花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

古代蓮の里(埼玉県行田市) -2 露

2014-07-31 | 花・風景・旅・他
青空に向かってすっと顔を上げて立つような花もいいけれど、雨に濡れた姿の風情もいい

と、思ってみればどっちつかずの曇天に時折薄日がさす空模様。


どっちかにして



とはいえ、天候はどうにもできないのでそれでも雨の名残の水滴か、朝露をまとっているのか、
という蓮たちをテーマに撮ってみました。




















































今週末はすでにもう見ごろを過ぎて花数が少なくなっているかもしれません。
詳しくは「古代蓮の里」で開花状況を検索してください。



おまけに、先日の記事最後に載せた写真をちょっと遊んでみました。










来週はちょっと変化球的に撮った写真をアップしようと思います。


皆様良い週末を。


さて、明日は浴衣なんか着ちゃおうかなぁ。。。 

花火♪ (花火の写真は下手だから撮りません~)

夏祭り♪

古代蓮の里(埼玉県行田市) -1

2014-07-30 | 花・風景・旅・他
毎年恒例、と言ってもいいくらいかと思いますが、今年も行ってきました古代蓮の里。



行こうか?どうしようか? 
写真を撮りにでかけるといえば「晴れ!」を期待するわけですが


予報は曇だったり雨だったり。


いっそ雨に濡れる蓮もいいんじゃないか?と出かけてみれば雨降らず。

こういう場合、自称「晴れ女」は返上したいもの。 なんとも勝手だけれど。



蓮の花を見るなら午前中勝負(らしい)

なので頑張って早朝起きて7時過ぎには到着。 でももっと早い人たちがけっこういらっしゃる。




駐車場は花が見ごろな期間は500円と有料ですが、入園料などはないので(展望台は別)
ずいぶんとお得かと思います。



さてさて、そんな前置きはこの辺にして古代蓮の里の風景をちょこっと連載します。







































































そろそろ古代蓮の花は見ごろを過ぎて花数も減ってしまっているようです。


Spinnin Ronin Japan 舞台「LEGS」

2014-07-29 | 日記
もう2週間も経ってしまいましたが、Spinnin Ronin Japanという方たちの舞台を見ました。

その紹介を抜粋すると、

コンテンポラリーダンス、ストリートダンスや様々な格闘技の技術を用いて、ヒューマンドラマを展開
武術家、元体操選手、ダンサー、役者・・・と実に様々な実力あるメンバーで構成されバックグラウンドが
違う個性がぶつかりあい、時に協調しひとつの芝居が出来上がる

とあります。















今回の舞台は一人を除いてはほぼセリフのない中でストーリーが展開していくというもの。
それゆえ、観る側の感性も磨かれる気がします。

大きい音があまり得意じゃないので、演劇もダンスもあまり観た経験もなく、このセリフなしの
構成、ストーリーの流れを理解するのに難しいんじゃ?必死に考えないとついていけないんじゃ?
と思いましたが、そんな心配は必要なく、かっこよくて、楽しくて、せつなくて、おかしくて
いろいろありの素敵な舞台でした。


次の公演は10月だそうです。

Spinnin Ronin Japan公式HP



実は・・・スピニンメンバーのうち二人はあの映像パフォーマンス集団<enra>に所属しています。
そんなご縁からファンになりました。

これからも楽しみです。

美しい自然たっぷりの道東…でもものすごくくたびれた(6)終わり

2014-07-25 | 花・風景・旅・他



最終日朝
天気予報は曇りから雨


あいかわらず予報とは異なる気持ちいい青空が広がっています。

宿近くにある岩山「オロンコ岩」の200段の階段を上りたい
網走刑務所を見てみたい

そんな要望に応えて当初予定の知床五湖を変更してまたもルートと時間を調べて・・・
今日はお尻に飛行機のスケジュールがあるので遅れるわけにはいかないから念入りに。


結局、せっかく事前に調べて決めた旅程はほとんど変更になってしまいました。

旅行中は相次ぐこれでもかの変更でいらついてばかりいたけど、落ち着いて今考えれば
「みんなが楽しめるように」考えたはずだったのに所詮独りよがりでちっとも期待に
応えられない計画だったのだなー、と自分の能力不足にがっかりなのです。



オロンコ岩は高さ60メートルの岩山で岩肌に階段が作られていて登ことができます。。
オロンコの名の由来はこのあたりの先住民族「オロッコ族」からと言われているそうです。
不規則で1段の高さもある200段はキツイ。
(地元の人に200段ときいたけど実際は170段ほどらしい)

せっかく朝風呂もしたのに汗だくだく。


でもその先には



絶景!!














足腰を考えて途中であきらめた父にはちょっと気の毒でした。


これからはもっと楽に、歩きを少ない旅程を考えなくちゃね。




次の目的地網走までの間に少し時間に余裕があるので途中、網走国定公園小清水原生花園で
休憩。

この時期はエゾキスゲ・エゾスカシユリ・ハマナスが咲き観光客が散歩を楽しんでいました。






釧網線






小清水原生花園
かわいい小さな駅がありました





















そして網走刑務所、正しくは博物館網走監獄。
もとあった場所から移築され、北海道開拓と監獄受刑者、当時の様子や歴史を知ることができます。




観光はこれにて終了。
帰りはレンタカーを返却して女満別空港から羽田です。





の前にちょっとだけ車を停めた写真スポット

誰もこの風景を車から降りてみようともしなかったけど・・・

女満別メルヘンの丘






たぶん緑の部分がじゃがいも
黄色が小麦
その奥に並ぶカラマツ







じゃがいも畑が花盛り・・を期待したのですが緑一色







メルヘンの丘近くのなんでもない場所
北海道の畑はアートよう

四季折々の彩りを見せてくれます



どの色が何だかよくわからりませんが
ジャガイモ・小麦・豆・ビートなどが
植えられているようです
(小麦とじゃがいもはわかります)





お疲れ様。

曇りと雨の予報ばかりの北海道だったけど、終わってみれば晴天続き。


関東をしばし脱出して避暑のつもりがけっこう暑かった北海道。

今度はもっとのんびり好きなところで好きなだけとどまって好きなものを食べるぞー。




そして、旅を振り返り。

やっぱり私は何もないと言われるかもしれない山や海の自然や里山の畑・家並みが好きです。


長々とおつきあいいただいてありがとうございます。



美しい自然たっぷりな道東・・・でもものすごくくたびれた(5)

2014-07-23 | 花・風景・旅・他


野付半島の細い道を引き返すと途中から晴れ間がもどり、さっきまでの霧の風景が幻の世界だったような不思議な半島でした。


ちょうど羅臼を通るころお昼時だったのでスマホでランチをやっているお店を調べ昼食がてら休憩をとります。
すべてがガイドブック頼みだったころに比べ、スマホでお店からルートからなんでも即検索できる便利さは。

昼食はいくらうに丼にトドのお刺身、カニのおまけつき。
トドのお刺身は冷凍もので色がちょっと怖かったけど(赤黒い)味も香りもくせなく
食べられました。

うにはもちろん殻開けたてで甘くておいしい!


北海道らしい海の幸を堪能し、いよいよ知床峠を目指します。
空は青く日差しが熱いほど。

標高が高くなるにつれ時折木々の間から見える海に島らしい影。

あれはもしや?


峠に到着して車を停め眺める先にくっきりすっきりとはいかないけれどたしかに見えました。




神様仏様ありがとう。
よかった。






知床峠に設けられたパーキングから見る国後島






これが国後












羅臼岳(1,661m)





峠をその先に下り宿泊地ウトロに向かいます。

あまりにもすんなりと車が走ったので少々時間も余裕ができて急きょ遊覧船に乗ることになりました。



70分の遊覧で、千歳に住む友人の「遊覧船から熊を見ることができるかも」の前情報の通り運よく熊が海岸に出てくるところを見られるでしょうか?


遊覧船会社のWEBサイトによると3時間半のクルーズでヒグマを見る確率は98%
70分では48%とのこと


さて?












滝から温泉が流れ込んだ部分と海水の色が2色に見えています







来た!
写真中心のちいさな黒いものが熊です



陸地であまり近くにはお目にかかりたくない動物ですが。。。







その日は温泉でのんびり。。。な夜


もうすでに、明日の午後には解放される
バンザイ な気分


つづく



美しい自然たっぷりの道東・・・でもものすごくくたびれた(4)

2014-07-22 | 花・風景・旅・他

2日目

予報は曇り~雨


悪い予感は的中し、耳に入ってきた言葉は
「天気悪くて(北方領土)見えそうにないからやめて別のところに行こう」


昨日の
<何が何でも見えようが見えまいが行く>
という確認はなんだったんでしょうか?


理不尽すぎる。
泣きたい。
やってらんねぇ。

T_T T_T T_T T_T T_T T_T

天気予報よりアタシの心はすでにどしゃぶり





どの方面も曇り~雨
ということは海をやめて山に行っても
美幌峠も山脈も屈斜路湖も<何も見えない>

霧の摩周湖なんて絶対霧だらけに決まってる


ならば予報通りにならないこと多々と言われる北海道のお天気、一か八か行ってしまえと
「見るぞ北方領土」コースで押し切る決意を固めました。




釧路からミルクロード(酪農地が並ぶ地帯)をひた走り根室半島と知床半島のちょうど
真ん中あたり、小さな小さな野付半島を目指します。
地図上の距離は国後島にかなり近いです。

参照
https://goo.gl/maps/t6fdX

野付は砂嘴(サシ=sand spit)という、沿岸流によって運ばれた砂がくちばし状の半島を
作り、湾内に湿地帯を持つ独特の地形でオジロワシなど野生動物も見られラムサール条約に
登録されています。

温暖化や砂の流出で近い将来(そのころ生きてない)には半島の形をなさなくなるであろう
というこの半島、実は調べるうちに私がとても興味ひかれていたのでした。



晴れ女パワーを発揮してか?かけは当たり予報に反し空は青く視界良好。
これはいける?



と期待したのですが野付半島の先に進めば進むほど空は曇り霧がたちこめて国後島はうっすら
とも見えず。
湾内からはまるで霧が地面から次々と湧き上がるように視界を覆い隠し湾外に流れていきます。
後でよくよく調べましたら冬は対岸の家までよく見えるらしいのですが夏はここ、霧が多いと
のこと。



そんながっかり感の中FBにアップした風景に道在住の友人から「低い霧だから知床峠なら見えるんじゃない?」との情報をもらって、どちらにしろ宿へのオンルートだったのでかすかな望みを託します。。







北方領土は見えずともハマナスが咲き見どころはいろいろ










つぼみのうちに虫にかじられたらしい痕が模様のように
ハマナス






オオハナウド







湾内に続く湿地にはエゾスカシユリやヒオウギアヤメが咲き乱れています






エゾフウロ(たぶん)






オオハナウド(アップで)






トドワラ

トドマツが海水で立ち枯れした様子

どこか幻想的






残念ながら期待したオジロワシ・エゾシカ・丹頂などの生物には会えませんでした


とにかく落ち着きなく一か所に長くとどまる時間も短くのんびりと植物や生物を探すという
時間がほとんどない旅



「次はどこ?時間がもったいない」にずっと追い立てられる私



お願い、知床峠から北方領土見せてください



つづく



美しい自然たっぷりの道東・・・でもものすごくくたびれた(3)

2014-07-18 | 花・風景・旅・他


釧路空港からは前予約していたレンタカーで出発です。

各家に連絡済のだいたいの旅程=
釧路空港~オプション丹頂鶴自然公園~釧路湿原(東側)~釧路市内ホテル
釧路~湿原(西側)~美幌峠・屈斜路湖・オプション摩周湖~知床(ウトロ)泊
ウトロ~知床五湖入口~女満別空港
他に希望があれば前日の昼までに申告すること

だったのに

さて、ドライブスタートというところで

鶴なんか見たくない。(飼われている鶴は私もさほど興味ないが)
湿原なんて何もない。(自然以外の何もなくちゃいけませんか?)
北方領土が見える納沙布岬行きたい。

と言い出すお方が(注:父ではない)一人。


釧路周辺は鶴と湿原くらいしかなく、今回の宿泊地では納沙布はハードすぎる
翌日のルート変更で北方領土が見られる場所に行けるか調べる

となだめて初日は予定通りに軌道を戻し一安心。




丹頂鶴自然公園到着

ここでは何組かのカップルの丹頂鶴が飼育されていますので一年見ることができ
春から雛の誕生で親子の姿に会えます




今年生まれた雛もずいぶん大きくなってますがまだ親から餌をもらっています






丹頂鶴の頭の赤は羽ではなく皮膚で赤い血液が見えているのだそうです。

へ~~~~~





では釧路湿原へ




(釧路湿原展望台より)

見渡す限り湿原と森

なんてきれいな青空!







温根内ビジターセンターから歩く木道







オオカサモチ(たぶん)






エゾノシモツケソウ





曇り空じゃさぞかし涼しいだろうと思っていた釧路は晴天で歩くと汗だくの暑さ。

父もずいぶん頑張ってよく歩きました。



そして移動の車中ずっとスマホと地図とにらめっこで翌日の予定みなおしな私。


夕方ホテルに着くと、ホテルスタッフに「ここから納沙布~知床は遠いのか?」と
某お方がまだなお訊ねる。
(アタシが信用できないってか?)

納沙布岬じゃなくても、何が何でもたとえ天気が悪くて北方領土が見えなくても、
臨めそうなポイントに行きたいというのでホテルのPCでルートを探し時間計算し

「じゃあ、明日は曇りでもなんでも北方領土が見えようが見えまいが観光ルート変更で決まりね」
と確認したのですが。。。



その日の晩は釧路のホテル近くで炉端焼き。
飲みたいお酒がな~~~い。


というわけで、コンビニでビール買って部屋で飲んでそれでも足りずホテルのバーでチョイ飲みし、1日目の夜は終わりましたとさ。

こんな私を気の毒に思ってか、姉がおごってくれました。 Thank you!



そして、翌日


つづく

美しい自然たっぷりの道東・・・でもものすごくくたびれた(2)

2014-07-18 | 花・風景・旅・他
嘆きの旅行記です。


いつも通りの父と姉夫婦の4人旅。(ダーリンはぜったい行かない)
そしていつも通り企画ツアコン担当は私。


ANA羽田11:20発 - 釧路行き
フライト前にまず一波乱

<集合は出発1時間前出発ロビーで時計台の番号を目印に
ただし保安検査場の混雑などあれば臨機応変に検査を済ませチェックインもOK>

こんな感じで少々アバウトに集合を決め当日



待てど暮らせど父が現れず
メールをしても電話をしても、電源が入っていないか電波の届かないところに・・・
のアナウンスばかり
25分前に館内呼び出しをしてもらうも音沙汰なし

まさか途中で何かあったんじゃ? どこかで倒れてる?
もうこれは中止して家に様子を見に行くしかない???


まさか、と思いながらも念のため「先にチェックインしちゃったりなんかしてないよね?」
とANAのカウンターで調べてもらうと






「はい、お一人でもうずいぶん前に入られてます」




安堵とともに怒りこみ上げつつ大急ぎで保安検査を済ませ出発ゲートで父発見。

いわく
<早く着いたから早め早めの行動と思ってゲートに来てみたらスマホの電波がなかったのでどうせ飛行機乗るんだからと電源切っちゃった>




おとーーーーーーーーーーーーーさんっ!!!!!


これ<臨機応変>ではないと思うのですが。


自慢気に「老人と言われたってまだまだこれくらい一人でできるんだよ~」的行動だったのが手に取るようにわかります。

臨機応変になんて大人扱いした私が悪かった。




と、行く前から帰るところだったお釈迦様もびっくりだろうバカらしいアクシデントの幕開けで。

かくして全員揃い無事に飛行機に乗り込み釧路に飛んだのでした。


つづく

美しい自然たっぷりの道東…でもものすごくくたびれた(1)

2014-07-16 | 花・風景・旅・他
お久しぶりでございます。

2か月前から部内一人欠員だの、ここ2週間は高熱だ咳だと絶不調でゆとりのゆの字もなく、
夏休みの宿題のごとくお尻に火がついてあわてるように、旅行直前土壇場になって旅程を
くみまして、無事行って戻ってまいりました。


当初は台風と一緒に北に飛ぶのかしら~? 

飛べるのかしら~? 

飛んでも着けるのかしら~?

千歳や函館に着陸って言われたってアタシ困るのよ。

と不安だらけだったものの、そこはそれ、日ごろの行いいいし、晴れ女だし(自称)

前日には台風一過!



ところが喜んだのもつかの間行き先の予報はなぜか曇りと雨マーク。


でもね、北海道のお天気は予報通りにはなかなかいかないそうでして、そんな淡い期待で
行ってみましたら晴天・快晴。


避暑のはずが暑いじゃないの北海道!なのでした。



前置きが長くなってすみません。

ということでボチボチ北海道旅行記アップいたします。










思わせぶりですが、この旅行、せっぱつまって旅程をくんだとはいえ時間計算をしながらルーティング
カンペキっ!!!なプランだったのですが最初っから波乱だったのでした。



では、つづく。