新・東京日記 ~ママチャリで行くわヨ!~

子育ても一段落し、だいぶ落ち着いてきた日々の備忘録。

お知らせ

2007-07-31 | Weblog
今年もやります。。。。
丸秘情報。私が総合司会です。むふふ。奮ってご参加くださいませ。


UNDP・外務省・G8/NGOフォーラム・(特活)ほっとけない世界のまずしさ共催シンポジウム

「“ケア・エコノミー”は成功への鍵か:
ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けて」

MDGsの中間点である7月7日を前に、国連は「達成の状況にはばらつきがあるものの、政府の強いリーダーシップ、貧困削減のために不可欠な分野への公共投資を増やすような効果的な政策と戦略、そしてそのために必要な国際社会からの財政的・技術的支援があれば、MDGsは達成可能である」と述べました。効果的な政策と戦略とは、いったいどのようなものを指すのでしょうか?本シンポジウムは、MDGsの相互関連性と達成のための必要条件を基礎社会サービスとジェンダーという観点から分析します。

MDGsは、教育、保健・医療、HIV/エイズなど、人々の生存と福祉と深く結びついています。これらに関するサービスをいかに貧困層にまで行き届かせるかが、MDGs達成の鍵となります。ところが、急速な経済のグローバル化の影響で、公共サービスの民営化や縮小が進んでいます。有料化されたケア・サービス(初期医療、介護、基礎教育など)にアクセスできない貧困家庭は、それ家庭内で負担せざるをえません。「ケア」は女性の仕事とされているので、女性の過重労働や新たなジェンダー不平等を引き起こしています。女性の過重労働の上に成り立ったセーフティネットには限界があり、MDGs達成の大きな障壁となります。したがって、MDGsを達成するためには、ケアにおけるジェンダー役割分担を把握し、ジェンダー平等の視点に立って、政策・戦略をたてることが重要であるといえます。

シンポジウムの目的:
1. マクロ経済の動向が途上国の貧困層に及ぼす影響をジェンダーの視点から検証する。主に女性によって無報酬で担われている「ケア」を経済学的にあらわしたケア・エコノミーという概念を紹介する。
2. ケア労働の国家経済および貧困削減への貢献を正当に評価し、女性のニーズを政策に反映させるための取組みの事例を報告する。
3. ケア・エコノミーという概念を用いて、MDGs達成に向けた政策や戦略、そしてドナーによる援助に「ジェンダーの視点」を統合するための方策を検討する。

日時および場所 
2007年8月7日(火) 10:00-16:30 (受付 9:30より)
JICA地球ひろば 講堂 
東京都渋谷区広尾4-2-24 電話番号: 03-3400-7717 
東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分

プログラム:
10:00-10:30 開会の辞 
UNDP東京事務所 村田俊一駐日代表
外務省国際協力局 小田克起審議官
(特活)ほっとけない世界のまずしさ 黒田かをり常務理事
10:30-11:30 基調講演
ウィニー・ビヤニマ UNDP開発政策局ジェンダー・チーム・ディレクター
(元ウガンダ国会議員、女性NGO FOWODE主宰)
11:30-11:45 質疑応答
11:45-12:45 途上国のNGOからの事例報告
・ 生き残るための戦略:HIV/エイズとケアに関するアフリカの経験から
・ (ケニア)
・ 分析:マクロ経済の枠組みにおける家庭内でのケア (タンザニア)
・ 革新的取り組み:ケア・サービスにおける公共セクターと民間セクターの
パートナーシップ(モーリタニア)
・ 無償ケア労働の国家経済への貢献の経済的価値(ネパール)
12:45-14:00 昼食
14:00-14:30   事例報告への質疑応答
14:30-16:00 パネルディスカッション「ケア・エコノミーと政策をつなぐプレーヤーたち」
モデレーター: 目黒依子 上智大学総合人間科学部教授
(国連婦人の地位委員会日本代表)
パネリスト: ウィニー・ビヤニマUNDP開発政策局
小野日子 外務省国際協力局 多国間協力課企画官
山田太雲 Oxfam Japan アドボカシー・オフィサー
お申し込み方法:
Eメールにて、タイトルを「ジェンダーシンポジウム参加申し込み」とした上で、お前(フリガナ)、ご所属/役職、ご住所、電話番号、メールアドレスをお書き添えの上、8月2日までにevent.japan@undp.org 宛てにお申し込みください。会場の都合上、ご参加は先着80名様のみといたします。お席に限りが生じた場合のみご連絡いたします。

お問い合わせ:
「“ケア・エコノミー”は成功への鍵か:MDGs達成に向けて」シンポジウム事務局 大崎
TEL: 03-5467-4751  FAX:03-5467-4753  Email:event.japan@undp.org