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「可燃ごみの燃料等への利用」グリーンサイトジャパン株式会社

2007-03-13 07:45:23 | ちょっと 『気になる』 はなし
可燃ごみの燃料等への利用
愛知県田原市のグリーンサイトジャパン株式会社では田原市から排出される可燃ごみ16000t/年の全量を受け入れて炭化処理し製造した炭化物12000t/年をコークス燃料や保温材の代替品として県内の製鋼所に全量販売予定。(平成18年度の状況 ゴミ処理量13956t/年、炭化物出荷量841t/年)これにより、従来の焼却方式による処理に比較して50%の温室効果ガスの削減が可能となるとのことです。
このような取組は、従来の発想を180度転換するものです。可燃ごみは資源であるとの発想があれば、それを有効に使用することが必要である。グリーンサイトジャパン株式会社ではPFI手法により運営しています。

PFI手法とは、地方自治体等が公共サービスを住民に提供するための方法のひとつです。地方自治体は民間が出資・設立した「特別目的会社」とパートナーシップを構築して、民間が公共サービスの一部を地方自治体に代わって提供します。特別目的会社は、民間の資金、経営ノウハウ及び技術力を活用し、事業資金の調達から始まり、公共施設等の建設、維持管理、運営等の業務を創意工夫して実施します。
公共サービスの高度化に加え、公共事業費の削減などの時代背景から、積極的に民間の資金・ノウハウを活用するPFI手法の採用が広がってきました。PFI手法の導入により、「①事業コストの削減」や「②より質の高い公共サービスの提供」が期待できます。(グリーンサイトジャパン株式会社 ホームへージ内解説)

グリーンサイトジャパン株式会社は「日本ガイシ、大成建設、UFJセントラルリース、テクノ中部、中部鋼鈑が共同出資した「グリーンサイトジャパン」が、ごみ処理・炭化物販売事業をPFI手法で実施しています。」
愛知県は「地球博」を開催した県であり、環境に対する意識の高い県であると思いますが、それ以上に企業の先見性があると思います。当然この施設の運営ノウハウは蓄積され、将来の事業展開を目指していると思います。将来の実証実験プラントです。

この施設はビオトープも併設されており、見学自由とのことなのでぜひ一度みてみたい。

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