SDGsは17の目標と169のターゲットから構成されている。
企業は、事業活動の中で自らの役割を確認して、真摯に取り組む必要がある。
日本では、近江商人の「買い手よし、売り手よし、世間よし」の「三方よし」の考え方が知られている。
渋沢栄一の「道徳経済合一説」は企業の目的が会社の利益追求にあるとしても、その根底には道徳が必要であり、国や人類全体の繁栄に対して責任を持たなければならないとしている。
このような考え方を企業の社是にしたり、企業理念としているところは多い。
企業は利益のみ追及するのでなく、社会の役に立つことが求められている。
SDGsは日本語だと「持続可能な開発目標」と言えるが、企業も持続している事が必要である。
SDGsは何のために必要なのか?
それは企業がこれからも、社会の中で認められ、尊敬されて、活動できるため。
そして、そこで働く人の「心の支えとなる」ため。
そのことに共感できる従業員を一人でも増やしていく事が求められる。