ある日の職場にて。
お茶をいれるため給湯室に行くと、見知らぬおじさんがいた。右手には包丁、左手に肉の塊を持っている。
「???」
状況がわからず、ぼ~としていると、おじさんはのたまった。
「ボタン鍋食べた事あっけ?」
ボタン?・・・はて、馬の肉のことだっけ???
いやいや、イノシシの肉だ。
話を聞くと、おじさん、実はこの会社の役員さんで狩猟もやってるらしい。役員さんなんて、ふだん合わないから知らないんだよね。
で、去年の冬に仕留めた猪をごちそうしてくれるのだという。そのために給湯室で調理中だったのだ。
そんなわけで、その日のお昼は役員さん達と一緒にボタン鍋を囲む事になった。
恐る恐る汁をすすってみる。・・・おいしい
野生のイノシシが入ってるとはとても思えない美味しさ
続いてボタン肉。初めて食べるイノシシの肉は、歯応えたっぷり。でも想像してたより臭みもなく食べられた。でも正直イノシシは入って無くても・・・ごほっごほっ。絶好調でイノシシ狩りについて語っている役員さんの前で、そんなことはとても言えない。
イノシシ狩りは、猟銃もってグループで山に入る。イノシシを前に銃を構えたけれど、引き金を引けない人もいるそうだ。人を誤射してしまうかもしれないし、逆に撃たれてしまうことがあるかもしれない。銃を持つという事はそれだけの覚悟と責任が付きまとう。
バイクで事故ればタダでは済まないし加害者にもなりうる、ある意味命がけのバイク乗りと似てるトコあるなーと思った。
鍋を食べ終わると、おじさん達はボタン肉一塊とネギ2本を置き土産に去っていった。ボタン肉置いてかれてもね~。調理できる人いないんですけど・・・。うまく調理しないと臭くて食べられたモンじゃないんでしょ?
冷凍庫にイノシシ肉入ってる職場ってどうよ?
お茶をいれるため給湯室に行くと、見知らぬおじさんがいた。右手には包丁、左手に肉の塊を持っている。
「???」
状況がわからず、ぼ~としていると、おじさんはのたまった。
「ボタン鍋食べた事あっけ?」
ボタン?・・・はて、馬の肉のことだっけ???
いやいや、イノシシの肉だ。
話を聞くと、おじさん、実はこの会社の役員さんで狩猟もやってるらしい。役員さんなんて、ふだん合わないから知らないんだよね。
で、去年の冬に仕留めた猪をごちそうしてくれるのだという。そのために給湯室で調理中だったのだ。
そんなわけで、その日のお昼は役員さん達と一緒にボタン鍋を囲む事になった。
恐る恐る汁をすすってみる。・・・おいしい
野生のイノシシが入ってるとはとても思えない美味しさ
続いてボタン肉。初めて食べるイノシシの肉は、歯応えたっぷり。でも想像してたより臭みもなく食べられた。でも正直イノシシは入って無くても・・・ごほっごほっ。絶好調でイノシシ狩りについて語っている役員さんの前で、そんなことはとても言えない。
イノシシ狩りは、猟銃もってグループで山に入る。イノシシを前に銃を構えたけれど、引き金を引けない人もいるそうだ。人を誤射してしまうかもしれないし、逆に撃たれてしまうことがあるかもしれない。銃を持つという事はそれだけの覚悟と責任が付きまとう。
バイクで事故ればタダでは済まないし加害者にもなりうる、ある意味命がけのバイク乗りと似てるトコあるなーと思った。
鍋を食べ終わると、おじさん達はボタン肉一塊とネギ2本を置き土産に去っていった。ボタン肉置いてかれてもね~。調理できる人いないんですけど・・・。うまく調理しないと臭くて食べられたモンじゃないんでしょ?
冷凍庫にイノシシ肉入ってる職場ってどうよ?