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ケーゲルミックスダブルス 横田基地。

「旅の恥はかき捨てだから。」

という相方の言葉に説得され、横田の米軍基地で行われた、
ケーゲルミックスダブルスに夏祭り気分で参加。

朝の4時半起きで行ってみると入国審査?のところにずらりと見慣れた顔。

トップアマチュアと組んでの、プロももちろんたくさん来ている。



身のほど知らずとはこのこと。

アマチュア男性の相方と、『一般しろーと女性』の私が、こんなところにノコノコと、
いったい何しに来ちゃったんだろうと心から思った。。


うまくいけば、私たちの下に一組でもあれば、BB賞でももらえるかも。
ぐらいの気持ちだった。



31チーム中上位9位までが予選通過。
残り3チームはスコア持ち越しで、敗者復活戦スカッチ6ゲームでのセカンドチャンス。

3分の1の6ゲームが終わった時点で、順位が読み上げられ、
私たちの名前がなんと次点10位で呼ばれた。

「次点10位!?ってことは、『惜しーっ!』ってこと(・・)??」


上手い人ばかりに囲まれた中で、そんな上位にいけるとは正直思ってなかった。
私が130、140をやらかしている中、相方は230、240と頑張ってくれた。

予選はショートとロングのレーンをヨーロピアン方式で個人6ゲーム。スカッチ6ゲーム。
日頃たいして投げない私は、それさえ投げきれるかどーか心配だった。



予選終了時点で12位。

「あと6ゲームだって。どーする?(・・)」 「んー。。投げるか。(ーー)」

くたくただったけど、セカンドチャンスのスカッチ6ゲームを投げることに。。

何とか投げきり、そこそこのスコアで敗者復活3つの枠の2番目に入った。
相方のおかげでようやくこれで予選突破。

この時点で賞金は確定。

決勝1回戦、4位から12位までのチームを3つに分けて、スカッチ2ゲーム。
その中で1チームだけが勝ちあがり。

「何で私がこの場に居られるんだろー。」

というくらい、場違いなのはじゅーじゅー承知。



入ったところは男子プロと女子プロがそれぞれトップアマと組んでのチーム。

でもボウリングは何が起こるかわからない。
運良く3チームの中のトップに立ち、うっかり勝ち上がって準決勝進出。

「見るからにしてあんなド素人級の女になぜ負けた!?」と、周りはきっと思っていたはず。

最後の戦い、22ゲーム目は宮崎映丞プロと美人アマで有名な津沢久美選手。
力の差は歴然。



よれよれの私は相方に1投目を譲ることが出来ないまま、スカッチは終了。

結果4位タイ。

ここまで残れたことが私にとっては奇跡。
ダブルスでは今までもらったことのない賞金を頂きました。


朝9時から投げ始めて休憩もなく、私たちが投げ終わったのが夜10時近く。。

気力体力の限界を超え、その場で倒れこみ病院送りにしてもらおうかと思ったけど、
ここはアメリカ。

英語には自信がなかったので、とりあえず日本の自宅まで、
相方の自家用救急車で搬送してもらいました。。

文字通り、死にそーな思いをしたけど、とてもとてもいい思い出になる、
楽しく幸せな一日でした。

ここまで引っ張ってくれた相方のすごさに心から感謝です。


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