし、多量に販売するには条件が有り、春・夏・秋の登山シーズンになると毎週の土・日は販売応援と称して店に駆り出され、朝 9:00~夜8:00まで店頭に立たされる立場で、店が終了して帰ろうとしたら店長に呼び出され売れた分は倉庫から補充して帰るという日々だった。家に帰るとPM11:00頃になり翌日も出社、つまり奴隷の様な暮らしが何年か続いていた。

今や皮革製の登山靴を作る国産メーカーも殆どなくなったが、フジヤマは40年ほど前、開発担当のEさん(元山学同志会員で冬のアイガー北壁の初登攀者)の手がけたイタリア製のベストセラー商品で、日本人の足の幅・甲の高さ・踝の左右の位置を徹底して追求し、防水性の高いスエードレザーと軽量なビブラムソール製の靴だった。

軽登山靴の元祖ともいえる代物でその後多くの国産メーカーも追従したが、今でも根強い人気を誇る定番商品として生き残っているのは嬉しい。靴の構造は軽量かつシンプルで特に大きな特徴もないが、重登山を別にすれば機能と耐久性を充分に満たす山道具で、これだけのロングセラー商品も珍しいのでは無いだろうか。

その後は内張りがゴアテックスのモデルも登場したが、結果的に皮革が薄くなって耐久性が低下し、型崩れも起きやすいので自分で使うことはなかった。シンプルイズベストという古い言葉がある通り、使い方にもよるが2回程度のソールの張替えも可能でこれからも大事に使う予定です。

 

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山スキーコース別記録 勝手にランキング

2018年08月27日 | 山スキー

 最年休みが取れなくて山スキー山行日数は減る一方ですが、過去の記録で思い出深い山行の順に星印を付けてみました。★~★★★の単純な3段階のランキングで、ランク付けの基準として以下の順序とした。

1. オリジナルコース又は記録の少ないコース

2. 天候の厳しい時期の山行 (殆ど記録がない)

2. 急峻でテクニカルなコース

4. アプローチに労力を要するコース又はロングコース

 どちらかというと静かなマイナーコースが好みなので、ランキングは必ずしも有名な山又は人気コースに限りません。また、一般的な評価の基準とは違って自分のお気に入りの為、全ての人にお勧め出来るコースでもありません。また、コースタイムは好天を狙っての一発アタックが信条の為、最も条件の良い山行が多いので参考程度にして頂いたほうが良いでしょう。

 また、同じコースでもその天候や雪の状態により環境が違うので、難易度やコースタイムは常に変化するもので一定ではありません。常に適切な自己判断が要求されますので記録が全てでもありません。

 山スキーは雪の斜面さえ有れば成り立つスポーツなので、本人の価値観とか好みによって未知の世界が広がるのが大きな魅力で、その気になれば生涯を通して遊べる趣味の世界でもある。つまり目的とかルールやコースは自分で決められるので、山遊びの中でも自己満足度の強い世界だと思います。

 まだまだ滑りたいコースや取りこぼしたコースも有るが、体力勝負の山行も叶わずだんだん選択肢が狭まってきてしまうのは残念ですが、今思えば飽きもしないでやっていられるのは遊びで子供の頃からスキーに馴染んでいたからか?

 何時までやっていられるかは分かりませんし、普段は自分の山行記録などめったに読見返したりもしないが、最近になってふと勝手にランキングしてみました。

東北アルパインスキー日誌 山スキー山域別記録

 

2006年1月1日 日暮沢小屋~大朝日岳登頂

 

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秋の気配の月山山頂 2018.08.19

2018年08月25日 | 山歩き

先週の灼熱の飯豊には懲りてしまったが、どうやら冷たい高気圧が張り出してきてこれはチャンスと月山を目指した。
湯殿山神社から金姥までは快適て静かな歩きだったが、この先から山頂までは当然の如く行列のできる超人気コース。
町の中と同じスカートにスニーカー姿のお嬢さんもいたりして如何にもここは月山。それでも山頂までは3時間位で到着し、下りは2時間半ほどで降りて湯殿山神社着。
ほとんど汗をか事もなく下りもスムースだったので今日は身の丈に合ったコースだった様です。

 

 

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飯豊連峰 川入~切合小屋~飯豊本山 2018.08.11~12

2018年08月17日 | 山歩き

今回は泊まる小屋を間違えて混雑の状況。夏に弱いのは自分でも解っていたが、強い陽射しにやられて歩きが嫌になってしまった。

飯豊連峰 切合小屋付近でのブロッケン現象だが、左下の谷から這い上がった霧に背後から太陽光が差し込んだため。たぶんこのポイントでは良く見られる光景だろう。気持ちよさそうに見えるが8月11日の日差しは強くとても暑かった。

この猛暑の中一泊二日の大日岳登頂など最初から無筋の話だった。それでもうまい酒を味わい、見知らぬ人と話もはずんで良い山行でした。昔は大日杉から大日岳を14時間かけてストンしたこともありました。#飯豊連峰 #飯豊本山 #切合小屋


http://alpaineski.sakura.ne.jp/dainitidake2004.07.html

 

 

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釣りとお散歩コース 南蔵王 2018.07.15

2018年07月16日 | 山歩き

2週間前の石転び沢での酷暑で山歩きに嫌気がさしたので、こんどは涼しいところで釣りを楽しみのんびりした山歩きを目論んだ。
この欲張ったいいとこどりのプランに最適なのが中央蔵王~南蔵王にかけたエリアで、標高1500m以上に逃げ込めばひどい汗かきの自分も快適なはず。
釣りの方は2年前と比べると魚影が薄い感じだがまあまあの釣果で、10時からは今や超人気コースの屏風岳までのコースをのんびりと歩く。
山スキーでは何度か歩いているこのコースだが、蔵王に通って47年もなるのに夏山は初めて。シャクナゲの花の時期を外したとはいえ、このコースは団体さんの行列が続いてツアー会社のために有る山か?
始めて歩いて気が付いたのがアオモリドドマツ(シラビソ)の枯れた醜い姿で、熊野岳や刈田岳の山頂から刈田峠や杉ヶ峰の東斜面の広大なエリアがその被害の範囲となっている。
山スキーで遊んでいるときには全く知らなかったが、その被害はさらに拡大傾向に有るようで、このままいったら蔵王の樹氷となる母体が死滅する可能性がある。
温暖化や酸性雨・病害虫の拡散やのほか、最近になって中国方面からのPM2.5による説も有力視されている。
確かに、3月頃の蔵王の稜線や東斜面などには黒々とした縞模様が散見され、自分では以前から大気汚染物質の拡大は実感として捉えてはいた。
職業柄で恐縮ですが、住宅の屋根やビルの屋上を高圧洗浄すると、長年堆積したものが泥と共に流れますが、車の廃ガスや土ほこりだけではないとも疑っています。

樹氷の森が壊滅の恐れ(蔵王)

https://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/64360076.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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村山葉山 山ノ内コース 2018.06.17

2018年06月20日 | 山歩き
村山葉山はパウダー斜面では月山に負けない積雪量と急峻な斜面が連続して最近人気も上昇し、月山に飽き足らないスキーヤーが増えている。しかし、山スキーでは何度も訪れている村山葉山だが、雪のない時期に訪れたのは寒河江側の畑コースが1回のみ。こんな村山葉山だが、かつて4月に山スキーで登り損ねた山ノ内コースを歩いてみようと出かけた。

葉山は、山岳信仰の山として東北地方一円の尊敬を受けていた。

東北地方には、葉山信仰と呼ばれる信仰がある。葉山は「羽山」「端山」とも書かれ、里から離れた「奥山」に対し、里に近い山という意味をもつ。葉山には農業の神が住むとされ、季節の折々に山に登り、五穀豊穣を祈った。村山葉山は特に、役小角が山を開いて以降は修験道の山となり、山麓に寺院や宿坊が作られ、江戸時代初期までは羽黒山・月山とともに出羽三山の一山に数えられていた。のちに出羽三山の一山となる湯殿山を奥山に見立て、その手前にある葉山という形である。葉山の神は、「葉山薬師権現」と呼ばれていた。

初期には、天台宗・真言宗兼学の慈恩寺が葉山別当寺であり、この地を領していた大江氏、最上氏の庇護を受けつつ葉山修験の中心となっていたが、天文年間に慈恩寺が葉山と関係を絶ち、三合山(十部一峠)を奥の院としてからは葉山の山岳修験は衰退し、いつしか出羽三山からも外れることとなった。(ウキペディアより参照)

登山口は大鳥居(おんどり)から林道を進んで10台位は可能な駐車場からスタートする。まもなく沢を渡渉するが異様な光景で周りを見ると、沢全体が大規模な土石流が流れた後で荒れている。どうやらまだ最近の出来事のようで、稜線の直下から流れた様子で1300m程度の標高の割には規模がでかい。

最初は急峻な尾根を辿って行くとやがて烏帽子岩が頭上に姿を現し、急峻な基部をトラバースして急斜面を斜上すると尾根上に飛び出す。後は死火山となっている爆裂火口跡に沿って葉山神社と葉山の山頂を目指すが、見応えのするパノラマコースは刈払いもされていて快適で気分も良い。

途中会ったのは登山者ではなくタケノコ取りの方々が4名位で、畑コースと違って静かな山を満喫出来て今日は得した気分。気温はやや低めで汗かきの自分にとっては最適な環境で、葉山神社でキンキンに冷えた軟水で喉を鳴らして満足至極。左膝の不調で様子見の山歩きだったが、下りも比較的痛みもなく下れたので気を良くしてしまった。
(所要時間 5時間半)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カンチェンジェンガ写真展をのぞいてみると

2018年05月17日 | ヒマラヤ

5月15日~20日まで開催されているカンチェンジェンガ写真展を覗いてみた。初日の来客数は予想以上の数で、お客さんにはトレッキングの様子や山の話などで話は弾んでいる様でした。

展示されている写真はパソコンのデスプレーで見るのと違って見栄えがする感じで、ヒマラヤの白い氷の斜面や迫力のある黒々とした急峻な岩壁、そして紺碧の空が素晴らしいコントラストとなって印象深い。臨場感があって素晴らしいヒマラヤの世界が凝縮されているように思え、こんどこそは自分もその場に立ちたいという気にもなる。

しかし、往路の後半まで山は殆ど姿を見せない染みな山歩きで、高度差1000m以上の険しい道の登下降を繰り返してようやくたどり着いた。降雪で難儀して辿り着いたBCでは素晴らしい好天が訪れたがそうですが、4週間にわたる旅は楽ではなかった様です。

右から佐々木さん 黒沢さん 高橋さん

ジャヌー北壁

カンチェンジェンガBC カンバチェン峰

カンチェンジェンガBCで凧揚げ 日本各地で凧揚げを行っている黒沢さん

可愛い女の子と子供の写真がやたらと多い黒沢さん

電力ビル1Fのグリーンプラザは人の流れが良い

トレッキング全般からカンチェンジェンガBCまでの撮影は高橋さん

トレッキング中にはいろんな交流が有るようで楽しい雰囲気

ヒマラヤに関する情報は佐々木さんから是非どうぞ

ヒマラヤ遠征やトレッキングの経験豊富な佐々木さん

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ネパールヒマラヤ カンチェンジェンガ写真展

2018年05月10日 | ヒマラヤ

かつてネパールヒマラヤの未踏峰を目指した山仲間が写真展を開く事になりました。昨年秋のトレッキングで当初自分もメンバーに入っていたが都合で参加できなかった。
ジャヌー北壁~カンチェンジェンガの北壁のBCを目指すこのコースは思いのほかハードだった様で、標高差1000m以上の登下降を繰り返して辿り着いた様子ですが、撮影は予想を超える出来で満足の山行だった様です。

2018年5月15日(火)~20日(日)
10:00~18:00 (最終日は16:00まで) 入場無料
東北電力グリーンプラザ (電力ビル1F)
プラザギャラリー NORTH
仙台市青葉区一番町3-7-1
TEL 022-225-2969

【メンバー】
高橋 茂さん 仙台山岳会OB
2年ほど前に閉店した「レストラン・カノウ」の元オーナーシェフ。黒伏山南壁ダイレクトルート開拓時の相方で、1975年のアンナプルナサウス遠征の仲間。

黒沢 順さん 仙台山想会OB
沢登り・山スキー・海外トレッキングなどの山行歴が豊富で実に多趣味な方。

佐々木和夫さん 仙台一高山岳会
仙台ジャズフェスの立役者で実行委員長を長年務めた著名な方。ネパールヒマラヤ・カラコルムに数多くの遠征・トレッキング歴があり、元ヒンカラ会議(ヒンズークシ・カラコルム会議)の主要メンバー。1975年のアンナプルナサウス遠征の仲間。

#ヒマラヤ #カンチェンジェンガ #トレッキング #ネパール

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鳥海山 大平~御浜小屋~笙ヶ岳東斜面~大平 2018.05.06

2018年05月07日 | 山スキー

5月連休の鳥海山は3年連続だが、今回は残された最後の課題をクリアーする山行の予定だった。マイナー好みの自分としてはメジャーコースの回数は少なく、殆ど訪れる人のいない東面の体力勝負の実に地味なコースとか、殆ど晴天など期待されないまぐれ当たりの元旦の七高山登頂などが思い出に残る山行となっている。

11年前の3月に長大なフォレスト鳥海から七高山のコースを日帰りする物好きもいなかったが、今思えばそれは体力と気力があったその時だからできた話で、くたびれた山行だったが今となっては充実感があって楽しい思い出だ。

自分の限界もとっくに過ぎ去った今となってしまったが、最後に残った文殊岳から千畳ヶ原の長いスロープは何か魅力的なコースに思えた。しかし、前日は午前中の荒れた天候でチャンスを逃してしまい、今日は行けるだろうと思って大平から登り始めて文殊岳からの斜面を狙ったが、結局御浜小屋で強風に難儀して挫けてしまった。視界は良好だったが先行した2名のメンバーも途中から降りてきた様だった。

この日は祓川方面でも強風で皆さん殆ど行動が出来なかった様だが、仕方なく笙ヶ岳の東斜面を1本滑ってお茶を濁したのみで本日終了。鳥海山の最後の課題は来年のお楽しみという事にしておこう。

 

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        山スキー山域別記録

 

 

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