東洋大学アイスホッケー部 事件

数日前からネット上で何かとアイスホッケーファンをヤキモキさせていた、東洋大学アイスホッケーチームですが、
朝日新聞が“事件”を報じ、大学側もお知らせとお詫びの声明を出しました。

事件のあらましを伝える朝日新聞
http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201304020457.html

東洋大学学生部のお知らせとお詫び
http://www.toyo.ac.jp/soshiki/2/17568.html

事件のあらましは、
・部員が暴力事件を起こした。（当人は退部）
・監督は大学側への報告を怠ったとして解任（部長・コーチも引責辞任）
・公式大会を１年間辞退 （自粛？）

と言うものです。
後は東京都アイスホッケー連盟が、チームにどのような処分を下すかが注目されますね。
公式大会を１年間辞退とは、いつからいつまでなのかも私は分りませんが、少なくとも秋の関東大学リーグ戦
やインカレは出場出来ないのは明らかです。

秋のリーグに出られないと言う事は、次年度は降格を意味すると思いますが、
問題は一つ下のディビジョン降格 （現在のDIV.ⅠAからDIV.ⅠBへの降格）で済むのか？
それとも一番下位のディビジョンまで落とされるのかが大きなポイントですね。



前者なら一季でトップディビジョンへ復帰するのは、それ程困難な事ではないと思いますが、後者ならトップディビジョンへ復帰するまで数年は掛かる事になり、
高校生のスカウティングにも影響は必至です。

メディアも大学側も“暴力事件”の詳細は述べていないので、これ以上は詮索しませんが、女子日本代表が、ソチ五輪出場を決め、世間の注目がアイスホッケーに少しだけ集まった折、誠に残念な事件です。

OBとして、一ファンとして、慙愧の念に堪えません。

既に部長が辞任し、監督は解任、コーチも辞任と言う事になると、気になるのは後任のスタッフです。
私に人事権はありませんが、事件がネット上で噂された頃と時を同じくして、東洋大学OBで、日光アイスバックスの村井監督が辞任しました。何か関連性はあるのでしょうか？

詳しくは知りませんが、東洋大学アイスホッケー部には他大が羨む程の“特待制度”があるらしいです。今回の事件を起こした選手が特待生かどうか、特待生だったとしたら、どの程度の特待だったのか？事件と特待生との関連も調べた方が良いと思いますね。
（特待制度を止めろと言ってる訳では無いけど・・・）

東京都アイスホッケー連盟では、来週にも東洋大学の処分を発表するようです。
チームは連盟の処分が出たら、速やかに公式HPで事の顛末を公表しないと駄目ですよ。
（いつまでも 《メンテナンス中》 ではファンは納得しないです。）

選手は大会に出られなくて、厳しい環境に置かれますが、復帰を果たすまで、心身共に鍛錬し、捲土重来を期されるよう、頑張って耐えて下さい。