鈴鹿8耐（帰宅編）

鈴鹿8耐の前夜祭のパレードに参加した、その後。
全国各地から集まったKATANAな仲間達と、星空の下で打ち上げ
近況やバイクの話などで盛り上がった。
日付もかわった頃。
突然の土砂降りでお開きに。
過去2回も含めて、鈴鹿ではじめての雨。
鈴鹿も雨降るんだね。（あたりまえか）

明けて7月27日。
鈴鹿8耐決勝当日。

早々にテント撤収。
そういえば、今回の鈴鹿の旅。
（ヒトの）積載量↓にモノをいわせ、持参したものがある。


それは1枚のシーツ。
去年の鈴鹿で、テントの中に敷いた銀マットがベタついて気持ち悪かったからだ。
で、銀マットの上にシーツを敷いて寝てみた。
銀マットがベタベタしなくて良い。
ただ、翌朝には湿気と汗を吸ってジットリと湿っていたけれど。
積載量に余裕のある方は、試してみても良いかもしれない。

天気予報を確認すると、北関東と東北は夕方から雨。
決勝のスタートくらいは見て行きたかったけれど、
首都高越えて、疲労度MAXの状態で夜で雨・・・というのは避けたい。
今年もスタートを見ずに帰ることにした。

７：３０
鈴鹿を出発。
鈴鹿では熱い耐久レースが繰り広げられるが、
こちらもある意味「耐久」である。
さて、今年は何時間の耐久走行になるのだろうか。

鈴鹿IC。料金所は通ったものの、標識に書かれた地名を見ても地理関係がイマイチぴんと来ない。
いったい、どっちへ行けば帰れるんだ？
「伊勢湾岸道路」に出たいから「伊勢」方面かな？

高速に乗ったとたん「大阪」「京都」の文字が目に飛び込んできた。
間違えたぁ～
いくら方向音痴な私でも、「大阪」や「京都」ならわかる。
帰りたい方向と、完全に逆方向だ・・・
しかも、いきなり現れるJct。
うわ～、いったいどこに行ってしまうんだろ・・・

とりあえず、パーキングに入って作戦を練る。




そして腹ごしらえ。
気分転換も重要♪



注文したのは「伊勢うどん」
迷わず、旅先の名前のついた食べ物を選ぶ。
太麺の底にちょびっとだけ汁が入っている。
麺の上には鰹節がどっさり。
これは、いったい・・・

とりあえず、よくかき混ぜて食べてみる
鰹節が利いてて美味しい
西日本の方は、薄めの味付けだと思っていたけれど、
しょっぱいの好きの東北人の舌にもしっかり濃い味。
例えるなら、水で薄める前の濃縮型のめんつゆのような・・・
ハッ　ひょっとして・・・
水なりお湯なり、自分で薄めて食べるものだったんだろうか？？？

腹ごしらえも済んだ所で、
亀山ICで、いったん高速を降りる。
そしてすぐUターンして再び高速に乗る。
今度こそ、帰る方向を間違えないように・・・。

その後は、トラブルもなく、
東名や首都高の渋滞もなく、順調に旅は続いた。
首都高越えると着いたような気分になるが、家まではまだ遠い。
疲労と眠気で意識が飛びそうになるのを、必死に堪える。
たまらずパーキングでカフェインをドーピング。
給油を済ませ、ついでにカッパを装着。

再び走り出して間もなく。
大粒の雨が降り出した。
雨はその後止むことなく、家に着くまで降り続いた。

18時過ぎ。
無事、家に到着。
鈴鹿から家まで11時間。
あけち家の「８（時間＋３時間）耐」が幕を閉じた。

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3日間の走行距離：1272.5km
　　　燃費の平均：19.28km

燃費、イマイチ・・・。