融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

爽快にしてクタクタです。

2007年12月01日 | 気付いたこと築いたこと

昨晩、無事に日本に帰国しました。
これで、本当に終了。

最後の数日は片付けやら送別会やらで、相当ハイテンションで乗り切りました。最後まで気が抜けることはなく、感傷的になる暇もないほどに。仲良しさんたちとお別れする時はやっぱりグッときたけれど、まるでオーストラリアの爽やかな気候のごとく、しっとりしすぎることなくシドニーを後にしました。

意外なことに、もっとも印象的な瞬間は、9時間のフライトが終わろうとするころ、飛行機の窓から日本の地が見え、その夜景が目の前に広がった時でした。それは「全て終わった」と心の底から思えたその瞬間。もう、あれもこれも、全て終了、もうあの場所には戻らないし、戻れない、私にやれることはやってきたし、嗚呼お疲れ様でした私、というような気持ちが不意にやってきました。


一年半。
ここで起こったこと、味わった気持ち、得たかもしれない何かを、「さぁこれから生かしましょう」というような、人工的にポジティブな態度には、まだなれない。これからもならないかもしれない。でも、ここでの体験はきっとじわじわと、自分でも気づかぬうちに自分に働きかけてくれたらいい。


一夜明けて今日、さっそく、富士山の見える露天風呂の温泉に出かけてきた。身体中の細胞が喜んでいる感じだ。当面、のんびりします。