花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

2度目の台北はツアコン係(4)

2012-05-30 | 花・風景・旅・他

台北記事も急がないと5月がもう終わっちゃう!
今頃台湾はぐっと暑くなっているのでしょうねぇ。
もう雨季かしら?

まったく、今回は「ぼやき旅行記」です。


私たちが行ったときも台北のお天気はたまらなく暑いくらい良かったのに海の近くは東も北も雷雨の予報、
おまけに洪水警報や落石の注意報まで出ている山間部も。


つまり・・・せっかくのフリーの日に台北からどこにも行けない。




でも!!
まずは第一候補の猫空(マオコン)をめざせ。
と、ホテルのフロントにお天気どうかしらー?と聞いてみたら


なんと



「たしか猫空はゴンドラが点検で止まっていたはず」




えええええええーーーーーーっ!!!?????


PCで情報を確認してもらうと、定期修理だかで一ヶ月近くも(6月2日まで)停止中だとか。

そんなぁー
日本でいろいろ見たけど止まってるなんて情報なかったのに。


MRT木柵線(台北から20分程?)の動物園駅から全長約4kmのゴンドラで山を登ると鉄観音を生産する茶畑が広がる、
そこが猫空です。。。たぶん。
しかもそのゴンドラの何台かは床がアクリルで足元が透けて見えるという高いとこ好きにはたまらない
クリスタルキャビンがあるらしい。
(通常のキャビンとクリスタルはチケットが違うようです)
ネット情報によると混雑時は1時間待ちということもあるそうで。

行けなかったので、たぶんしか言えませんが。


猫空に行ったらきっと猫がいる、猫空で猫とまったりするんだ。という妄想にかられていた私はがっかり。
でも、駅まで行っちゃってがっかりよりはホテルで事前に知ることができたのは不幸中の幸いです。
フロントの方に感謝しなくちゃ!



他に行きたかった候補地は山間を電車行く昔、炭坑で栄えた「十分」から渓谷を散歩、とか、東の海岸方面の
これからリゾートとして発展しそうな「宜蘭」でしたが、何れも天候が悪すぎるようで断念しました。

お天気ばかりはどうしようもない。
以前よりは足腰が少し弱くなった父を足元が危ないところに連れて行くわけにはいかないし。


ということで、ホテルの方の勧めで結局台北市内から近いところで古い街並みが残る場所を訪ねてみることにしました。






台北駅前のユニークオブジェ

初めての台鉄乗車ですが・・・チケット売り場がわからずウロウロしているとボランティアという日本語が
達者な年配の女性が案内してくれました。
ホントに日本人にやさしい国です、台湾。





茶器など陶器の街
鶯歌(イングー)

お天気良すぎで暑いのなんのって!

茶器を見たいなーとも思ったのですが買ってもたぶん使うのは
最初の内だけでどこかにしまい込むんだろうからとやめました

ご一行様にはまったく興味のない様子







三峡老街(サンシャーロォジエ)
レンガ造りの古い街並みが残る

街並みは趣があっていいのですが、並んだ店舗は
観光客へのお土産や雑貨の販売でごちゃっとした印象










台湾で一番美しいと言われる彫刻のお寺






名物らしい「金牛角」
クロワッサンのような形でクロワッサンよりは
固いパンのようなものらしいです





どこかでお茶をするわけでもなくささっと歩くだけなので午前中半日だけで終わっちゃいました。



行くトコもうアイデアないんですけど。



とりあえず台北駅に戻りランチをしながら次の行き先を検討・・・と、

「時間もったいないよ、早く食べて次に行こう!」とせかされます。

もうギブアップしてツアコン係を投げ出したい気持ちになりつつも、今度はMRT(台北捷運=地下鉄新交通システム)に乗って
姉も私も行ったことのある淡水に行くことにしました。



淡水(ダンシュイ)は台湾のベニスと言われるところだそうです。が、日本人が見るにはそのイメージは
違うように思います。


淡水川の河口沿いに遊歩道と店が並び、船着き場がありますが人が多くてあまりきれいではないというのが
私の持っている印象です。

台湾の方には申し訳ないけれど。
ただ、私のイメージはきれいな夕日といういいところを見逃しているのかもしれません。

少し疲れたので2階の窓越しに川を眺めつつお茶のできるお店に入って一休み。



そして台北に戻り台湾最後の夕食です。


四川料理のお店へ。



旅行から帰ってたまたまTVで台湾の旅番組を見たら、行きたかった猫空と十分がものすごく魅力的に
紹介されてました。

あー、悲しい!悲しい!悲しい!

2度目の台北はツアコン係(3)

2012-05-22 | 花・風景・旅・他
台湾は中国各地方の中国料理店が揃っています。
それでも、どの料理でも、特に肉類には八角の風味を利かせたものが多いように感じました。

普段中華料理は作るのも不得手だし、あまり食べもしない私。
久しぶりの中華料理とはいえすでにもてあまし気味で食べ終わると「もう中華いらなーい」となるのですが

不思議なことにお腹が空いてくるとどうも体が香辛料を求めるようでまた「中華でいいかな」とこの繰り返しです。


あの、臭豆腐(チョウドウフ=本来の漢字は臭の字が大ではなく犬)さえなければ台北でもしばらく暮らせるかも?
あまりの臭さに姉はずっとこれのことを「くさどうふ」と言ってました。

実際、くさやより臭いと思う。




さて、前記事からの続きです。
足裏マッサージの最中に日本語が達者な受付係の女性スタッフが「時間あるなら全身マッサージは?ハンドマッサージは?」と
いろいろすすめてきますが、この後食事の予定があるからとことわり・・・
だってイコールお金がかかるんですもの。



食事に行く予定のお店まで車で送ってくれるというので日本語のできる女性に飲食店のインターネット情報を
印刷したものを見せるとそれよりいいお店に自分たちもこれから食事に行くから一緒にどうか?と言われ半信半疑の
ままに同行することになりました。



はて、いいように調子に乗せられてこのお姉さんたちのリベート稼ぎに利用されるのか?とも思ったりしながら
着いたお店は「梅子餐廰」(メイズツァンティン)

梅子はローマ字でUMEKOと書かれていますがあちらの読みはメイズです。


日本人観光客多数ですが中国語を話す人たちもいる様子。
メニューも日本語が書いてありますしほんの少し日本語がわかる人もいます。



この旅の最中、英語は各国共通で通じると思いこんでいる義兄はどこに行っても英語を、
というよりは英単語を発して会話しようとずっと試みていましたが・・・


私の経験上台湾は日本語以上に英語は通じません。
(若い子は日本人程度には英語がわかるようですが)



って言ってるのに懲りずに相変わらず英語で話しかけて「ダメだな英語通じないよ」という始末。
だから言ってるでしょー。


でも、この後もどこに行っても日本語ではなく英単語で誰にでも話しかける義兄でした。




台湾は屋内はどこでも禁煙なので食事が快適です





新筍のお刺身
ちょっと甘辛のたれをつけて
これがフルーツのようにおいしい!!






ちょっと危険かも?と思いながら
シジミの醤油漬け
お酒がすすむ~~





レバ炒め
柔らかさといい味つけといい抜群





甘エビ炒め





お決まりの青菜炒め





甘辛のスペアリブ


仕上げはここでも担仔麺
そして焼きそばも

4人で紹興酒2本取って3千元しなかったかと思います


円換算は日本で両替するとこの時でNT$1.00(=1台湾元)=3.22円
台湾国内の免税店や空港での換算はNT$1.00(=1台湾元)=2.8円



森林店と南京店があるようですが、私が訪れたのは南京店のようです。
かなり日本人向け
(愛想があまりないことを除けば)

台北市南京東路二段206号B1F
電話番号 (02)2506-7858
営業時間 11:30~14:00 17:30~22:00
年中無休


店員さんの愛想がない、態度が良くないとしきりに義兄は言ってましたが、高級店でもないかぎり日本の中国人経営の
中国人店員もこんなもんなので私はたいして気になりませんでした。

中国人と台湾の方はちょっと違うかもしれないですけどね。
(そんな人ばかりじゃない、とおっしゃる中国人の方々いらしたらごめんなさーい)

無用なツッコミかもしれませんけど、店頭に料理写真と日本語の料理名が書かれたパネルがでかでかとあって
惜しいことに「あさり」が「あちり」になっていました。
楽しませていただいてありがとうございます。


まだつづく。
翌日は泣きのフリー日

2度目の台北はツアコン係(2)

2012-05-21 | 花・風景・旅・他
みなさま、金環日食ご覧になりました?

専用メガネは買わなかったものの・・・だってくやしいじゃないですか、原価なんて100円もしないでしょうに

それでもちょっと早起きして太陽をチラ見してみました。
だいぶ欠けても裸眼ではまぶしくて「見ないでください」どころか凝視することなんてムリ。

ただ、ちらっと見た後の残像はしっかりと欠けて見える太陽の姿がわかりました。



そして・・・サングラスでヘタに光をさえぎって見つめると目を痛める元なのでサングラス越しにデジカメを構え、
明るさを最低にして液晶で見てみました。
写真はうまく撮れなかったけど見ることだけは成功かな?

デジイチのNDフィルター使えばもっとよかったんでしょうけれど、こんな時にかぎって行方不明。
それでも1/4フィルターじゃ役立たずかも?
(NDフィルター=光量を減らすフィルター)




さて、肝心の旅のお話です。



2日目の朝、ちょっとホテルのまわりをお散歩してかわいい(派手な?)教会を見つけました。













そして、本日は早々と自分がツアコン業務から離脱するために申し込んだ点心ランチ付きオプショナルツアーです。

まずは行天宮という商売繁盛(=お金が入る)の御利益があるというお寺です。






行天宮

中では熱心にお祈りしたり占いをしたりの現地の方が大勢




私もお線香をもらって(お線香は無料)お賽銭をあげてお祈りしました。
もうちょっと熱心にお賽銭もはずんでお祈りした方が良かったかしら?

日本語・・・通じたかな?



次は土日には主婦の買い出しでも賑わうという「雙連朝市」(シュアンリェンザオスー)です。

現地ガイドさん曰く、台湾は共稼ぎが多いのであまり家で食事をせず外食をするとか。
そして、外食の方が「安くておいしい!」のだそうです。

日本だって共稼ぎは多いけど外食は高いし、女性が家でご飯を作るのはまだまだあたりまえですよね。



では、朝市に並ぶ食材の数々をどうぞ。(ちょっとグロいものあり)






















鶏手羽ではありませんよ










食材以外にも衣料品もありました
こういうとこワクワクしちゃいます





買ったところでホテルで料理できるわけでもないので指をくわえつつ朝市見物終了。




そこから中華民国の初代総統である蒋介石の死に哀悼の意を表し建てられた中正記念堂を見学します。







アウトレットツアーということもあってか、ツアーそのものの参加者が少なく、オプショナルツアーは我が一家のみ。
車貸し切りでゆったり贅沢な1日です。



点心ランチはボリューム満点でしたが、やっぱり前回の台北旅行で行った日本人に大人気の「鼎泰豊」ディンタイフォン
の方がおいしかったかなー?
お値段も違うので比べちゃいけないのかもしれませんけど。



お茶のセミナー(って言ったって試飲販売みたいなもんだわ)と最後にお決まりの免税店でオプショナルツアーはおしまい。



時間が早いので特別に故宮博物館前まで車で送ってもらえました。


父はここをかなり楽しみにして時間をかけて観たいと言っていたのですが・・・
現地ガイドさんが言うには「一時間もいればうんざりします」とのこと。




なぜなら



中国からの団体客が次から次へとごっちゃり押し寄せて通路も階段も身動き取れずまさに1時間もいれば
うんざりして帰りたくなる。

なのでした。



入場の受付は16:30までで閉館は17時ですが3時半過ぎか週末の夜間まで開いている時を狙って行った方が
ゆっくりできるかもしれません。




博物館での立ち通しにくたびれホテルに一度戻り、足裏マッサージへと出かけます。



街中には足裏マッサージ400元という安いセールス広告がたくさんありますが、ガイドさんに
「時間が短かったり、いろいろ追加して高くするお店もある」
と言われ、安心な日本語が通じるスタッフもいる30分700元のガイドさん推奨のお店に行きました。


ツアーで日本人観光客が案内されるお店はだいたい足裏30分700元が相場のようです。
こういうお店でもやはり追加サービス(モチロン有料)をものすごく勧められるし、安いお店が悪いとは限りません。



マッサージの後は足がウソみたいにかるーーーい♪

と、軽い足取りで(←ウソ、車です)2日目の夕食です。


2度目の台北旅行はツアコン係(1)

2012-05-18 | 花・風景・旅・他
父と姉夫婦と連れだっての台北3泊旅行です。

姉と私は2度目の台北。
姉は社員旅行でずいぶんといい食事をしたようで台湾の食印象はすこぶる良いらしいです。



旅行先を決める時に「ベトナムと香港は高級料理店に行ったのに全然おいしくなかった。台湾はおいしいよ!」と言ってたくらいですから。


ベトナムと香港の皆様、ごめんなさい。
残念ながら彼女の口に合わなかっただけのことですから。



今回はそんなにいいお店には行けるわけじゃないので好印象が壊れなきゃいいけど。




台北101の後は晩ご飯、なのですがガイドブックで見ても回りにこれと言った日本人が入りやすそうな
飲食店がないようで結局宿泊するホテルに戻って館内のレストランにしました。

前回、次に台湾に行くときは絶対に地元民が集まるようなお店に!と思っていたものの、年とった父と
割合食には保守的な姉夫婦を連れてでは断念。
衛生的な日本人観光客が安心して入れるお店にしました。

現地ガイドさんも「日本人の方は屋台料理や街中のあまりきれいそうじゃないお店は行かないでください」と
言ってましたので。



民權東路という大通りに面したホテル/ランディスタイペイ(亞都麗緻大飯店)内にある「天香楼」にて。
ランディスは鉄道利用ならMRT中山國小駅が最寄りです。

台湾でタクシーを利用する場合、ランディスと運転手さんに言っても通じません。

中国語がしゃべれない場合、タクシーに乗るときにはおきまりの
<漢字の書かれた地図を指さすか、ホテル名を書いたメモを渡す>
これがベストです。





「天香楼」
予約をした方が良いようです
日本語メニューはありますが言葉はほとんど通じません
日本語よりは英語の方が通じます





豚足
濃い味つけで紹興酒がすすみます






たうなぎと黄ニラの炒め物
たうなぎって初めて聞いたんですが西日本にも生息してるんだそう
日本でも食べるのかしら??






アスパラ炒め






牛すね肉のワイン煮
日本だったら箸でくずれるくらい柔らかく煮るところですが
このお店のはナイフがないとちょっと厳しい固さ

他のお料理は全体に薄味なのですがこれは味が濃い!

お店の方が味が濃いのでご飯と食べた方がいい、と言うのでご飯に乗っけて






台南名物「担仔麺」(ダンズィミェン)
とりわけた後なのでちょっとさみしい写真になっちゃった

ちょっと油っこいけど前に来たときに他のお店で食べたものよりおいしい


海老をお茶葉と痛めた龍井蝦仁(川エビの龍井茶葉炒め)を食べ損ねたのが残念。




台北101の待ち時間40分とホテルまでの渋滞は大きな誤算で夕食はちょっと遅くなってしまいました。

余裕を持ってプランしないとダメですねー。


とはいうものの、余裕を持って行動して時間が余ると「時間がもったいない」って言われちゃうんで辛いんですけど。

4人で紹興酒2本飲んでお茶とお水(たぶん水も有料)ももらってサービス料10%込みNT$3,080くらいだったでしょうか?





のんびりと夕食を楽しんであとは部屋に戻るだけ。
初日から宿泊するホテルで食事なんてちょっと手抜きだけど、楽ちーん。





が・・・いびきで眠れぬ夜を過ごすこととなった台北の1日目の夜でした。

(誰とは書かないけどこんなとこで暴露してゴメンネ)


台湾に行ってきました

2012-05-17 | 花・風景・旅・他

昨日の写真の正解は出来た当時は世界一高かった「台北101」でした。

高さ508m
地上101階地下5階

89階の展望台が高さ382m
91階に屋外展望台
5階から89階まで一気に上がる世界最速の減圧器付きエレベーターは東芝製
上昇スピード1,010m/分
上り37秒(時速60.6km)下り46秒(時速36km)で稼働


ちなみに、スカイツリーは同東芝製ですが600m/分
現在の日本最速はランドマークの750m/分(三菱)

2014年竣工予定の「上海中心大厦」には三菱製1,080m/分のエレベーターが受注されている


だそうですよ。






窓枠のところにこんな案内が








残念ながら窓ふきさんと遭遇できませんでした。





この日は入場制限で5Fエレベーター乗り場前に40分待ちの行列。
3年前にツアーで行ったときにはなかったのですが、行列中に足を止められるポイントがあり
有無を言わさずそこで写真撮影。

セキュリティーのためではなく、記念写真(風景にはめ込み)の販売のための撮影でした。


晴れた日の101と花火の上がる夜景の101の隣に立ち姿で同サイズの人間が写るというもの。


なかなかお上手な商売です♪
買わなかったけど。