スキー仲間からの画像で石跳川上流部の湯殿山東斜面の全総雪崩です。
雪崩は石跳川源頭東斜面上部の斜面から発生している様で、破断面はかなり大きく落ちたブロックも大きい。
雪崩の発生は4月13日頃と見られますが、まとまった降雨によって上部斜面に荷重が掛かり、クラックが拡大してブロック崩壊したものと見られます。
冬季の湯殿山に通って20年位になりますが、この時期にこれだけの規模の雪崩を見たのは初めてです。今年の積雪量が異常に多かった事とまとまった降雨が原因と思われます。
湯殿山東斜面の大規模な雪崩は2年に1回位の頻度で発生しており、1月~2月にかけても表層雪崩が東斜面に大規模に発生する事も有り、南東北では最大規模の雪崩発地区と言えます。




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