あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「母と暮せば」を観る~父の誕生日に~

2015-12-15 23:04:49 | Weblog
父の誕生日だった。
夫がいかの刺身をこしらえてくれたので、少し、お供えしました。



ほんの気持ちです。いか、とても新鮮でおいしかった。
帰宅した息子も父に手を合わせて…いかを「うん、うまい」と舌鼓を打つ。

父ちゃん、ありがとう。
父の生まれたときって大きかったんだろうなと思う。

くしくも次女の結婚式に私のバッグに入れていく父母の写真をさがすために、母の残してくれたものの中の写真の箱を開けた。

若かりし父と母の素敵な写真、私と妹の小さいときのかわいい(自分で言うかしら)写真がある。

おおぎやなぎちかさんの「しゅるしゅるぱん」を想った。

父や母がいてご先祖様がいて、私がいて、子どもたち、孫がいる。
かけがえのない人生だ。

そのことをまた思うのに、今日見た映画がある。

「母と暮せば」井上ひさし原作だ。

このタイトルをきいたときに「あれ、父と暮せば」なら読んだけど…と思ったのだけど、要するに井上さんの作品を山田洋次監督が映画にした。

ららぽーと横浜に夫と見に行ったのだけど、夫はいたく感動していた。
もっとも、以前、夫から「父と暮せば」の本を借りたのだけど。

吉永小百合と二宮和也と黒木華が好演だ。
二宮くんは私のブログに出てくるジャニーズ系「嵐」(Aと書くけど)のメンバーだ。
ずっと読んでいる人はわかるでしょうけど…まあ、いいや…たいしたことではないかも…私がミーハーなだけだ。省略ですね。プライバシーだ。

それにしてもいい映画だと思った。
原爆の恐ろしさ、一瞬にして命がなくなること、残されたものの悲しさ、母としての正直な気持ち…など、吉永小百合も黒木華もうまい。
二宮くんはさすが歌手。応援歌がいい。演技ももちろん。
夫は「硫黄島からの手紙」も、うまかったと言う。

この映画、見てほしいと思う。

今の時代に。

井上ひさしさんがいいのか、山田監督がいいいのか…たぶん、すべてがいい。

今回も長崎医科大学か…長崎大学医学部ってこのところ私にとっては特別だなと思う。
ちゃんぽんか、いいな。
大好き。

原爆、空爆…今も世界のどこかで、シリアで、どこかで、ひとりの貴重な生命が失われているのだろうか。

決してあってはいけないことなのに…。


「母と暮せば」

よかったら、見てください。

コメント
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