ちょっと旅に出てきた。
高速バスを乗り継いで遠くまで。
普通なら新幹線や特急を使うような距離なんだけど、他の交通手段の半額!という低価格に惹かれたのと、あと、ちょっと冒険がしてみたかったから。
高速バスの旅というと、某TV番組の「サイコロの旅(※)」みたいだし。(知らないヒト、ゴメンナサイ。)
まず目指したのは、杜の都「仙台」。
仙台行きのバス停に着く。そこには意外にも、ご老体の皆様が集まっていた。
ちょっと足元があやうい方もいたりして、ご老体にバスの旅は酷なのでは?と密かに心配したりもしたが・・・
けっこう皆さんワイワイと楽しんでおられる。
観光バスで鍛えられているのか???
よく考えてみれば、バス停からすぐ乗り込めて楽なのかもしれない。
電車や新幹線みたいに長い階段登ったり歩いたりしないで済むもの。
そんな事を考えていたら、時計の針は12時を回ったもよう。
ご老体ご一行様、バスの中でお弁当を広げはじめた。
みなさん旅慣れてるな~、と感心したのもつかの間。
車内に漬物の臭いが充満する。これはキビシイ闘いだ。
私も、メイプルシロップとバターの香りでささやかな抵抗を試みる。
車内から漬物臭が消え、かわりにいくつもの寝息が響き渡る頃。
バスは仙台へと到着した。
仙台ではやらなければならない使命がある。
それは「ずんだ」を買うこと!
そしてお腹いっぱいおみまいされること!
「ずんだ」とは、茹でたそら豆をすりつぶした、黄緑色をしたペースト状のモノの事。これに一口大に丸めた餅を入れたモノを「ずんだ餅」という。
そう。某「サイコロの旅」では、仙台でこの「ずんだ餅」をたらふく食べていたのである。
仙台駅で「ずんだ餅」を1箱買い、高速バスに乗り込む。
買った「ずんだ餅」はなんと冷凍のものだった。
3~4時間後が自然解凍されて食べ頃とのこと。
バスで食べられなかったのは無念。後に楽しみを取っておくことにする。
さぁ次の目的地「奥州」へ向けて出発~!
「奥州」がどこにあるのか?
それは平安時代末期、奥州藤原氏が栄華を極めた、岩手県南部に位置する。
平泉町の「毛越寺」や、大河ドラマのロケ地「えさし藤原の郷」なら聞いたことがあるかもしれない。だいたいそのへんのことだ。
高速バスはやがて宵闇に包まれる。
窓の外の景色は闇の中へと消え、黒一色となる。
ときおり街の灯りが見えるものの、すぐに見飽きてしまった。
暇だ・・・
車内の薄明かりが眠気を誘う。
バスの旅は過酷だと思い込んでいたけれど、すっかりバイク旅に慣れてしまった体には快適だ。暖かいし、眠っている間に自動的に目的地に連れて行ってくれる。
夜も遅いので、この日は実家に泊まる事にした。
「ずんだ餅」は家族で美味しくいただきました。
※「サイコロの旅」
出たサイコロの目で行き先を決め、夜行バスやフェリーなどで全国各地を旅する、運まかせの過酷な旅番組。
高速バスを乗り継いで遠くまで。
普通なら新幹線や特急を使うような距離なんだけど、他の交通手段の半額!という低価格に惹かれたのと、あと、ちょっと冒険がしてみたかったから。
高速バスの旅というと、某TV番組の「サイコロの旅(※)」みたいだし。(知らないヒト、ゴメンナサイ。)
まず目指したのは、杜の都「仙台」。
仙台行きのバス停に着く。そこには意外にも、ご老体の皆様が集まっていた。
ちょっと足元があやうい方もいたりして、ご老体にバスの旅は酷なのでは?と密かに心配したりもしたが・・・
けっこう皆さんワイワイと楽しんでおられる。
観光バスで鍛えられているのか???
よく考えてみれば、バス停からすぐ乗り込めて楽なのかもしれない。
電車や新幹線みたいに長い階段登ったり歩いたりしないで済むもの。
そんな事を考えていたら、時計の針は12時を回ったもよう。
ご老体ご一行様、バスの中でお弁当を広げはじめた。
みなさん旅慣れてるな~、と感心したのもつかの間。
車内に漬物の臭いが充満する。これはキビシイ闘いだ。
私も、メイプルシロップとバターの香りでささやかな抵抗を試みる。
車内から漬物臭が消え、かわりにいくつもの寝息が響き渡る頃。
バスは仙台へと到着した。
仙台ではやらなければならない使命がある。
それは「ずんだ」を買うこと!
そしてお腹いっぱいおみまいされること!
「ずんだ」とは、茹でたそら豆をすりつぶした、黄緑色をしたペースト状のモノの事。これに一口大に丸めた餅を入れたモノを「ずんだ餅」という。
そう。某「サイコロの旅」では、仙台でこの「ずんだ餅」をたらふく食べていたのである。
仙台駅で「ずんだ餅」を1箱買い、高速バスに乗り込む。
買った「ずんだ餅」はなんと冷凍のものだった。
3~4時間後が自然解凍されて食べ頃とのこと。
バスで食べられなかったのは無念。後に楽しみを取っておくことにする。
さぁ次の目的地「奥州」へ向けて出発~!
「奥州」がどこにあるのか?
それは平安時代末期、奥州藤原氏が栄華を極めた、岩手県南部に位置する。
平泉町の「毛越寺」や、大河ドラマのロケ地「えさし藤原の郷」なら聞いたことがあるかもしれない。だいたいそのへんのことだ。
高速バスはやがて宵闇に包まれる。
窓の外の景色は闇の中へと消え、黒一色となる。
ときおり街の灯りが見えるものの、すぐに見飽きてしまった。
暇だ・・・
車内の薄明かりが眠気を誘う。
バスの旅は過酷だと思い込んでいたけれど、すっかりバイク旅に慣れてしまった体には快適だ。暖かいし、眠っている間に自動的に目的地に連れて行ってくれる。
夜も遅いので、この日は実家に泊まる事にした。
「ずんだ餅」は家族で美味しくいただきました。
※「サイコロの旅」
出たサイコロの目で行き先を決め、夜行バスやフェリーなどで全国各地を旅する、運まかせの過酷な旅番組。