融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

合唱団に入った。

2007年01月29日 | 音楽

地元の合唱団に入ってみました。MAQUARIE UNIVERSITY SINGERS 通称MUS。

今年で40周年を迎えるというこの団体、団員は長年ここで歌い続けてきたと思しきおじさま&おばさまたちだ。ある種の迫力がある。結構マジメな団体のようで、年間にさまざまな催しに参加したり、オーケストラと一緒に演奏会を催したりしている。かのオペラ・ハウスでの本番もあるらしい。。。

昨年からこの団体には目を付けていたのだが、自分の英語力や環境への適応力をまず考慮して、2学期目からのスタートと決めていた。折りしも本日が2007年の入団登録、最初のリハーサルだった。事前にメールを送って返事をもらい、待ちに待った初日を迎えた。参加団員は80人くらいいたと思われる。すごい。

40周年のイベントに向けて取り組むはブラームスのドイツ・レクイエム。いきなりの大曲だ。初回の練習の今日は、全員が初めてスコアを手にしたにもかかわらず、いきなりの合わせ。なんか無理矢理だったけど、でもそれなりに形になっていたから楽しくて笑ってしまった。4楽章あたりは、学生時代に合唱の授業で歌ったかもしれない・・・。ドイツ語の発音にはオージーの皆さんも苦労しているようで、ウムラウトの発音について次々と質問がでる。そのたびにドイツ系の移民と思われる団員が応え、歌詞を朗誦してくれる。意味がわからないからと、指揮者の先生がその場で翻訳をしてくれる。・・・当然英語の翻訳だから、私はおぼつかない。勉強が必要だ。こんなことなら日本から対訳CDを持ってくればよかったと後悔。

しかし久々の合唱で非常に楽しかった。声を出すことはすばらしい。学生の頃に聖歌隊に所属していたが、そのときはソプラノだった。今はアルトにしてみたのだが、音をとるのが難しく、それがまた面白い。毎週の練習には出来るだけ参加したい。そして何しろ、ここにきて初めて地元オージーの皆さんと、少なからず触れ合えることが何よりの楽しみだ。

こらえきれず入手

2007年01月29日 | 日常生活

外国で貯金を崩しながらの生活となると、どんなささいなものでも「お買い物」をしてしまうと、罪悪感やら、買ったことへの理由付けなどで頭の中が忙しい。
けれど結局かって後悔しないこと、これが大切だ。
今日は小さなCDラジオを買ってしまった。フランクが乗っかってるやつね。
今やCDもラジオもパソコンで聞けるから十分、なんて思っていたが甘かった。まずドライバつなげてPC立ち上げ、スピーカーつないで、iTunes立ち上げて・・・なんてやってると、朝や寝る前にちょっと聞くってことをしなくなる。
しかし、だ。この「ちょっと聞き」が案外、私のミュージック・ライフ(なぜか英語で言いたい)には欠かせないらしい。ストレスたまっちゃうし、なんせ音楽の摂取量が俄然減ってしまう。
これはいかん!!
ということで1週間近く悩み、下見もしてようやく本日購入。
これが。なんと。ああ。
いいねぇ。部屋にいることが俄然居心地よくなった。
なにかが違う。全然違う。
ニュースも気楽に聞けるし、やっぱり単純な機械って、すばらしい(涙)

ちなみにこちらのFM、ABC Classicはいい。余計な解説が少ないし、ほとんど有線状態だ。しかもほぼ24時間じゃないのか。曲目はウェブでいつでも確認できる。本日はプーランクの協奏曲に感動したよ。本当は最後のエルガーの1番がメルボルン響で一番聴いてみたいのに、最終曲だ。とても起きてられないわ。おやすみなさい。