東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

最近釣り行けなくなった暇人のボヤキ 2014.09.16

2014年09月16日 | 山釣り
最近、田舎の用事でさっぱり山の方はご無沙汰となり、もうすぐシーズンオフとなる釣りも出来ずストレスは溜まる一方。今シーズンは後一回しかチャンスしか無いだろう。

そこで、3.3mのバッタ物の竿に決別して新たな竿を最近仕入れ、竿用のテンカララインも一新して身支度だけは整えた。調達したラインはフライ用のフローティングラインで、AIRCL17.0m巻のテーパーライン。(¥3.076)テンカララインなら4~5本とれるのでお財布にも優しい。

以前、知人にもらって使っていたコータックのフローティングラインが使い易かったが、老舗ブランドのはずが倒産して現在は手に入らなくなった。そこでワイルドワンで見つけたのがこのラインで、「3M」と表示してあるのでおそらく同じラインと思われる。

ラインには適度な重さがあって飛ばし易く、朝日連峰のように水量が多い滝壺近くの爆風傍でも届き、渓筋に風が有っても飛ばしやすく初心者にも扱い易い。強度も有るのでバックキャストで引っ掛けても撚り糸がよじれる事はなく耐久性もある。まあ、使ってみなけりゃ解らないが・・・。

先日、15年位前に在籍していた「宇都宮渓遊会」の最高顧問の瀬畑翁にFBの友だち申請をした所、杉川でご一緒した時自分がクロスズメバチに7発刺されで地獄を味わったが、その時キンカンを多量に塗ってもらって助かった時のコメントが帰ってきた。

別に、弟子にして頂いた程の間柄では有りませんが、後で頂いた瀬畑翁自作のテンカララインは今でも大事にしています。

毛鉤を巻くことは出来てもラインまで自作できる人は少ない。瀬畑翁から頂いた4.5mと6.0mの2本は海釣り用の糸を手で編みこんだ貴重なお宝。

ムチの様に遠くまで飛ばし易くて安定性が有り、滝壺でのしぶきもものともせずピンポイントを狙える。市販品の細い機械織りのラインとは別物で、耐久性は抜群でしかも引っ張った時の撚りは無く、まさに山釣りに特化した芸術品と言ったらオーバー?
 
瀬畑翁の釣り方はウェットフライを水面下に流し、フライフィッシングのように水面上にラインを弛ませ、しっかり毛鉤をくわえ込んだ岩魚の糸ふけで当たりを取る釣り方。

自分ではとてもそんな技術には程遠く、最近はアタリ取りやすいドライテンカラでお茶を濁すこの頃。朝日連峰の大きな源流域でもう一度そのラインを振るのが最近の願望です。



テーパラインのフローティングライン


自然に毛鉤を流し易いフロロカーボンのレベルライン。


瀬畑翁から頂いた4.5mのライン。



同じく6.0mのライン。(とても使いこなせません。お宝。)

コメント
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