パナソニック、藤沢市に「環境都市」 CO2を70%減
太陽電池など標準装備 2500~3000人居住見込む
- 2010/11/17 20:22
同社はビルや住宅に使う省エネ機器をまるごと受注する事業に力を入れており、今回の例を街全体で事業を展開するモデルケースと位置付ける。既存の街を省エネ化する事業は他社も手がけるが、環境配慮型の街を一からつくるのは国内初の試みという。
約19ヘクタールの工場跡地にマンションや戸建て住宅、店舗、病院などの建設を検討している。今後、実際の開発に当たる不動産開発会社に土地を売却。パナソニックは省エネ機器を供給するほか、エネルギーを有効活用するためのサービス事業などを展開する。
藤沢市で同日、記者会見したパナソニックの桂靖雄副社長は「藤沢でノウハウを蓄積し、いろんな地域に広げたい」と抱負を述べた。』
国は2050年に80%削減を目指しているが、現状の技術を使っても70%程度削減できるとすれば、2050年80%削減は夢ではないかもしれない。実際問題としてすでに最終目標に近い生活をしている人もいるわけで、実施する意思があるかどうかということかもしれない。