あけちのショシマ的生活

ショシマ(初心者マークの略)的な驚きや発見を綴るブログ。

ちょっと旅に・・・(後編)

2007-11-12 21:29:00 | ウチのこと
高速バスの旅の末にたどり着いた岩手では、大変なことが起こっていた。
地元の新聞には、「江刺サンふじ」「1箱65万円!」の文字が躍る。
日本一高いリンゴとして有名な江刺産リンゴであるが、1箱65万円て・・・。
1個あたり2万円強!
それって、リンゴの値段じゃないッスよ?
初せりのイベント的な値段のようだが、それにしてもスゴイ!

そんな朝刊の記事を確認し、朝一の高速バスで仙台へ逆戻り。
あけちよ・・・。いったい何しに行ったんだい?
まぁ、そのへんの疑問は置いといて・・・
 「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」
  ・・・と、芭蕉センセイも言っておられるではないか。(関係ない?)
朝早かったので、松尾芭蕉に思い馳せながら爆睡

仙台に到着した所で考える。
さて、次の交通手段はどうしようか・・・。

方法はいくつかある。
①「特急」
②「在来線Ⅰ」
③「在来線Ⅱ」
④「高速バス」

この中で1番はやくて楽なのは①の「特急」だろう。
ただし、本数が少ないのが難点。

②の「在来線Ⅰ」。今にも廃線になりそうな単線の鉄道。山の中を走るので、今の時期車窓から紅葉が楽しめる。渓谷沿いの絶景ポイントでは、紅葉を楽しむために徐行運転までしてくれるサービス満点の鉄道だ。こういう田舎の鉄道って、けっこう好き

③の「在来線Ⅱ」。始発駅から終着駅まで利用し、さらに乗り換えして「各駅停車」をみっちり堪能するコース。鉄道の1日をリアルタイムで楽しめる。利用客の方言やイントネーションがだんだん変わっていくのが面白い。時間と体力に余裕がある時、しばしば利用している。ただし距離がハンパないので、自動券売機で切符が買えないのが悲しい。

鉄道の旅も捨てがたいが、またしても高速バスを利用することにした。
電車の時間とのつなぎが悪くて・・・さすがに2時間は待てませんでした。
朝早すぎて、キヨスクくらいしか開いてなかったし・・・

高速バスに乗ってGO!
仙台から田舎に向かうので、利用客は5人くらい。ほぼ貸切状態。
途中、休憩で寄ったパーキングで気になる大型トラック発見!



後ろの扉に「緑の牧場から食卓まで」の文字。


積荷は・・・


ドナドナされて行くウシさん達だ!
なんか扉の文字が妙にリアル・・・。
後ろの扉が半開きなのが気になるし。

これから訪れるであろう、牛さん達の運命に思わず合掌しながら、再びバスに乗り込んだ。


観光一切ナシ。
ほとんどの時間をバスに揺られてるだけだったけど、その分いろんなモノが見えて面白い
ときにはあえて不便な交通手段選んでみるのも楽しいですよ♪