★東京では会議もろもろ★

　公明党内閣部会。国家戦略特区の基本方針案について。国家戦略に基づく規制緩和が第三本めの矢として重要であればこそ、民間議員も参加する国家戦略諮問会議における議論に期待します。

　規制緩和は目的でなく手段です。規制緩和は必要でも、規制自体にこれまで果たしてきた意味があります。規制の緩和を目標とするのではなく、何のためをよく話し合い、その上で必要な規制緩和かをよく見極める必要性がありましょう。

　医療現場を知らずに医療を国家戦略に位置付けるのは効果的ではありません。高い医療見識に基づいて患者さんの顔を思いながら提言をしてほしいと思います。農業現場を知らずに農業を国家戦略に位置付けようとすると混乱を懸念します。食する国民の顔を思いながら第一次産業の現場で培われた高い見識に基づいて提言をしてほしと思います。期待します。

　Integtrated resortすなわちカジノを含む特定複合観光施設について説明を受けます。

　国際会議を行うMICE機能を併せ持ち、劇場、博物館、水族館・・夢のようなリゾート地を思い浮かべます。シンガポールの成功例のように何もないところに集中投資するのはいいかもしれませんが、我が国で既に整備されてある地域にまた一から同じものを作ると無駄になるでしょう。既存の仕組みを利用しつつ、外国のまねそのままではなく、その地域に不足しているものを補いながら整備する必要がありましょう。何のためにIRが地域で求められているかを今後詰めてみたいと思います。

　地域包括ケアシステムについて打ち合わせ。

　既に形ができているところ、これから新たに作っていくところ。まずは、公明党地域包括ケアシステム移動推進本部第一回会合を九州・沖縄に誘致して開催をお願いしてみたいと思います。

　種々、会議が続きます。日本再生のために地に足付けた議論、現場感覚を共有する努力を忘れない議論が必要でしょう。

　皆様から教えて頂きながら建設的な政策提言を行ってまいります。

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