おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
雨上がりの曇った2℃の会津野。いまにも雨が降り出しそうな空の朝です。
写真は、ドイツのお店でクリスマスの飾りをお買い物をしたときのレシートです。。
9品のうち、下から2つめのものだけに、「B」という表示が出ています。
さらに下の方をみると、「B : 7% MwSt von 0.55= 0.04」とあります。
これは7%の税率の商品価格が0.55EURで、税額が0.04EURというもの、日本で言う軽減税率の品目です。
その下には、「C : 19% MwSt von 15.16 = 2.88」というのもあります。
これは19%の税率の商品価格が15.16EURで、税額が2.88EURということです。
日本の消費税が複数税率となることが報道されていますが、消費者はこのように税額を知るよう変化するのでしょう。
ちなみにドイツの価格表示は、どのお店でも税込表示でした。
日本はいまのところ、税込表示と本体価格表示が混在しています。これが温存されると、お店ごとに異なる税率表示を現す方法が違うことになってしまいそうです。
税込表示のお店は、ドイツのようになるでしょう。本体価格表示のお店は、軽減税率の消費税合計額と、原則税率の消費税合計額、さらに両方を足した消費税額ということになるでしょう。
消費税が8%になった当時、表示価格を税込・本体のどちらでも良いことになったので、ガソリンスタンドでも、一時両方の表示がなされました。そのとき、ガソリン税を含んだ本体価格という本来の税引表示とは言えない表示が現れました。本当は、本体価格X円の他にガソリン税がY円、消費税がZ円と表示すべきところです。しかし、消費税はガソリン税を含んだ価格に課税する二重課税となっているので、ガソリンスタンドの表示は両方の税を含んだ税込価格とされました。
こういう混乱、いつまで続くでしょうか。ちなみにドイツのレシートで軽減税率(7%)だったものは、数独の雑誌です。なぜこれが軽減税率なのかを私は知りませんが、やはりこれは軽減税率に変更といったことや、品目によっては軽減を撤廃し、一般税率に変更するという混乱も、やはり起こるのでしょう。
消費税に振り回される日々、まだまだ続きそうです。
今日も素晴らしい一日をすごしましょう。
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