新・東京日記 ~ママチャリで行くわヨ!~

子育ても一段落し、だいぶ落ち着いてきた日々の備忘録。

謹賀新年(2018年):子育て半分終了!

2018-01-01 | 家族

謹賀新年。

なんと、前回の更新から3年近く経ってしまいました。

大学生だった息子は、社会人に。娘は高校受験を目前に控えた中学3年生になりました。

普段のお正月は、湘南の実家に長逗留し、江島神社に初詣に行くのだけど、今年は娘が「受験直前:正月特訓コース」なるものに奮って参加するというので、東京の自宅で年を越しました。

今から5年前のお正月。息子がちょうど大学出願中だった。すべて、アメリカの大学。滑り止めもなにもなく、行きたい大学だけを受けました。鎌倉で受験の神様といえば「荏柄天神」だ。私も高校・大学受験の時にお参りに行き、バッチリご利益があった。ので、息子と娘と三人で「荏柄天神」に御参りに行き、よーく祈願し、絵馬を買って「●×Collegeに合格しますように」と奉納したものだ。しかし、3月。息子は見事に全部、滑りました。今だから笑い話だけど、当時、最初の不合格通知でこそ「ダメだったね〜、ははは」みたいな感じだったが、次も、その次も、となると、さすがに乾いた笑いは乾ききり、ため息・・・。結局、6月のハイスクールの卒業式には、まだ進路が決まっていなかった。

娘の合格祈願はどこにしようか?という話をしていたとき、その時の記憶が蘇ってきた。

私:「荏柄天神はご利益なかったからな。ダメだな、あそこは」

息子:「違うよ〜、ご利益あったんだよ。『Ka●●〜(←息子の名前)、そこはお前の行くべき大学ではないよ〜』って教えてくれたんだよ」

私:「確かにそう言われてみれば、そうかもな。日本の○○大学に行ったから、日本文学も勉強できたし、ライターのアルバイトで日本語の文章もバッチリになったね。で、交換留学でイギリスに行ったから、そこで一緒だった△△君に誘われて、あの国際会議の日本代表団になって、そのあと、あの省庁でインターンして、その延長線上で、今の会社に就職できたんだもんな・・・。むむむ〜〜〜。」

息子:「そうだよ〜〜」

文学を専攻した学生は、一体どんな職業に就くのかと思っていたけど、蓋をあけてみれば、とっても良い会社に入社できて、毎朝元気に通勤している。朝食のときに、今関わっているプロジェクトの背景にある国際潮流や、グローバルな職場のユニークな先輩・同僚たちの話をしてくれる。そういう話を聞くと、わたしも朝からとてもハッピーになる。ほんの数ヶ月前までは「学費」がかかっていたのに、今では生活費として家にお金を入れるようになった。しかも、今年は妹やいとこたちにもお年玉をあげていた!息子に関しては、子育て終了です!肩の荷が下りました。およよよ。

ということで、改めて、我が家の家訓。

「家訓 その②:流れ着いたところがベストプレイス」。

私たち家族にとっては、真理である。(ちなみに、家訓その①は、「走るのは、急いでるときだけ」。しかし、これを頑に守っているのは私だけである。)

でも、やっぱ、合格祈願@荏柄天神はやめておこう・・・。