コーディネート本に思うこと

・コーディネートの本は、よい例を紹介してくれればそれでいいと思う。

つまり、NG例はあんまり見たくない、というか。

バッテンとかエヌジーとか、その文字を見るだけで、ちょっと気持ちが萎えませんか？

どこかで「おしゃれ、というのは、みんなからダサいと思われてる人からどれだけ距離を取れるか、だ」みたいな斜めからの評が書いてあって、そういうメンタリティで生きるのはつらいな、と思った。

なにがかっこいいかがわかればいいじゃん。

なにがかっこわるいかがわからなくたって。


・お洋服のサイトでは、もっと平均身長の人の試着例が見たいかも。

スタイルのいいモデルさんの写真は、写真集的な感じで見るにはたのしめるけど、服のカタログとして考えるといちいち‘マイナス15センチ’っていうのを考える必要が出てきて頭をなやませる。

忠誠心リップスティック

もう何ヶ月くりかえしているでしょうか。

学校帰りに寄れる駅近くのオーガニック系コスメのお店と、近所の化粧雑貨店のオーガニック・コーナーに、しょっちゅう行っては口紅のテスターを手に取る行為をくり返しています。

もう大体、しぼれているんだけど、‘買おう’と思った瞬間、‘でも、やっぱり…’、ほかの色が気になるかも、とか、消費期限が気になる、とか、本当に使い続けられるかわからない、とか思って、やめる、っていうパターンです。

でも、さすがに、２、３ヶ月くり返して（ちょっと気になるな、って思ってからは、１年くらいかな）、今日くらい心を決めようかと思っているのですが。

そしたらね、ネットで、３、４割引きくらいになってるのを見つけて。

あっ、って思った。

オーガニックの化粧品って、ちゃんとしたお値段するから計画的にやってきたっていうのがあって。

だから、お安くなってると、やっぱ、いいかな、って。

でもね、何度もテスターを試させてもらったお店に、さんざん試させてもらって、やっぱりこっちが安いから、はいさいなら、っていうのはわるいな、と思って。

しょっちゅう買うものじゃないからこそ、一回のお買い物をどこでするかっていうのは大事な気がする。


まぁ、田舎出身で、10年前に東京出てきて、‘東京ってなんでも高いなぁ’と思って、で、根っからの倹約家みたいなとこもあって、お金をかけない生活にほこりをもったりしてた一面もあったけど。

最近、オーガニック・コスメとかそういう勉強をすこししてみると、エコという概念に加えて、エシカル（倫理的）ということが出てきて。

あんまりお安いものって、生産者が搾取されているケースがある、って話があって。

そりゃそうだな、と。

自分の作ったものは高く買ってほしいけど、人の作ったものは安く買いたい、って、まぁ、ふつうの考えだと思うけど、それが度を越すと、たぶん、なにか違っていて。

まぁ、極端にならないことが大切ですね。