最高の天気に恵まれ第66回の卒業証書授与式が行われました。今年の99名を加え同窓生8,786名となりました。昼からは、野球部3年生が、義務教育9年間の区切りに(?)、お世話になった保護者と野球対決を行っていました。先ほど結果を聞きましたが、3年生が何とか勝ったようです。最後は親子で写真撮影、心に残る一日となりましたね。
~九十九名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう
平成二十四年度のスタート、始業式の日の朝、皆さんとの初めての出会い。体育館に入ると総務委員長の指揮のもと、水を打ったように整然と整列している、その凛とした雰囲気に、皆さんが抱く新たな出発への期待の大きさと緊張感を感じ、この生徒たちとともに心に残る一年にしなくては、という想いを強くしたのがついこの前のことのようです。~
伝統となっているボランティア活動では、駅前などの地域清掃、病院や施設への訪問、高齢者へのたよりなどを通して、地域と関わりながら社会の一員として生きる自覚を高めることができました。わずか一週間という準備期間で迎えた体育祭では、ダンスや太鼓エクササイズなど、練習でうまくいかなかった動きや4段タワーを、はじめて成功させるなど今年の3年生が本番に強いところを存分に見せてくれました。文化祭では、たくさんの地域の方々を講師にお招きし、手話や社会福祉について学びました。また、ふるさとの伝統文化・芸能である「ひなもん」や「闘鶏踊り」では、熱心な御指導に応え、当日の素晴らしい展示や発表へとつなげることができました。ステージ発表では、日頃見られない一面や予想外の持ち味を発揮するなど、皆さんのもつ可能性の大きさも感じさせられました。こうして皆さんは、豊かな発想をいかし一コマ一コマに心を込め、学校行事など学校生活の一つ一つを積み重ね、仲間とともに歩む集団へと少しずつ成長した一年間でした。
インターネットなどが高度に発達した情報社会となり、私たちの生活は大きく変化しました。このような情報があふれる現代社会にあって、今の私たちに求められるのは、自分自身の生き方についてよく考え、情報に振り回されず、生き甲斐を感じながら、自分らしく生活していくことではないでしょうか。
自分を知り、自分を生かすことは難しいことですが、自分は何がしたいのか、何をすべきなのか、これは人に譲れないというものは何か、このような問いかけをしながら、これからも自分のために「なりたい自分」を探し続け、未来の彼方にいるはずの本当の自分との出会いを実現してください。
ただ、人はそれぞれものの考え方や生きてきた環境が違い、みんな自分の速さの時計をもちながら生活しています。そんな周囲の多くの人たちと関わりながら生きていくことは決して楽なことではありません。困難なことに直面したときは挑戦する強い心と、「凡事徹底」、平凡なことを非凡にやり続ける強い意志で立ち向かってください。
この阿知須中学校で、仲間たちと残した素晴らしい思い出を胸に、その思い出を「つながり」の結び目として、しっかり前を見据え、「自分探し」から「自分づくり」の道を歩んでいってください。~ 平成成二十五年三月九日 卒業式式辞から
~九十九名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう
平成二十四年度のスタート、始業式の日の朝、皆さんとの初めての出会い。体育館に入ると総務委員長の指揮のもと、水を打ったように整然と整列している、その凛とした雰囲気に、皆さんが抱く新たな出発への期待の大きさと緊張感を感じ、この生徒たちとともに心に残る一年にしなくては、という想いを強くしたのがついこの前のことのようです。~
伝統となっているボランティア活動では、駅前などの地域清掃、病院や施設への訪問、高齢者へのたよりなどを通して、地域と関わりながら社会の一員として生きる自覚を高めることができました。わずか一週間という準備期間で迎えた体育祭では、ダンスや太鼓エクササイズなど、練習でうまくいかなかった動きや4段タワーを、はじめて成功させるなど今年の3年生が本番に強いところを存分に見せてくれました。文化祭では、たくさんの地域の方々を講師にお招きし、手話や社会福祉について学びました。また、ふるさとの伝統文化・芸能である「ひなもん」や「闘鶏踊り」では、熱心な御指導に応え、当日の素晴らしい展示や発表へとつなげることができました。ステージ発表では、日頃見られない一面や予想外の持ち味を発揮するなど、皆さんのもつ可能性の大きさも感じさせられました。こうして皆さんは、豊かな発想をいかし一コマ一コマに心を込め、学校行事など学校生活の一つ一つを積み重ね、仲間とともに歩む集団へと少しずつ成長した一年間でした。
インターネットなどが高度に発達した情報社会となり、私たちの生活は大きく変化しました。このような情報があふれる現代社会にあって、今の私たちに求められるのは、自分自身の生き方についてよく考え、情報に振り回されず、生き甲斐を感じながら、自分らしく生活していくことではないでしょうか。
自分を知り、自分を生かすことは難しいことですが、自分は何がしたいのか、何をすべきなのか、これは人に譲れないというものは何か、このような問いかけをしながら、これからも自分のために「なりたい自分」を探し続け、未来の彼方にいるはずの本当の自分との出会いを実現してください。
ただ、人はそれぞれものの考え方や生きてきた環境が違い、みんな自分の速さの時計をもちながら生活しています。そんな周囲の多くの人たちと関わりながら生きていくことは決して楽なことではありません。困難なことに直面したときは挑戦する強い心と、「凡事徹底」、平凡なことを非凡にやり続ける強い意志で立ち向かってください。
この阿知須中学校で、仲間たちと残した素晴らしい思い出を胸に、その思い出を「つながり」の結び目として、しっかり前を見据え、「自分探し」から「自分づくり」の道を歩んでいってください。~ 平成成二十五年三月九日 卒業式式辞から
これからも宜しくお願いします