融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

二重鍵盤ピアノ!

2007年10月09日 | 気付いたこと築いたこと

ラリー・スィッツキーという、オーストラリアの大物ピアノ系人物(コンポーザー=ピアニストかつ研究者)を初めて知ったのは、オックスフォードが出している「Companion to Australian Music」という辞典に載っていたこのインパクトある写真から。
スィッツキーの凄さはその後じわりじわりと知り、今も彼について追っているところだが、なにせ、この写真の二重鍵盤ピアノも気になっていた。この写真のピアノはベヒシュタイン製のピアノってことだけはわかったんだけれど。

そんな中、下記のような記事を発見。こりゃあ面白いです。
世界でたった一台しか生産されていない、スタインウェイの二重鍵盤ピアノ。音と映像アリ。二重鍵盤ピアノについての構造や歴史的説明もあります。
ニューヨーク・タイムズ 「Let's Play Tow: Singular Piano」

この記事を読んで初めてムーアの二重鍵盤ピアノというものが、初めてよっくわかりました。。。

実は上述のスィッツキー、この二重鍵盤ピアノのために「ファンタジア第10番」という作品を1992年に作曲しています。響きは恐ろしく重厚です。。。
楽譜、今ならAMCで入手できるけど、もって帰ったところで弾けませんね・・・(苦笑)

通訳・翻訳の「お勉強」ってさ・・・

2007年10月09日 | sigh
通訳・翻訳の「お勉強」は、どこまで行ってもキリがなくて、
広大な砂漠の中にいるみたい。
それだけに、自分が元気なときは、
「いろんな専門分野に関われるなんて、素敵!面白い!」
なんて思っていられるのだけど、
元気がなくなってしおれてくると、
行けども行けども山があって、
もぅ何も聞きたくない、何も読みたくない、何も話したくない、
くらいな所まで疲労困憊したりする。
頭の芯まで使い切って、もう動かない、みたいな。
よくないなぁ。
自分はいったい、
「わずかながらでも進んでいる」のか、
それとも結局、
このお勉強業界の「いいカモ」になっているのか、
わかんなくなって、くらくらする。。。