2008年9月15日(月・祝)
石川県立音楽堂
1・ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番ハ長調op.72b
2・カンチェーリ/ロンサム(孤軍):偉大なスラヴァ2(に),2人のGKから(日本初演) 3・ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調op.125「合唱付き」 日本ほど、ベートーヴェンの第9を演奏する(しかも師走) 国はないし、海外では、そんなに頻繁に演奏されないから、 海外のオケのメンバーで、第9をやったことがないというケースも 多い。でもOEKに限っては、故岩城宏之氏が、第9を演奏しすぎる 傾向に批判的だったことから、おそらく日本のオケの中では 最も第9を演奏しないのでは? 私もOEKの第9をきくのは15年ぶり(記念コンサートも逃してたの で) この日は、ラッキーなことに、1番前の真ん中の席という初めての経験。 ドキドキしながら娘と並んできく。 1曲目、序曲「レオノーレ」今回は、憧れのギドン・クレーメルの率いる 室内オーケストラ,クレメラータ・バルティカと合同で、響きも重厚。 何より、1番目の真ん中の席って、こんなに音がきこえるんだ!という 興奮! 指揮者の方ってこうやってきこえているのか・・・ 左右から、すべるように音が流れてくる!身体全体で音を感じて、もう 全身しびれる感覚(笑) 1度是非この席、お勧めします! 井上さんとOEKの作るベートーヴェン、すばらしいです。 そして、興奮のクレーメル登場! 風がささやくような音!人間の奏でる音ではない! クレーメルのわずかにきこえるピアニッシモの音に、大音響のオケが かぶさる、すごい過激な曲。 クレーメルがわずか1メートルくらいのところで演奏しているので、 気が遠くなりそうでした(笑) 休憩後の第9。華やかな堂々とした演奏。 井上さんとOEKの第9!いいです。すばらしかった! OEK合唱団もよかったし、ソロのソプラノは、先日、国立の合同コンサート で歌っていただいた澤畑恵美先生! 艶のある気品に満ちたソプラノでした。 興奮のうちに終了した演奏会。 目の前の憧れのクレーメル・・・ この日の音は、ずっと私の中に残っていくのだと思う。
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えー?会場に娘さんと?
お会いできなくて残念だった
レオノーレもよかったですねえ。
音が丁寧に処理されてて、
すごく重厚で上品な演奏でした。
クレーメルの音!
3階バルコニーまできこえましたか?
もうあの方が、目の前であの演奏!(笑)
なので、私はもう呼吸できない状態(笑)
急遽、自らの出演で演奏したのが、
あの戦争がテーマの曲、
あのすばらしい才能集団
クレメラータ・バルティカを結集して…
感動でしたね。
第9、よかったですよねえ。
井上さんは、表情が豊かな方なので、
舞台に現れた時から、釘付けです(笑)
大満足の演奏会でした
実は私も娘たちと聴きに行ってました
20周年とあればこれは聴かないと後悔するかもと思い出掛けたのですが、ただただ感動!でした。
レオノーレは本当に重厚という言葉がピッタリ。胸が熱くなりました。クレーメルのかすかなかすかな音、まったく音楽ドシロウトの私でも凄い!と感じました。突然度肝を抜くようなオケの音に揺さぶられ、なんとも不思議な曲でした。第9も文句なしに良かった~!!
ちょっと残念だったのは、3階バルコニー席だったため井上さんの指揮が見えなかったことです。ラ・フォルジュルネ以来、チャーミングな井上さんのファンとなった娘も今度は指揮者の見える位置でと言っています。
yoshikoさん、いらっしゃるかなぁと思って探してみたのですが、一番前の席だったのですね
私にとっても念願の第9を聴くことができて幸せな1日でした。