融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

コロンビア人、おひっこし。

2007年10月26日 | 気付いたこと築いたこと
今日、ワークショップを終えて、食事をして戻ってみると、なんとコロンビア人のエルザ(仮名)が、アメリカ人スーサン(仮名)からのハラスメントに耐えかねて、すでに引越しを済ませていた!
スーサンのエルザに対するイジメはすでに限度を越えてきており、昨晩も例にもれず、彼女の目の前でスーサンは家族に電話をかけて、いかにエルザ(と私も)が「bitch」(クソ女)であるかを延々と大声でしゃべり続けていたらしい。

大学側も、スーサンのあまりの横行と、気がふれる寸前のエルザの状況に理解を示して、彼女を一刻も早く移させるという対応をした。早かった。うん、これはよくやった、アコモデーション・オフィス。

というわけで、私は病人スーサンと今夜から二人きり・・・。不気味といえば不気味だが、肉体的な危害や窃盗を犯すような所までは行かないだろう。私はシングルルームだし、私にできる嫌がらせは彼女にだって限られている。そして私はこれまでもそれに耐えてきた。

なので私はやっぱり闘わない。もう最後まで、これでいく。

不思議ごほうび。

2007年10月26日 | 気付いたこと築いたこと
昨晩、ランニング・ハイのような状態で勉強し、今朝は早くから通訳役のお二人と集まって準備した甲斐あって、ワークショップの先生からベスト・スピーカー賞とベスト・通訳賞いただきました!似非ハワード、がんばった(笑)

で、先生の「豪華賞品」が不思議アイテム。でもなんかかわいい。


ブタに真珠バレリーナ・ストラップ??


おしりはこうなの。きゃ

先生はしきりに、「夫に悪趣味だとサンザンけなされました」と言ってましたが、私は意外と気に入っています(笑)

ところで、このワークショップは、3名の先生による全9回のシリーズで、とてもとても刺激的で、私にとっては大変貴重な機会となりました。随分と、技術的にも底上げしてもらった気がしています。

マッコーリー大学の通訳・翻訳のマスターコースは、最初の学期では通訳も翻訳も必修です。で、私は最初の学期で通訳はもう取らないでおこうと考えていたのですが、二学期目で続きのクラスに進んだ友人が、このワークショップの楽しさを教えてくれました。それで私は三学期目で再び通訳を履修することにし、このワークショップに参加できたわけです。いやはや・・・これを取らずして、マッコーリーを終えるなんて、あまりにもったいなかった。本当によかったです。

マッコーリーの通訳は、TRAN821というのが最初の必修授業になり、ここでは通常の授業、セミナー(外部のスピーカーが来て、それを通訳する練習)、実習(法廷や病院などの通訳見学)といった内容。続く授業にあたるTRAN822では、これに上記のワークショップが加わる。ワークショップの先生はここオーストラリアの第一線で活躍する日本人通訳者、山口Emiko先生、Noriko Brown先生、Nakatsuka Misako先生の三名。厳しかったり優しかったり、先生方の個性はいろいろですが、どの方もすばらしく教育者でいらした。感動ものであります。3名とも日本のサイマルの出身者でいらっしゃるので、そのあたりの体系のお話なども伺えました。

まぁプロというのは本当に厳しい世界ですが、今後の勉強の方向性を考えていく上でも、沢山のヒントをいただきました。

酔っ払ってる場合じゃない。

2007年10月26日 | 気付いたこと築いたこと
ひとりビールで気持ちよく2時間ほど寝たけれど、
そんなどころじゃなかった。

明日(というか、日付変わって今日)は、通訳最後のワークショップ。
チームを組んで、スピーカーと通訳者に別れた擬似会議のプレゼンです。

というわけで、私は明日、ハワード首相に変身する。つまり、スピーカー役。
APECのSTAR会合についてのスピーチ(8分くらいかな)を暗記してぇ、質疑応答のための答えも準備するとなると、けっこう大変。ハワードは日本語しゃべらないはずだから(汗)。

STAR会合は貿易促進のための安全保障とその対策にしぼった内容。プレゼンとしては悪くないと思うのだけれど、今日チームで練習してたとき、やっぱり9月に開かれたシドニーのAPEC閣僚会議での採択内容なんかを、ちゃんと押さえとかなきゃヤバイよねという話になって、夜な夜なお勉強を。なんか今ちょっとハイになってる。

主柱は3つの観点から。
・気候変動
・地域の安全保障
・貿易自由化

この三つはAPEC開催前から議題の見通しとしてあげられていたのだけれど、実際に採択された「シドニー宣言」内に限っては、具体的な数値などは気候変動問題に留まっていて、とくに「地域の安全保障」については宣言ないでは触れられていない様子。ここは私の担当だったのに(涙)。テロ対策や自然災害対策、シーレーン防衛とか、そんな情報を集めたところで、今日はやっぱり寝るとしよう。開催国のハワードが眠そうな顔していたら、APECエコノミーに申し訳ないしね。。。

たまには独りで飲む。

2007年10月25日 | 気付いたこと築いたこと
オーストラリア・ビールって、なかなかうまいです。
私のお気に入りは、EXTRA DRY。安いし、さっぱりしていていいんだよ。

私は家で「ひとり日本酒」とかは日本でやっていたけれど、
考えてみたら、「ひとりビール」ってやったことなかった!!

先日、友人らが訪れて、我が家でエビチリ・パーティをやったのだけれど、
(もちろんメリケンにいやがらせされたが・・・)
その時に余ったEXTRA DRYがあったので、
今夜はひとりで飲んでいる。

なぜか、私は日本酒ではそう簡単に酔わないのに、
ビールだとあっという間。
今、すごぉ~~~くいい気分でブログを書いているのである。

だってさ。今日は8時過ぎに通訳セミナーが終わって、
こんな揉め事沢山の家に帰ってくるのは辛いのさ。
今、コロンビアンもメリケンも、お互いを避け合っているのか、
帰ってこないんだよね。ラッキー。
おかげで私はのびのびと、ひとりでビールを楽しめる。

私はけっこう独りでいるのがスキ。
人と関わり合うのが、わずらわしく思う多し。
西欧人の人々、どうもそんな私を「シャイ」だと思ってるらしいよ。
あ~うざいうざい。
残り物のビール切れちゃった。
今日はもう寝るか。

ぐったり疲れてくるから・・・

2007年10月25日 | 気付いたこと築いたこと
うちの二人のハウスメイト。
コロンビア人はメリケン人から、いたく傷つけられるようなことを言われた、としてオフィスに相談をもちかけた。で、今さらながら、昨晩はオフィスの人をはさんでハウスミーティングを開くはめに。
案の定、メリケン人は現れず。来るわけない。彼女、自分が責められるのわかってるんだから。

ともかく、スタッフは、私に対しても、「迷惑なことで沢山困っているようだから、クレイムフォームがあるので書いて提出するように。ミーティングを持って、双方の言い分を聞いて、結果あなたも引っ越せるかもしれないし・・・」なんてことを言い出した。

はいはい・・・

でももうあと1ヶ月・・・。なんでまたここにきてそんな疲れることをしなくちゃならんのか。。。あり得ない。ミーティングで彼女と向き合うことそのものも、そして私が引っ越すなんてことも・・。

ここ数ヶ月続いてきた彼女からのさまざまなモラル・ハラスメントに私の神経も過敏気味だ。彼女がそばによるだけで震えがくるほどの嫌悪感だ。今さら向き合って、「意見を」なんていってられる時代ははとっくに通り過ぎてしまっている。以前から「オオゴトにはしたくないから」というコロンビア人の意向あって避けてきた「ハウスミーティング」。この最後の時期に、しかも試験やエッセイの期日が迫っているこの時期に、向き合って、また「言い合い」のような事態になることなんて、絶対に絶対に避けなくちゃいけない。私は今、いともたやすく消耗してしまうだろうから。

私はクレイムを出さないことに決めた。
コロンビア人のクレイムによってミーティングが開かれても、クレイムを出していない私は、口を閉ざすことができるから。異常者とは、もう闘わない。そんな時間とエネルギーはもう残ってない。

英語でイジワルを言おう

2007年10月22日 | 気付いたこと築いたこと
昨日にひきつづき、ハウスメイトねた。

私が冷蔵庫をあけるタイミングをみはからって、アメリカ人スーサン(仮名)が何をするともなく、目の前の棚にかがみこんで、尻を突き出して場所ふさぐんですよ(あきらかに、故意。バカなんで、この子)。

それでも私が冷蔵庫開けると、当然扉が彼女の尻にちょっと触れます。ハイ、その時に彼女が言ったことば。

“ Excuse you ”

おぉぉぉぉ。なるほどね。
最初聞いたときは「?」という感じ、違和感くらいしか感じなかったんですけど、数秒後に、「あ!」とそのイジワルな意味がやっと了解できました(おそいっ笑)。

excuse は動詞で「~を許す」とか「容赦する」っていう意味ですね。普通よく使うのは、"excuse me"。動詞から始まっているので命令形、で、直訳すれば「私を許せ」ってことですね。だから「ちょっとすみません」とか「ごめんなさい」っていう場面でつかう。

で、この場合は"Excuse YOU" なんだから、直訳で「お前を許せ」ってことでしょ?
つまり、あんたの過失を許してやれ、みたいなことを言われたわけですよ。スーパー上から目線に立てるわけ。すっごいねぇ。

最初は"I excuse you"、つまり「許してやるよ」くらいの意味のことを言われたかと思った(それでも失礼だからさ)のだけれど、いやいやいや。もう一段階ですよ。だって、命令形だもんね、"Excuse you"は。
つまり"excuse"する行為の主体が変わるわけ。"excuse"するのは、"I"ではなくて"you"、つまりここでは私となるわけね。
そして"I"であるスーサンがそれを「命令」するわけよ。「許してやれよ」と。「お前の犯した過失をお前自身が許すことを命令するよ」と。誇り高き"I"=スーサンがさ。


いやぁ~~・・・すっごいねぇ。
自分でそのシチュエーション作っておきながら言うんだからね。ほんと、すごい。

まぁしかし、言葉そのものは、イタダキということで。
いつか効果的な場面で使ってみましょうかね。ししし。

たまったもんじゃない

2007年10月21日 | 気付いたこと築いたこと
昨日、うちのハウスメイトのアメリカ人とコロンビア人が
ハロウィン・パーティーをやるなんて言い出した。
アメリカ人は自分にくっつける「蝶の羽」まで厚紙工作していた。

疲れるんで、私は友人宅へ非難。
日付変わって戻ってみたが、まだ20人くらいと思われる人間が、
わがアパートに。
そんで、さわいでる。リビングを暗くして。バー状態。。。
その数分前には、
近所から通報されて、警察まで来ていたそうだ。

子供っぽく騒ぐ宴は2時半頃修了。
私は自室で寝られずにいた。
私のバスルームも客人に汚されており、
シャワーを浴びることができない。

朝、コロンビア人は「ごめんね、昨日、眠れた?」なんて
弱弱しく聞いてくる。彼女はいつもそう。
本当は自分は、アットホームなパーティーにしたかったのに、
アメリカ人に乗っ取られたぽい様子だったので、
まぁ彼女を責める気にはならないな。。
バスルームは彼女によって、何事もなかったように掃除されていたので、
まぁいいことにする。

ただでさえ他人と暮らすのなんてしんどいのに。
年齢も国籍も習慣も違うなんていう経験、
あ~あ。もう二度とゴメンだね。。

今、外務省が熱い。

2007年10月18日 | 気付いたこと築いたこと
通訳の練習をお友達と一緒にするとき、大変お世話になっているのが、外務省のホームページです。そこに載っている大臣らのスピーチは日英対訳が付いていて、内容も濃いし、きれいな日本語・英語なので、逐次通訳やサイトラ練習に最適でございます。

通訳では聞き取った内容をノート・テイキングしていきますが、最近ようやく慣れてきました・・・(汗)でもスピードが速いとかなり情報が落ちてしまいます。

もうすぐ最終試験で、このコースも終わっちゃう。せっかく楽しくなってきたところ(遅い!)なのに、寂しいような、これでいいのか?と不安なような。。。

この外務省の素材を使って、帰国後も地道に勉強続けられればいいんですけどねぇ・・・まぁ難しいでしょうねぇ、一人でやるのは。だれか、お勉強仲間をつのるのもいいかな、と考え中でございます。

キャンペーン効果絶大

2007年10月16日 | 気付いたこと築いたこと
昨日から始まったNちゃんとのキャンペーン効果で、今日は日本人のクラスメイトの皆さんともほぼ全て英語で過ごすことができました。一日中英語っていうのは久々のせいか、ちょっと脳疲労。でも、なんだかやっぱり、いいみたい。

ここはオーストラリアだから、アジア人3人で歩いていても、中国人・日本人・韓国人の取り合わせだったりする。だからアジア人同士でも、共有の英語で話していることはめずらしくない。だから日本人3人で堂々とカフェなどで英会話をしていても、だれからも奇異な視線を向けることはないです。

でも、これが日本だったら・・・。英会話サークルとか英会話喫茶ならともかく、日本人同士3人とかで駅やカフェで英語だけで話していたら、やっぱりちょっと異様な空気を放つよね・・・。

だからこれも貴重な時間。帰国までは、できるだけこんな風に過ごしたい。。。