終業式

　今日はいよいよ２学期の終業式です。インフルエンザの感染予防のため、終業式は放送により各クラスで行いました。

　式の中で、新型インフルエンザの流行にもかかわらず、体育祭、３年生の修学旅行、文化祭等、ほとんどの行事が成功裏に終わったこと、生徒会執行部が、みんなが楽しい学校生活を送れるようにいじめ追放の取組を一生懸命に行ったことなどを紹介し、お礼を述べました。

　いじめ問題については、学校では最重要課題として取り組んでいます。いじめは集団の中でターゲットを決めて精神的にも肉体的にもひどいダメージを与える行為で、明らかに犯罪です。また、いじめはどんな理由があってもやってはいけない行為です。学校ではこのことを何度も繰り返し指導しています。そのこともあり、学校からいじめをなくしたいと立ち上がった「君を守り隊」も隊員数が１６４名となり、半数を超えました。最近では、毎週１回放課後に各クラスの代表が集まり、話し合いをしていました。

　大切なことは、温かい思いやりの心で友達の良い面を見る努力をすることです。「ありがとう」という言葉がどれだけ口から出てくることか振り返ってみればよく分かります。そのような温かい心で接していれば、自分に幸せを呼び込むことができます。逆に、いじめなどの冷たい心で接していれば、必ず人から冷たい仕打ちを受けることになります。ご家庭でも、子どもを幸せにするために感謝の心で「ありがとう」という言葉をいっぱい浴びせてあげてはいかがでしようか。太陽のように温かい言葉をいっぱい受けて育った子どもは、決していじめなどしないようです。

　阿知須中学校のチャレンジ目標は明るいあいさつと読書です。冬休みにご家庭で過ごされることが多いと思いますが、時々、このチャレンジ目標を思い起こさせていただければと思います。また、年末年始、交通ルールをよく守って交通事故のないように言っております。どうか、ご家庭でも交通安全には、十分注意していただければと思います。

　生徒の皆さんが有意義な冬休みを送ることができ、新しい良い年を迎えることができればと祈っています。