「セレヴの街、ロサンゼルス郊外のマリヴでも住宅焼失。」
米国は、雨不足と干ばつの異常気象にみまわれた。地球温暖化の影響は米国でも如実に現れている。カリフォルニア州南部では大規模な山火事が発生、南部ジョージア州では水不足で非常事態宣言の発令、危機的な状況だと言う。
カリフォルニアの乾燥した季節風は「サンタアナ」と呼ばれ、平年より渇いた空気と高温の影響下、風の勢いは尋常ではなく消火活動が難航、鎮火のめどが立たない。シュワちゃん知事は、州兵1500人の投入と刑務所の模範囚2300人以上の動員を指示した。23日時点で、東京都の約45%もの面積が焼失した。
また、南東部の数都市では水不足が危機的水準に達し、住宅街や公園の緑の芝生は節水で茶色に枯れ、造園産業は大不況。ジョージア、フロリダ、アラバマの各州間では、ラニアー湖からの水源をめぐる争いにまで至っている。
NASAの宇宙科学研究所長は「干ばつや山火事などの現象は、地球温暖化と関連した地表の加熱により激しさを増した。」と指摘した。(新聞記事・要約転載)
ゆり姫、CO2削減に消極的だった米国が自国の危機に苛まれて、どのように環境保護対策を始めるのか注目しよう。ゴア前副大統領のノーベル平和賞受賞が伊達じゃないところを、ぜひ示してほしいよね★!
山火事は一刻も早く鎮火する事を祈ります。