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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

食べず嫌い

2007-06-13 | 週末ごはん・お酒
いつものように表題と関係のない話から入ります。毎度すみません。

会社にグループ会社3社共同で使っている冷蔵庫が1台あります。
各社利用棚が決まっているのですが、我が社の棚に見知らぬ賞味期限切れのヨーグルトやらなにやらが放置されることが多々あります。 社内で聞いても該当者はなく・・・いつも私が片付ける羽目になるのです。


今日はカップ入りの「もずく酢」が入ってました。
しかも、賞味期限2005年です! 

もちろん処分しましたけど。 
正直、捨てるためにカップを開けるのが怖かった。

しかし・・・先月冷蔵庫チェックしたときにはなかったのになぜに2005年のものが?

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さて、本題。

ほとんど好き嫌いなく、同僚から「なんでも食べる女」と言われる私ですが実はちょっとだけ苦手なものがあるにはあるのです。


その一つが高野豆腐。

堅いんだか柔らかいんだかわからない食感と(どっちかはっきりせ~、と)噛むと「ぐじょっ」っと汁の出るあの感覚。 特に冷たかったりするとアウトです。泣きたくなります。 それでも出されれば食べますけど。


ところが何を血迷うたか?精進料理の本で高野豆腐の酒粕和えというのを見つけまして、嫌いな高野豆腐なれど「作ってみようではないか」などと思ったわけです。 挑戦的ですねー。

もとはといえば、某居酒屋でたんまりどっちゃり「酒粕」をいただいて使い道に四苦八苦した故で。




普通に市販されてるなんてことのないカチコチの高野豆腐を[薄味のお出汁]=昆布・鰹出汁、みりん、水、砂糖=で戻しながらしばらく煮てさまします。

酒粕に出汁と味噌少々を合わせ

高野豆腐の汁気を少々絞り、細切りにして和えます。


本来精進料理なれば昆布や椎茸の戻し汁を出汁とするところですが、菜食主義者ではない私は鰹節も使用してます。


ちなみに写真のものはちょっと絞りすぎたため酒粕の水分を高野豆腐が吸ってしまって少々ごたごたした姿になってしまいました。


ところがねー、これが「目からウロコが落ちる」なおいしさ♪
↑この言葉、私の場合コンタクトレンズが落ちるような気がしてとってもイヤなんですがあえてここでは使います。

高野豆腐がこんなにおいしく食べられるなんて~


酒粕が大の苦手という方はダメかもしれませんが、青ネギのトッピングもあってか酒粕の臭いはさほどじゃなくなりますので嫌いじゃなければおいしく召し上がっていただけるかと思います。


もし、くわしい作り方をご希望の方がいらっしゃれば別途メールにてご案内します。


これで高野豆腐ギライの呪縛から逃れられたのか、先日日光でいただいた高野豆腐の湯葉巻きは非常においしゅうございました♪ 


克服して「キライ」→「スキ」になったこの達成感。 幸せです。

くいしんぼ~