燈(あかり)健康塾 正しいダイエット法

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新年のお祝いを申し上げます おせち料理、エトセトラ

2012-01-01 22:39:58 | お知らせ
お正月といえば、おせち料理です。
昔ほどではないけれど、久しぶりに、一族が大勢集合した家庭も多いか、と思います。
既成のお節料理を利用した方も、多いようですね。

おせち料理は、そんな時に役立つだけでなく、
主婦が、三が日のんびりできるように作られたものなので、味が濃い目です。
昔は、食糧品店も開いておらず、子どもの頃は、どこに行っても同じような料理でした。
実家は来客が多かったので、お節だけでなく、すき焼きや焼き肉、鍋物を供しました。
母だけは、せっかくの三が日もフル回転で働いていたようです。

私は、お節料理が大好きでした。
料理だけでなく、お正月そのものが好きでした。
「もうすぐ、お正月」と思うだけでワクワクしたものです。

正月の二日前に、自宅にあった広い荷造り場に石臼と杵を出し
お餅をつき、家族みんなで丸めました。
その場で、出来たてのお餅を食べる為に、きなこ、あんこ、大根おろしが用意されました。

正月になれば、全身の服を新調してもらいました。
そうそう、小学校では元旦に学校に行き、紅白のお饅頭をもらったのでした。
学校から戻ると、親戚中に、新年の挨拶に行き、お年玉をもらいました。
いとこの家で、カルタ、凧揚げ、羽根つき、こま回しをして、
遊び飽きたら、近くの駄菓子屋でお年玉を使いました。
月々のお小遣いを、もらっていない私には、お年玉のあるお正月は
一年に一度だけ、散財出来る時でもありました。
安い玩具を一つ買うにも、慎重に買ったものです。

正月までにやる事や、正月に出来ることなど、沢山の行事が気持ちを踊らせました。
正月は待ち遠しく、嬉しいものだったのです。

私も、結婚後に、フルで作っていたおせち料理は、子どもの成長につれ、家族が好きなものだけに限り、
機械でこねてはいたけど、自家製だったお餅も買うようになりました。

年月が経ち、お正月が面倒臭いものになっている自分が寂しいです。






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