新・東京日記 ~ママチャリで行くわヨ!~

子育ても一段落し、だいぶ落ち着いてきた日々の備忘録。

すいか

2009-06-29 | Weblog

JICA研修の講師。午前中みっちり3時間、ジェンダー主流化政策概論について。。今回の研修生は、カンボジア、ネパール、アフガニスタン、ボスニア、ハイチ、ウルグアイと様々な地域から、8名。すごく和気あいあいとしたグループで、ディスカッションも盛り上がり、楽しかった。みんなで出し合ったChallengesは、まったく文化や歴史が違う国々でも共通のものが多い。日本も含めて。それから、ほとんどの国々で「ジェンダー予算」を取り入れているのにも驚いた。朝、セミナールームに入っていった瞬間に、「オオサキサ~ン!!」と研修生の一人からいきなり声をかけられたんだけど、この方、4年前にジェンダー統計研修にいらしていたカンボジア女性省のLimさんだった。その当時、6週間の研修に私はコーディネーターとしてかかわっていたんだけど、最終成果物のリーフレット(カンボジアのジェンダー課題・状況がぱっと一目でわかるよう、統計データを集めて一覧表にしたもの)を参加者の方々と四苦八苦して作った覚えがある。その試みは、カンボジアに帰国してからも続けているそうで、毎年ちゃんと制作しているんだって。最新版をくれた。4年前のものよりずっとsophisticateされていて、あの時の研修がちゃんと実を結んでいるんだなぁ、と感動してしまった。

麻布十番で息子と待ち合わせ、久々にグレイスにてサムゲタンランチ。なんか、虫の居所が悪いらしく、二人で沈黙のまま食事。。。。。ほんと、ティーンネージャーは気分のムラがすごいっ!!!これにいちいち感情的につきあっていてはいかん、ホルモンの嵐が吹き荒れているから仕方ないのだ!!!と自分に一生懸命言い聞かせる。。。。

娘っ子も帰宅して、三人で西瓜を食べる。すいか、美味しいなぁ。今日は思いがけずお天気だったので、朝ぐわ~~~っと洗濯物を干せて、それがよく乾いて、充実感でいっぱいだったす。


さようなら、マイケル

2009-06-26 | Weblog

今また、にて東京に向かっている。今週は火曜日にも特別に授業があったので日帰りしたりして、結局二往復。すっかりのフリクエントパッセンジャーってヤツです〓

今朝、7時のニュースでマイケル・ジャクソンが搬送された、って報じられてて目が点になったんですけど、そのまま午前中いっぱい授業をして昼過ぎに研究室に戻ってきたら、なんと亡くなったというでないのびっくりしたし、なんだかすごく悲しくなってしまった

洋楽に目覚めた中学生の頃、世界中はマイケル一色だったでないの。私も初めて小遣いで買った洋楽のLP盤は紛れもなくスリラーだったさ。ベストヒットUSAや、夜中にやってたMTVでスリラーやビリージーンやBeat Itのビデオクリップをみてはその度にドギモを抜かれてたさ。

高校2年でカリフォルニアに留学した時には、もう車の中もダンスパーティーでもフットボールの試合でも、Bad一色だったがや。そして、Ma n in the Mirrorに感動したがや。(只今名古屋を通過中)

そのあと、色がどんどん白くなっちゃったり、ネバーランドとか男の子に虐待とか、ミュージックシーンというよりも、タブロイド紙ばかりをにぎわすようになってしまった。NYに住んでいる間は、マイケルっていうとKing of Pop Musicというより、本当にKing of Tabloid って感じで、あんまりマイケルの音楽を聴くこともなくなっていた。

が、日本に帰ってきてからしばらくして、BSで黄金の80年代ミュージック特集をしていて、堂々の第一位が当然「スリラー」。そこで本当に久しぶりにスリラーのビデオクリップを、たまたま一緒に見ていた息子とはーちゃん(注:妹、世界放浪中)とでみたんだけど、いやー、久々に興奮しましたわ。息子もすごい感動していた。。。

で、そのあと、今度ははーちゃんの計らいで、私と息子はMTV Music Awards2006を観にいったんですけど、超スペシャル・サプライズゲストが、なんとマイケルだったよのね~~~~~。あまりの強烈なオーラに、思わず、息子をおぶったまま、「まいける~~~~~~!!!!」と絶叫してステージにかけよったのが昨日のようだ。。。。(詳しくは、2006年5月のブログをご参照ください)

あれから三年。

こないだ、息子とポワンタージュでごはん食べたとき、YouTubeで観れるパロディ映像の話でもりあがった。そのときに、私は思い出してしまった。マイケルの、Beat ItやBADのパロディがあったことを。。。日本語ではアル・ヤンコビックだったと思ったが、英語だとWeird Alだったよね。Beat ItはEat it1,BADはFAT。思わず家に帰ってすぐにカズマとYouTubeでこのパロディを見ておなかがよじれるよど大爆笑したものだ。と同時に、オリジナルのマイケルのクリップも観て、改めてスゴさに感動したのであった。

そのまま、私は一人でYouTubeサーフィンをし、次から次に懐かしの80年代映像を観てノスタルジーにひたってたんですけど、最後に行き着いたのが、私の高校時代のすべてといってもよいであろう、俳優リバー・フェニックス。。。Stand by Meから始まり、Mosquito Coastなどなど。彼は私と同い年だったので、結構のめりこんだ覚えがある。。。。リバーがベジタリアンだというので、私も一念発起してベジタリアンになってみたり。。。。。(まぁ、ただ単に影響されやすいんだが)

そのRiver、21歳の時に死んでしまった。薬物中毒。やはり、たくさんの薬物を混ぜてたらしい。自然を愛しててナイーブな印象しかなかったRiverなので、私は大ショックを受けてしまった。しかし、YouTubeで行き着いた彼の人生のドキュメンタリーをみたら、繊細かつ才能があふれるがゆえに、ハリウッドでどんだけ悪い大人やハイエナみたいなやつらがむらがったことか。。。。結局薬物に走って、死んでしまった。。。。Riverという金ヅルがなくなってしまっても、きっとそういう悪い人たちは次なるターゲットを見つけて群がり、骨の髄までむしゃぶりつくすんだろうなぁ。

なんか、マイケルにも同様の哀しさを感じてしまった。非凡な才能をもって生れた人、それを開花させた人には、それにあやかろう、利用しようとする人がたくさん群がってきて、よっぽど身近に真摯なブレーンや家族(ま、これもあてにならないケースも多々ハリウッドなどではあるようだが)がいないと、孤独とプレッシャーで命を落とすまでになってしまうのかなぁ、と思った。特に、ピュアな人ほどそうなんだろうなぁ。。。。しんみり。


祝:「動く→動かす」(GCAP Japan)始動

2009-06-18 | Weblog
「ほっとけない世界のまずしさ」を前身に、そして昨年の洞爺湖G8サミットでこれまでにないアドボカシー活動を展開したG8サミットNGOフォーラム・開発/貧困ユニットの主要メンバーが中心となって結成されたのが、世界的なNGOムーブメントGlobal Call to Action against Poverty (GCAP)の日本版、「動く→動かす」 。今日は、記念すべきお披露目シンポジウムだったので、私も広尾のJICA地球ひろばに駆け付けた。


私自身、「ほっとけない」にもG8NGOフォーラムにも深くかかわっていたので、知った顔があちらにもこちらにも。久々に再会できた人々もたくさんいて、とても楽しいひとときであった。内容も本当にぴかいち。世界中の活動家の方々からの激励・お祝いビデオ・メッセージからはじまり、「動く→動かす」が再結成されるに至った経緯やミッションの説明。政策提言とそれを下支えするパブリック・モビライゼーションを中心に活動を展開していくそうだ。今回、日本の各界からのお祝いスピーチもあったのだが、日本国内の貧困問題に関する活動を行っている反貧困ネットワークの方も冒頭でお話をされた。これまでは、国際協力のコンテクストでの貧困削減運動と、日本国内の問題というのはある意味分断されていた。アフリカの貧困に日本ももっと支援を、というと、必ず「日本国内の経済状況だって悪いのに!」という反論があった。しかし、今回の金融危機を契機に、日本国内の貧困の状況と、世界の貧困の状況は同じ構造的問題をはらんでいるのだ、という理解が広まったように思う。それはやはり不均衡・不平等な富や資源の分配にあるのだろうし、弱者の声が政策に反映されていない、国の予算分配に反映されていないという事実がある。日本も「一億総中流」などと言われ、日本には貧困など存在しない、というメンタリティが政治家にもメディアにも行政府にも私たち市民にもあったのではないか。

それが、いつの間にか、貧困は広がっていた。。。。OECDの調べだと7人に1人の子どもが日本で貧困状態にあるという。母子家庭の子どもにいたっては、3人に2人だと。。。しかも、日本政府は子どもの貧困に関しても大人の貧困に関しても、データをとっていないというから驚いた。今、日本国内の貧困の問題と、世界の貧困の問題、そしてそれに対する市民による運動がリンクしはじめたのかなぁ、と思う。選挙をひかえ、これから遅ればせながら日本でもパラダイム・シフトがおこるのかもしれない。

現場で活動しているNGOの方々のパネルディスカッションもとても面白かった。反アパルトヘイト運動が、1976年に黒人の中学生や高校生たちによる平和なデモ更新に対して警察が発砲し、若者の死者が出たことから始まったことを初めて知った。

総括では、「動く→動かす」の事務局機能を率いているアフリカ日本協議会(AJF)というNGOの稲場さんによる「今こそ、貧困の無い公正な世界は作れるんだ、という強い信念を持ちましょう」という強いメッセージと、毎年10月17日に全世界で行われている「Stand Up and Take Action]キャンペーン(貧困撲滅への意思を表すためにみんなで立ち上がる、というイベント。全世界で一億人以上の人が昨年は立ち上がり、日本でも二万人以上の人が立ち上がった)の練習をしましょう、ということで、100名以上の参加者全員で、いざ、スタンドアップ!の練習をして、締めとなった(笑)この稲場さん、2006年に初めて会ったんだけど、話をした数分で、その頭脳明晰ぶり、博識ぶり、確固たる信念を持った活動家ぶりに驚嘆し、以来、仕事も一緒にしつつ、ずっと尊敬している。こういう人がいるんだね~。最近の日経ウーマンネットでも、ジャーナリストの吉田鈴香さんが大絶賛していて、私もうん、うん、とうなずきながら読みましたわ。詳しくは⇒ http://blog.5012.jp/nikkeiwoman/essay2/

他にも、すごい優秀かつ熱い人たちがNGO業界にはたくさんいて、話をすると本当に刺激になる。またいろいろと一緒にやっていきたいわぁ。

ここしばらく、「すっとこどっこい」な状況にあったので、知的刺激を受けて、モチベーションが上がったのでありがたかったです。。。。

今日の出来事

2009-06-13 | Weblog

今朝はだらだらとゆっくり寝ていたかったが、もちろん娘っ子にたたき起こされた


来週、水泳の授業が始まる。それにあたり、学校で受けた耳鼻科検診で「鼻炎」でひっかかってしまった。そこで、かかりつけの耳鼻科に「泳いでもいいですよ」のお墨付きをもらいにいかないといけない。。。診療時間が午前中だけなので、ごろごろしていたいが、しょうがないから出かける準備。それに、イトーヨーカドーにスクール水着から何から、水泳グッズ一式買いにいかないといけないので、二人で出かける。

まぁ、そんなノリで耳鼻科とそのあとイトーヨーカドーに出かけたのだが、急きょ、娘っ子の幼稚園の時の大大大親友のまゆちゃんとそのママ(私らママ同士も超~~~仲良くなった)と待ち合わせて、恵比寿ガーデンプレイスに行くことになった。めっちゃご近所のかっこだが、まぁ、ご近所の人、って雰囲気でいいべと思い、そのまま、ガーデンプレイスへ。オープンカフェでお茶。ガールズたちはアイスココアを飲み終わると、オープンスペースで走り回って遊んでいる。そのうえ、兄ちゃん達(うちの息子と、まゆちゃんの兄ちゃんで小4のノブくん)はそれぞれ自分たちの友達と遊びにいってるから別行動。「いや~~、成長したよねぇぇぇ、まとわりつかれないでお茶できるなんてさぁ」としみじみしつつ、ひたすらお喋りしたのであった。。。。

その後、田町でノブくんとおちあって、「ワタミ」にいった。ワタミの渡邊社長の本や連載は読んだことあるんだけど、今日の今日まで「和民」に行ったことはなかったの。。。。しかし、メニューはいろいろ、しかも、や、安い!!!道理で繁盛するはずだわぁ。。。。でも、なしてこんなに安いの・・・?うーむ。

夏休みのレジャー・プランをわいわいと相談してまた長居。レジャー第一弾は、「東京湾納涼ナイト・クルーズ」に決定!!楽しみだ~。

その流れで、まゆちゃんがうちに泊まりに来ることに。二人でお風呂にはいって、二人が大大大好きな桜井翔君主演の「ザ・クイズショウ」をみて、お布団で歌をうたっている間に、まゆちゃんは眠ってしまった。。。。娘っ子はまだ眠れないらしく、息子と私と三人で「エンタの神様」を見てま~す。。。

ティーンネージャー街道まっしぐらの息子は、最近ろくに話もしないくせに、さっきから部屋から出てきて愛想をふりまいている。しかも、友達と遊んでから帰宅した後、私たちが帰ってくるまでに家じゅう掃除をしてくれていた。なんかあるな~~と思ったら、案の定、「月曜日にサマーランド行くから8000円くれ」だとさ。ほんまに金がいる時だけ愛想よくまとわりついてくるんだからよ~~~


素敵なキャンパス

2009-06-12 | Weblog
無事にお務めおわり、帰路(遠い)に着きました。
朝一から2時限ぶっ続けでやるから、なかなかインテンシブ私も授業が終わる頃には喉がイガイガしてくるくらい。
が、授業もかれこれ四回目になり、学生さんたちとも通じてくる。なかなか挙手をして発言、とか質問、とかまではいかないが、あてるとしっかりした意見や視点を発表してくれるので頼もしい
今日は初等教育とジェンダーがテーマだったので、ちあきねえさん、長野智子ねえさん&フジサンケイニューヨークの愉快な仲間たちと撮影、制作したグアテマラの女子教育プロジェクトのビデオを上映。それまでみんなで議論していたことが、そのまんまビビッドに映像になってるから、みんな見入ってくれていた私も久しぶりに観たが、我ながら良く出来た作品じゃ。わかりやすい映像がキレイ水先案内人の智子レポーターの伝え方がウマイ2000年に制作したんだけど、全然古くないどころか、これは開発教育や啓発のマスターピースですがな
あ、あと今日は、やはりこの大学で教鞭をとられているが今はサバティカルでニューヨークのコロンビア大学にいらしている国連の大先輩のWさんの特別セミナーがあったので私も聴きに行った。今の世界の動きから、学生さんへのメッセージまで、イキイキと楽しそうにお話しされていたスッゴク久しぶりだったので終わった後にご挨拶。Wさんはかつて、UNICEF駐日代表をされていた。もう10年以上前。その時に大学院先でまだまだ開発についてはアッパラパーだった私はアポをとって会いに行ったところ、すごく親身に気さくにご自身の色々なご経験や、キャリアアドバイスをしてくださった。私はそれを忠実にフォローして、国連で働き始めた経緯がある。あのときに話を聴いたのがWさんではなくて、国連のハァ~なところを体現したような人だったらこの道は選ばなかったかもしれない。
それはさておき、私のニューヨークでの大ボス、Nさんもいらしていて、ひとしきりご挨拶。
さあ、もうすぐに乗車します!
写真は、バス停からキャンパスに続く素敵な小路。赤毛のアンの世界ですぅ

定番

2009-06-12 | Weblog
2週間ぶりに関西。ホテルの近くの駅ビルでいつも夜ご飯を調達するんだけど、ネギポン酢たこ焼きと、老舗和菓子屋さんの見た目も涼やかな水まんじゅうとコーヒー大福が定番メニューになりつつある。たこ焼きは青ネギがたっぷりかかってて、それにポン酢醤油とさらに七味唐辛子を振りかけていただくんだけど、あっさりしてて、ウマイビールによく合います
和菓子屋さんはたくさん水菓子があってディスプレイを見てるだけでも楽しく選ぶのが大変。繊細なお味もたまりまへん
とにかくドアツードアで4時間以上かかる場所なんだが、美味しいものがあると遠路ウキウキと旅できるものである。空気も美味しいし、研究室もあるので静かに書き物や研究もできるし。夜も邪魔されずにテレビ見られるし

おばーちゃん

2009-06-11 | Weblog

娘っ子がパパからもらった誕生日プレゼントは、たまごっち。
設定を間違って、午前と午後が逆転してる。直しかたがわかんないから、そのままに。たまごっち、昼夜逆転。
「ママ、たまごっちよろしくね、オヤスミ~」とさっさとオヤスミになる娘っ子。キミがママじゃないんかい
残された私は、たまごっちがウンチしないか、病気にならないか、お腹空かせないか、気が気じゃない。すっかりおばーちゃんの心境で、寝不足の今日この頃。