新・東京日記 ~ママチャリで行くわヨ!~

子育ても一段落し、だいぶ落ち着いてきた日々の備忘録。

International Women's Club Japan(IWCJ)の理事になりました

2010-12-19 | 開発教育

世界中の主要都市に、International Women's Clubという任意団体があります。

その都市に住む外国人女性たちの互助組織・コミュニティのようなもので、会員同士の交流や、その国について学ぶ文化活動、チャリティなどの社会貢献活動を中心に、各国で独自の活動を展開しているそうです。その日本版、International Women's Club Japan (IWCJ)を立ちあげたのが、竹村真紀子さん。まずは「日本の女性や子どもたちと、『日本の中の外国』である在京大使館との交流」からスタート。2009年から、大使館のシェフと協力して、その国の代表的なお料理の作り方を学び、一緒にクッキングするという活動を展開されてきました。最初のイベントは、竹村さんがかつて留学したハンガリー大使館とのコラボ・イベント。その後も、たくさんの大使館の協力を得て、「食文化」を中心とした、体験型のイベントを月に一回のペースで開催してこられました。

私がこのプログラムの事を知ったのは、竹村さんの息子さん(超イケメン)とうちの娘が学校のクラスが一緒というご縁から。ハンガリーのイベントのご案内をいただいたのです。「わ、楽しそう!美味しそうだし!」と思ったのだけど、予定が合わなくて参加は断念。その後もなかなかスケジュールが合わなかったのだが、やっとこさ7月のドミニカ共和国のイベントに参加。会場は、スポンサーでもある東京プリンスホテル。子どもたちは、ドミニカ共和国大使館の担当者の方々、東京プリンスの佐野料理長、そしてIWCJの理事で、ケータリング・シェフと飲食店のコンサルティングをされている寺脇加恵さんの指導で、ドミニカ共和国のお料理を楽しく、でも真剣に作りました。それから、ドミニカ共和国について調べてきたことを発表し合ったり、最後には彼の地のカーニバルの主役(!?)、悪魔のディアボロまで登場し、皆で音楽に合わせてホテルロビーを練り歩くなど、もりだくさんの内容。出来あがったお料理(フライドチキン、キドニービーンズの煮込みをかけたライス、サラダ、キャサバ芋のフライ、バナナチップス)がこれまた超美味しく、親も親で大大満足。帰りにもらったレシピを見ながら、後日我が家でも再現しました。

とても楽しい体験だったので、9月のエチオピア大使公邸でのイベントにも二人で奮って参加。なんといっても、エチオピアは、私がUNDP時代に6年間仕え、「ジェンダー」のイロハと仕事の仕方を徹底的に叩きこんでくれた上司、Asterの国なのだ。エチオピアは私自身も出張で訪れた事のあるし、子どもたちもAsterには本当に可愛がってもらったので、特別な国なのです。大使公邸では、コーヒー・セレモニーから始まり、まさにfull-fledgeのエチオピア・ディナーがふるまわれました。(ちなみに、コーヒーの発祥の地はエチオピアのKaffeというところだと言われており、私が人生で一番美味しいと思ったコーヒーは、エチオピアのとある村のカフェでいただいたカフェマキアート。。。。)食事はリビングルームにて、エチオピア式のピクニックスタイル。食べ方まで丁寧に教えていただきました。そのホスピタリティの深さに、改めて感動。しかも、大使館の担当官、DawitさんはAsterのお姉さん(外交官/大使)の下で働いていた!ということもわかり。。。。!しまいには、私は一参加者なのに、エチオピアの思い出を皆さまに語らせていただく機会までいただいてしまいました。

それがご縁で、竹村さんとランチ。私が「子どもたちが世界と日本のつながりやグローバル・イシューについて学べるような開発教育をやりたい。それから、グローバルな舞台で活躍するための視点やスキルを身につけられるようなプログラムをつくりたい」という思いをぶつけたところ、「IWCJを11月に財団化するので、是非一緒にやりましょう!」と意気投合。。竹村さんは竹村さんのこれまでのご経験から、子どもたちがクリエイティビティ、プレゼンテーション能力、リーダーシップスキルなどを身につけることの大切さを痛感していたとのこと。そこで、「リトル・アンバサダーをさらに発展させて、グローバル・キッズ育成プログラムを創りましょう!」と相成り、私も理事に就任したのでありました。

グローバル視点、多様性の受容、対話能力、リーダーシップ・スキルというのは、何も海外で活躍したい人だけに必要なのではなく、今後、日本国内で生きていく上でも必ずや身につけておいた方が良いassetだと思う。が、日本の学校教育でそれが身に着くかどうかは、はっきり言って甚だ疑問。だったら、自分たちの知見、経験、ネットワークを使ってやってしまえ!という発想です。

というわけで、①知る・体験する→②学ぶ→③行動するというスリーステップをベースにしたプログラムを展開し、子どもたちの視野と可能性を広げていけるような機会を提供できればと思っています。

その前段として、今月5日に東京プリンスホテルで、リトルアンバサダーのホリデー・イベントを大々的に開催しました。我が家も、私は総合司会、娘は2010年に行ったリトル・アンバサダー・イベントのプレゼンター(報告者)、そして、息子も会場ボランティア(通訳からかぶり物まで。。笑)と、一家総出。試験的に、「世界を知るアクティビティ」として、開発教育のエレメントを入れてみたのですが、これがとても盛り上がり、大好評。今後の展開に、大きな手ごたえを感じました。

詳しくは、次のエントリーで。


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1 コメント

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よろしくお願いします! (MAKIKO)
2010-12-20 23:35:59
本当にこの出会いは運命ですよねっ!!
よろしくお願いしまーす!
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