![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3e/f5ec93812802f93f6ed3cb8b2edec813.jpg)
感動というのは予想だにしないところから唐突にやってくるものなのだ。
それは本当に予想外のところから…。
きのう
ライブのあと
友人とビールをかっくらい
うちにかえったあとも
一人で
ビールをのみながら
浅野忠信のでてる『ねじ式』という映画(つげ義春原作でなかなか湿り気の有る素敵な映画だった。)
を
みながらねた
昼前に
目を覚まし『ねじ式』(浅野忠信がクラゲにかまれて腕の静脈が飛び出てしまったので病院を探していたら、金太郎飴屋を開業している生き別れた母親に出会って何かしらの秘密を知るところから)の続きをみながら
またビールをのみながらカーテンの隙間から差し込むお日様臭さをかぎいでいたが
たまりにたまった洗濯物の下の方から聞こえるうめき声を聞くに耐えかねて重い腰を上げようとしていたときに
ふとテレビに目をやると日曜の昼の代名詞の競馬番組をやっていた
子供のころから
日曜日にテレビでゴルフ中継か競馬中継が流れ出すと外へ遊びに行く合図のようにしていた私は
23歳になった今でも
それを励行していたので
気にせずテレビをけそうとしたところ
『さあ、ディープ、ラストラン、まもなくです!』とキャスターの
ワカ槻千夏がいった
ディープというのはいわずと知れたディープインパクトのことである
それくらいは競馬に対して興味のない私でもしっている。
先日の凱旋門賞で負けたときも、そうかあ、残念になあ、と
興味がないなりに落胆したものだ。
そのディープが今日で引退するらしい
それは知らなんだ。
(ちなみにワカ槻千夏も今日の放送で番組を卒業するらしかったがそんなことはさっぱりどうでもよかった。)
つよいつよいといわれているが、どんな王者にも終わりのときがくるのだなあ…
と、
すこしだセンチな気分になり
なぜだか一抹の興味がトップツした私は
初めて競馬番組をひとつみてやることにした。
やはり配当だとか馬単だとか訳の分からない単語はつまらなかったが
馬の歩き方をみながら
たんたんとコンディションについて語る女馬評論家の語り口や、ゲートインをかたくなに嫌がる馬を必死になだめながら引っ張る大人たち、それを見守る大人たち、ゲートインをすませた馬たちに向けられる惜しみない歓声なんかは
非常に非日常の景色でおもしろく感じられた。
そして
まちにまたれたディープラストラン。
ガタンと音を立て
ゲートがひらく。
いっせいに走り出す馬。
ディープのスタートは!?
先頭から各馬を追うカメラ。なかなか映らないディープ。
!
なんと出だしにディープは後ろから三頭目だった。
競馬のことはいまいちよくわからないが
とりあえずマリオカートではロケットスタートが決まらなかったら、それだけで凹んでしまうものだ!
いかん!このままじゃ、いとこのお兄ちゃんの運転するクッパに一周差をつけられて、後ろから赤ノコノコでねらい打ちされてしまうぞっ!!
大丈夫か!?ディープ!
かたずをのんでブラウン管に食い入る。
第3コーナをまわるまで順番は変わらなかった。ああ、ディープ。君の時代は終わったんだね…時代ってのは、いつかおわるものなんだ。ゲッツや赤青ジャージと同じように……
そんな現在のお笑いブームの布石となった先人たちのことを偲んでいた、その時だった。
第4コーナをまわる馬たちの外側から颯爽と走ってくる一頭の馬(全部馬だが…)
!
ディープだ!
驚異的なSPEEDでいとも簡単に先頭集団に混ざり込む。そして彼は私に驚く間も許さず、直線で一気にトップに躍り出た。そして彼を追うカメラがゴールラインを映し出す。
歓声。
それは
あっというまのできごとだった。
風のような走り。
アナウンスのいう
『ディープ!今翼を広げた!とんだ!ディープ、とんだ!』という声の
リフレイン。
そして気がつく
頬をつたう涙…
涙?
な、なんと
馬がただ走るのをみて
私は涙をながしたのだ!もともと、どんなに陳腐な再現VTRでも確実に泣いてしまうほど、涙腺がゆっるっゆるの私だが
これにはすこし驚いた。
ディープインパクトの走る姿をみて
私は感動したのだ。
競馬を芸術だと論ずる馬ずきの気持ちが少しだけ分かった気がした。
ときに
感動は自分の興味の範囲外からも得られるのである。
ディープの走りはまさにそれであった。
ディープよ
ありがとう。
そしてお疲れ様。
そうして
私は
思う。
…
…
…
…
あ
今日
クリスマスイブなのに
いつものように
一日中
家にいてしまった…
洗濯もせずに
…
それが
一番のディープインパクトだった…
○
うまくオチたー!!
オチてるのか
これ?
え?
くだらない感動ばなしよりライブレポをかけ?
はいはい
かきますかきます♪
(飛びます飛びます風)
セットリフホ…
1、ノート(山下達郎風)
2、空気ゆらして
3、未来の人
4、ディスコで手をたたこう(クリスマスヴァージョン)
5、motif
6、laundry
7、マイリトルララバイ
でしたー
たのしかったですー(タラちゃん風)
…
はい
詳細。
暗黒音楽祭ということで暗め暗めにいきました。
でも最後は暖かくしめました。
対バンがほとんどバンドさんだったのでドキドキでしたが
おわったあとにお声かけてくださる方がいらっしゃったりして
なんとか収穫があったライブでした。
あああ
そんなことより
今日の深刻な衝撃のほうが
でかいょー
サンタ3は
きてくれるのかしら
まつだけ
まってみよ…
23歳独身反社会人…
まつだけ
むだか…
ぱたり。
それは本当に予想外のところから…。
きのう
ライブのあと
友人とビールをかっくらい
うちにかえったあとも
一人で
ビールをのみながら
浅野忠信のでてる『ねじ式』という映画(つげ義春原作でなかなか湿り気の有る素敵な映画だった。)
を
みながらねた
昼前に
目を覚まし『ねじ式』(浅野忠信がクラゲにかまれて腕の静脈が飛び出てしまったので病院を探していたら、金太郎飴屋を開業している生き別れた母親に出会って何かしらの秘密を知るところから)の続きをみながら
またビールをのみながらカーテンの隙間から差し込むお日様臭さをかぎいでいたが
たまりにたまった洗濯物の下の方から聞こえるうめき声を聞くに耐えかねて重い腰を上げようとしていたときに
ふとテレビに目をやると日曜の昼の代名詞の競馬番組をやっていた
子供のころから
日曜日にテレビでゴルフ中継か競馬中継が流れ出すと外へ遊びに行く合図のようにしていた私は
23歳になった今でも
それを励行していたので
気にせずテレビをけそうとしたところ
『さあ、ディープ、ラストラン、まもなくです!』とキャスターの
ワカ槻千夏がいった
ディープというのはいわずと知れたディープインパクトのことである
それくらいは競馬に対して興味のない私でもしっている。
先日の凱旋門賞で負けたときも、そうかあ、残念になあ、と
興味がないなりに落胆したものだ。
そのディープが今日で引退するらしい
それは知らなんだ。
(ちなみにワカ槻千夏も今日の放送で番組を卒業するらしかったがそんなことはさっぱりどうでもよかった。)
つよいつよいといわれているが、どんな王者にも終わりのときがくるのだなあ…
と、
すこしだセンチな気分になり
なぜだか一抹の興味がトップツした私は
初めて競馬番組をひとつみてやることにした。
やはり配当だとか馬単だとか訳の分からない単語はつまらなかったが
馬の歩き方をみながら
たんたんとコンディションについて語る女馬評論家の語り口や、ゲートインをかたくなに嫌がる馬を必死になだめながら引っ張る大人たち、それを見守る大人たち、ゲートインをすませた馬たちに向けられる惜しみない歓声なんかは
非常に非日常の景色でおもしろく感じられた。
そして
まちにまたれたディープラストラン。
ガタンと音を立て
ゲートがひらく。
いっせいに走り出す馬。
ディープのスタートは!?
先頭から各馬を追うカメラ。なかなか映らないディープ。
!
なんと出だしにディープは後ろから三頭目だった。
競馬のことはいまいちよくわからないが
とりあえずマリオカートではロケットスタートが決まらなかったら、それだけで凹んでしまうものだ!
いかん!このままじゃ、いとこのお兄ちゃんの運転するクッパに一周差をつけられて、後ろから赤ノコノコでねらい打ちされてしまうぞっ!!
大丈夫か!?ディープ!
かたずをのんでブラウン管に食い入る。
第3コーナをまわるまで順番は変わらなかった。ああ、ディープ。君の時代は終わったんだね…時代ってのは、いつかおわるものなんだ。ゲッツや赤青ジャージと同じように……
そんな現在のお笑いブームの布石となった先人たちのことを偲んでいた、その時だった。
第4コーナをまわる馬たちの外側から颯爽と走ってくる一頭の馬(全部馬だが…)
!
ディープだ!
驚異的なSPEEDでいとも簡単に先頭集団に混ざり込む。そして彼は私に驚く間も許さず、直線で一気にトップに躍り出た。そして彼を追うカメラがゴールラインを映し出す。
歓声。
それは
あっというまのできごとだった。
風のような走り。
アナウンスのいう
『ディープ!今翼を広げた!とんだ!ディープ、とんだ!』という声の
リフレイン。
そして気がつく
頬をつたう涙…
涙?
な、なんと
馬がただ走るのをみて
私は涙をながしたのだ!もともと、どんなに陳腐な再現VTRでも確実に泣いてしまうほど、涙腺がゆっるっゆるの私だが
これにはすこし驚いた。
ディープインパクトの走る姿をみて
私は感動したのだ。
競馬を芸術だと論ずる馬ずきの気持ちが少しだけ分かった気がした。
ときに
感動は自分の興味の範囲外からも得られるのである。
ディープの走りはまさにそれであった。
ディープよ
ありがとう。
そしてお疲れ様。
そうして
私は
思う。
…
…
…
…
あ
今日
クリスマスイブなのに
いつものように
一日中
家にいてしまった…
洗濯もせずに
…
それが
一番のディープインパクトだった…
○
うまくオチたー!!
オチてるのか
これ?
え?
くだらない感動ばなしよりライブレポをかけ?
はいはい
かきますかきます♪
(飛びます飛びます風)
セットリフホ…
1、ノート(山下達郎風)
2、空気ゆらして
3、未来の人
4、ディスコで手をたたこう(クリスマスヴァージョン)
5、motif
6、laundry
7、マイリトルララバイ
でしたー
たのしかったですー(タラちゃん風)
…
はい
詳細。
暗黒音楽祭ということで暗め暗めにいきました。
でも最後は暖かくしめました。
対バンがほとんどバンドさんだったのでドキドキでしたが
おわったあとにお声かけてくださる方がいらっしゃったりして
なんとか収穫があったライブでした。
あああ
そんなことより
今日の深刻な衝撃のほうが
でかいょー
サンタ3は
きてくれるのかしら
まつだけ
まってみよ…
23歳独身反社会人…
まつだけ
むだか…
ぱたり。