アカリノートノート

アカリノートのいわゆるひとつのノート的なアレ。

アカリノートの映画っていいな~3月編前編~

2020-05-06 18:48:50 | 日常の
おこーん







さいきん
観た映画は
『ベンハー』
でおなじみ

アカリノートです!



ben!
haaaaaaaa
-!














言わずもがなの
アカデミー賞11部門受賞の
超名作

ですが
全編222分と長尺なので
なかなか
観なおす機会が
つくれなかった私でした



この自粛期間中に
時間もたっぷりあるから
よっしゃぁー!!

観ることができました!





初めて観たのは
(というか人生で1回しかみてないかな?)
小学生のころで
これに関しては完全に母の趣味(クラシック好き)だったようで
母が観ている横で
一緒になって観ていた気がします


当時の印象としては
同時期に『十戒』と『クレオパトラ』も観てしまったせいで
エジプトとかユダヤとかローマとかキリストとかが
ごっちゃになって

とりあえず
舟漕いだり、馬車で戦ったり大変な話だったなぁ

という感じでしたが


いやぁ
やっぱり凄かったですな◎

こんなに大スペクタクルなのに
脚本的にはギュッとした濃密な物語で
故に一瞬たりとも無駄な場面やシーンがなく
222分がアッという間に感じられました!

セットも装飾も豪華だし
エキストラの量も半端なくて
隅から隅までマンパワーを感じる
そんな本当の迫力を持った作品でした。

いやはや
これはもう私が言うまでもありませんが
間違いなく人生で必ず観なきゃいけない映画のひとつであるな、と
再確認できた『ベンハー』でありました◎















いや、
それにしても

『ベンハー』と『十戒』と『クレオパトラ』を
全部観ている小学生って
どんなだい(笑)と

結局
私は母の英才教育の多摩モノレール

賜物なんだなと実感する5月であります




さて

みなさん
映画観てますか?



私はこのふた月
観すぎていて
あぁぁぁぁぁぁレポートかかなきゃぁぁ

勝手にセルフ大学生状態であります(笑)




だので
今回もいつも以上に
さっぱり参りたいと思います



「アカリノートの映画っていいな~2020年3月編~」




3月から観た本数が結構多いので
前後編に分けたいと思います!

これ、ナイスアイデアであります!

全部書いちゃうと読むのも
大変ですものね◎



だので
ちゃちゃちゃといきます!


せい!


いざ!









【3月前半】
バックトゥザフューチャー@劇場
ジョジョラビット@劇場
Shirobako劇場版@劇場
いつか読書する日
薔薇の名前
修道士は沈黙する
さらば静寂
ザ・バニシング~消失
隣の影
ホームステイボクと僕の100日間
プロメア
クロール~凶暴領域~
イソップの思うツボ




おし!
半分ならきっとそんなに威圧感ないぞ!

簡単に書き書きしまー


お見流しあれ~*







★バックトゥザフューチャー@劇場
→むしろ知らない人がいたら教えてほしい超名作SF(父よ、ちゃんと観たことあるか?)
昨年度で終わった『午前10時の映画祭』の最後の3週間はこのバックトゥザフューチャーシリーズで
〆でした。ほんとうに映画館で観ることのありがたさをこの渦中でヒシっと身に染む傑作でありました◎

★ジョジョラビット@劇場
→タイカ・ワティティ監督作。ヒトラーを心の友として想像の中で慕う少年が戦争の中で
様々なことを経験しながら成長していく話。子供の目線で描かれる戦争の日常が、かわいらしくもあり
残酷でもあり、でもちゃんとそれらを映画的ユーモアで包んでくれている良作。監督の多作品
『シェアハウスウィズヴァンパイア』はとてもお気に入りの作品なのでこちらも是非◎

★Shirobako劇場版@劇場
→アニメ制作現場の舞台にしたお仕事アニメの劇場版。劇中で主人公たちがけっこうドンゾコまで
突き落とされるところがあるのですがそこから踏ん張って這い上がっていく描写は今の世情とも相まって
奮い立ちます。お仕事頑張っているいろんな人たちに観てほしい素晴らしい作品でした!
(ただTV版を観てないとイマイチわかりづらいところもあるのが難点。せっかくだから観ちゃえ!w)

★いつか読書する日
→牛乳配達員の中年女性が中学時代の初恋の相手とのモヤモヤをほどいていく話。
主演の田中裕子と岸部一徳のぎこちないのに静かな熱を帯びた演技が本当に素晴らしい。
観る人によっては違う印象を持つかもですが私にとってはとても美しいハッピーエンドでした◎
これは静かにおススメであります。是非◎

★薔薇の名前
→修道院内でおきた殺人事件を捜査する修道士と弟子の話。ショーン・コネリーが重厚です。

★修道士は沈黙する
→国際通貨基金の偉い人の死の真相を唯一知る修道士が誰に何を聞かれてもダンマリ決め込む話。
さぁ、どうして修道士は沈黙をつづけたのでしょうか?はたしてぇ!その真相やぁいかにぃぃ!!

★さらば静寂
→音楽が禁止された世界でご禁制の音楽に触れて警察の取り締まりから逃げつつ、自由と音楽を求めて
逃避行する若者の話。こちらも世情と相まってなかなか印象深い話でありました。斎藤工の壊れた演技が見もの◎

★ザ・バニシング~消失
→失踪した妻を探し続ける男とその犯人の話。犯人側の家での生活や犯行の経緯の描写が
「ものすごく普通」に挿入され驚かされる。観る側に異常性とは?を改めて考えさせる作りで、一般のサスペンスとは
一線を画す作品。不思議なみごたえあり◎

★隣の影
→隣人トラブルの話。ちょっとした事柄がだんだんと大きくなって行くさまがサスペンスフルでグッときました◎
とにかく隣の人とは仲良くしなくちゃダメゼッタイ!

★ホームステイ~ボクと僕の100日間
→とある魂がある自殺した男の子の体に入れられてその男の子として蘇生して「自殺に至った理由を探る」という
ファンタジーサスペンス。青春時代ってのはいろんなことがあるよなぁ、と真相になかなか近づけないさまをみて
思ったりました。人のせいにするのは簡単だけれど、結局自分のことは自分にしかわからなかったりしますよね◎
というお話。たぶん。映像もスタイリッシュでこだわり溢れる雰囲気!これは地味におススメでした◎

★プロメア
→謎の発火現象能力を身につけた人種と彼らが起こす発火事件を解決する自警団の戦いを描いたアニメ作品。。
外連味溢れる作画は迫力満点ですし、声出演の俳優さんたちもピタリとハマっていてなかなかに見ごたえのある
一本でした。ただ、このお話のどんでん返しも頭の方で見抜いてしまい、そんな自分にチョイ萎えでした。でもぜひ!

★クロール~凶暴領域~
→『ピラニア3D』のアレクサンドル・アジャ監督の最新作。大洪水の夜に浸水した地下室に巨大ワニが
入ってきちゃってサァタイヘン!という映画。ほとんど家の中でワニと戦うだけなのにものすごい迫力と興奮!
実は父と娘の絆の物語だったりして、ホッコリもできました。にしてもワニ園のそばに家建てちゃダメゼッタイ!

★イソップの思うツボ
→一世を風靡した低予算映画「カメラを止めるな!」の監督らの作品。3組の家族が絡み合う誘拐事件の話。
誘拐はダメゼッタイ!











っといった感じでありました!










私的3月前半の強めのおススメは


「Shirobako劇場版」
「いつか読書する日」
「ホームステイ~ボクと僕の100日間~」



でしたなー




「Shirobako劇場版」は
お仕事アニメの決定版!
主人公たちの一生懸命にドッと泣けてきます!
アニメが好きな方ぜひTV版をみてから
劇場の自粛要請が解けたら劇場へGOです!go!


「いつか読書する日」は
大人のもっさりとした、でもどこかとっても純な恋愛映画。
兎に角主演の二人(田中裕子&岸部一徳)の演技が絶妙!
本作の監督ではないですが阪本順治監督作品(「大鹿村騒動記」「団地」)が
好きな方なんかはきっと好きかと◎
(↑阪本作品というか、これ岸部一徳推しか!?私は好きー!爆)


「ホームステイ~ボクと僕の100日間~」は
青春とサスペンスとSFが最先端映像技術で見事に融合したタイ映画。
センスあふれる一本。同じ製作チームの過去作『バッドジーニアス~危険な天才たち』も
素晴らしい映画でしたので併せておススメ◎
タイ映画、見逃せにゃい!












…てな感じでありました

機会がありましたらば是非に◎













というわけで
3月の映画レポ前半でありました

後半も近いうちに必ずや◎



















ときに

最後に紹介した
「イソップの思う壺」の監督上田慎一郎氏が
「カメラを止めるな!」の演者スタッフをあつめて
この自粛下で
リモート映像のみで作成した

短編映画
「カメラを止めるな!リモート大作戦!」が

YouTubeで公開されていて 

先日みたのですが。






これが
とってもとっても素晴らしくて◎

映像はスマホで撮った粗いものだし
遠隔なので演技も演出もふわふわな雰囲気ではあるのですが

とにかく
映画愛に溢れていて。

アイディアとマンパワーで
今できる最大限のパフォーマンスを引き出して
作り手のメッセージをしっかりと感じることができる
そして、とにかく作ってくださった方々にありがとうを言いたくなる
そんな素敵な作品でありました


最後には泣いちゃいましたなぁ(笑)




短い作品ですので
ぜひYouTubeで
「カメラを止めるな!リモート大作戦!」
ゴランあそばせ!!!

いちおう
LINKこちらに!












いやぁ

どんな世の中でも
やっぱり
映画って
(そして映画を愛する作り手も観客も)


ほんっとに
素晴らしいもんでありますね



















そんでは




みなさまにも
かわらず
よい
映画体験が
続きますように
お祈りしております



















ほいなら



ほいなら






ほいなら~!








(後編へ続く!)
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