ライディングスクール（実践編）

8月17日に那須のサーキットで行われたライディングスクール。
お昼休憩をはさんで、午後からは「実践編」。
「基礎編」と違い、中高速での練習になる。
より気合を入れていかねば

しかしどんよりとした雲は厚みを増し、
今にも雨が降り出しそう。

そんな中始まった午後最初の練習は「ブレーキ練習」。
ブレーキかけ始める場所は各自自由。
目標のパイロンに前輪をぴったり合わせて止まれればOK！
…という「目標制動」だ。
前回はブレーキ早すぎて、すいぶん手前で止まってしまっていた。
早くブレーキしたくなるのを、もうちょっと我慢してみよう。
1回目はまだまだブレーキが早い。
2回目、思わず強くブレーキかけてしまい後輪ロック。
ひゃ～軽くロックしただけだけど、ホントに止まらない
パイロンという目標があるだけに、それがよくわかる。
何回か挑戦して奇跡的に1回だけ、パイロンぴったりに止まることができた
…その後油断してまた後輪ロックさせちゃったケド
後ろから見ていた人によると。
スタートした時からブレーキランプが点きっ放しだったらしい。
これが後輪ロックしやすい原因か？

続いて「回避」の練習。
コース上に立つイントラに向かって発進。
途中でイントラが旗を出すので、
旗が出たのと反対方向へ針路変更しなければならない。
判断が遅れて直進してしまった場合には大惨事になりかねない。
そうなってしまったことは、幸い今まで見たことがないけれど。
これ、前回うまくできなかったんだよね…
思わず旗が出た方につられて進んでしまう。
思わずイヤ～な顔をしてしまったのを、イントラにしっかり見られる

この頃から、ポツリポツリと雨が降り始めた。
そのせいか回避の練習は2回だけ。
今回は2回とも成功できてヨカッタ
ただ旗が出た瞬間、ビクゥッと大げさに反応してしまうので、
路面状態によっては危ないかもしれない。
イントラにも「そんなにバイク振らなくてもいいよ～」
と言われたけれど、直すにはもうちょっと練習が必要そうだ。

そしていよいよこの日の総仕上げ。「コース走行」
まずはコースの半分を先導付きでグルグル走る。
ラインを覚えたところで、コース全体をやっぱり先導付きで走る。

しかし雨は強くなるばかり。
コースは完全にウエット。
ところどころ水溜りなんかもでき始めている。
この日1番の楽しみが、もっとも恐ろしい練習へと変貌する

自分が1番ヘッポコなので、最後尾にしてもらう。
予想通り、ジワジワ離され行く。
やがて前を行くバイクが完全に見えなくなる。
不安と焦り。そして…
ずるっ…
ぎゃあぁぁぁ…滑ったぁ～
場所はヘアピン直前の、いつも進入速度やラインで悩むコーナー。
最終コーナーが滑るのは前回経験済みだが、
ここも滑るポイントだったのか

幸い転倒ぜずに済んだが、
見かねたイントラが、自分の前に入って先導してくれる。
お手数かけます
「あれくらいの速度だとまだ滑らないでしょう」
イントラはそう言っていたけれど、
私くらいヘッポコだと滑るみたいですョ

一度滑ってしまうと、もう怖くてしょうがない。
コーナーのたびに必要以上に減速。
もっともスピードの出るバックストレートでも50km/hだもの。
雨の日の高速道路の方がスピード出てる。
もぅ、早く帰りたい
そう思いながら走ってたら、まさかの周回遅れに
雨だから他の皆さんもそんなにスピード出ていないはずなのに。
他の皆さんと同じペースで走れる日はやってくるのだろうか
またコソ練しに来よう。