融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

1台4手~初見連弾の極意

2007年01月08日 | 気付いたこと築いたこと
最近連弾の練習を始めた。

学生時代に、友とドビュッシー「小組曲」をけっこうまじめにやったな。あれは名曲ですよ。学園祭などで邦人作曲家の2台4手、2台8手の曲を弾いたり、学内演奏会でライヒの「ピアノ・フェイズ」をやったりしたのもいい思い出だ。

ここ数日は、一気にシューベルト、ブラームス、フォーレ、ドビュッシーなどを、ほとんど初見で「やってみよう!」という感じでどんどん弾き流している。これが、異様に楽しい。

ほぼ初見ですぐに合せに突入すると、なんだか妙に盛り上がるのだ。なにしろ「落ちない」ようにするためにものすごく集中する。私は初見がきく方ではないのだが、これで大分鍛えられるというものだ。

唐突な合せにもかかわらず、息がぴったり合うと、これがまた妙に楽しい。すこし詰めて練習するたびに、またぐっとよくなる(自画自賛 笑)。プリモとセコンド(私)で、けっこう出す音のもともと質が近いのは、何より運がいい。初見だとここがズレるとモノすごい苦痛だろう。

近頃DSで脳トレとかもやってるけれど、連弾の効果たるや、すごいんじゃないかな。
活性化。脳も心も音楽も。

おみくじ

2007年01月08日 | 気付いたこと築いたこと
風の冷たい一日。
おくればせながらの初詣に出かけた。
今年は鷺ノ宮八幡。念願のおみくじを引き、満足。

昔から、おみくじを引き、結果があまりにも悪い場合でなければ、神社に結ばず持ち帰ってくる。おみくじに記された言葉がけっこう好きで、折に触れて読み返したりする。時には、かなりまじめに励まされたりする。

昨年は明治神宮で引いたおみくじの言葉が、おそろしいほど自分の境遇にあっていた。それこそシドニーの自室で、何度開いてはそのメッセージをかみしめ、励まされていたかわからない。

今年のおみくじもまた、「あれ、神さまに見透かされてる?」と思うくらい、境遇にあった言葉たち。

きっとまた、シドニーで何度となく読み返すにちがいない。きっとそうだ。