あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

手袋さん、ありがとう~手袋物語~

2008-01-30 20:59:47 | Weblog
今日はもうとても感激です。

昨日の朝、バッグに入れたグリーンの手袋がなくて、どうしたかしらと思っていた。
で、帰宅してから探したのだけど、なくて・・・。確かに昨日の朝はバッグにあった・・休みの夫に駅の裏(北口なんだけど)に送ってもらって・・・バッグの中からプリント類を出して車に置いた・・・考えると、やっぱり車から降りる時に落とした・・?それしか考えられずに、今朝、早めに出て、階段を上って下りて駅の裏の車を降りたところに行った。

おお~、あったぁ~。あったぁ~!!
もう感激。道の端っこに転がっていた。ずっと上は階段。

そこにいたガードマンのおじ様に思わず「手袋をなくしたんです。それがありました。ありがとうって言いたいです」と話してしまう。おじ様も人のいい方なんでしょう。よかったねという顔で笑ってくださる。

ああ、嬉しかった。神様、仏様・・・父ちゃん、母ちゃん、ありがとう。

手袋さん、ありがとう。

昨日は雨だったのに、ずっと私を待っていてくれたのね。
ぬれて、少し重かったけど、スーパーの袋に入れてバッグに入れる。
本当に嬉しかった。
昨夜からずっと気になっていた。
ないだろうなあと思いながらも、大事な手袋だから、せめて、今朝、なくしたかもしれない場所に行ってみることが私の手袋に対する誠意だろうと思った。それでなかったら、あきらめられると。

歩きながら「ついてる、ついてる」と言っていたのがよかったのか。
途中、いつも会う女性の方が「おはようございます」と、挨拶されて、初めて、今日は彼女に気づいた。何にも考えていないから「学校の先生ですか」に「M小学校です」と。相手から挨拶されるのは嬉しいと思いながら「ついてる、ついてる」と。

階段の下で、かえって雨だったから、そこでじっとしていたのかな。

電車では息子と娘と夫にメール。「あったよ」の報告。
わが家族、それぞれに心配してくれていたもの。

職場ではきれいに洗って干して・・・思わず、職場の若い男性にいきさつを話す。
「よかったですね」とよーくきいてくださる。そして、あとから、もうひとりの隣の女性にも。優しい二人です。だから、この二人には特に「朗報を待っています」なんて言っているのです。優しくてまじめでいい方たちだもの。

帰宅して、手袋をお供えして、父母にお礼。
なんか、普通の人が見たらへん?
でもね、父母やご先祖様に守られていると思うからお礼を申し上げる。感謝です。
本当に守っていてくれるのを感じる。

この手袋、10年前に生涯学習で共に過ごした方々が下さった思い出の詰まったもの。
ありがとう。手袋さん。私を待っていてくれて・・・ね。

今後は大事にします。
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