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愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

生物の源流へ

2013-08-30 16:24:58 | 日記
窯を触ってみて
明日、窯出しをする事に決めました

今日は僕のお話しを書こうと思います

若い頃から物を観るのが好きですが
中でも、刀を観るのがとても好きでした

僕を悩ませ大きな疑問を抱かせた古い刀達

古刀が持つ天と地程の現代刀との差はいったい何なのだろう?

僕の20代半ばの興味はそこだけに集約されていました

ある時から古刀の持つそれを
何百年と、たどった歴史がそうさせているのでは無い
と、僕には思えました

そしてある刀の展示場で一振りの古刀に出会いました

匂いたつ刃の冷たい美しさ

濡れた人の肌を思わせる刀身

内に宿る熱い血脈

僕はこの古刀に完全に恋をしていました

この刀は生きている

これを自覚したとき
自分と刀との違いなどまったく無く

目の前の刀は人と変わらぬ生き物だと言う事を確信し

そして一つの結論に至りました

生物以外の無生物と言われる存在など、この世に一切無く

世に、あるのは生物のみ

理解が自分の中に立ち上がり

小さかった頃の山のよう疑問が解消し始めました

山や見知らぬ土地で迷い、なぜ石や木に話しかけ
帰れる事が出来たのか

田んぼや川に話しかけて遊び
花と歌を歌い上げ
なぜ仲良くなれて友情に涙したのか

たった一つの固定観念の枠が
生物をただの物、無生物にして

互いの関係を断ち

関係を閉ざして
刀を造ったところで
現代刀が古刀を越える事や近づく事も出来なくて当然だと思いました

僕はこの考えを元に
愛でもって自然から教わりながら焼きものを始め

生きた焼きものを意識して造っています。

3人展のお知らせ

2013-08-28 15:35:14 | 日記
窯焚きから

ようやく体が動くようになってきました

窯を見に行き
 

窯の分厚い外壁を触ると、とてもアツアツの余熱で
まだ器は取り出せれません

今日は3人展のお知らせをします

『紙、土、光の風』

紙、紙のめぐみ
小川原めぐみ

手すき和紙による作品

土、愛讃窯
松岡伸幸

焼きものの作品

光、写真
松岡香織

写真による作品

それぞれが持つ個性

紙、土、光が、どのように融合し、風を生み出すのか

僕自身も楽しみにしています

期間

9月9日(月)~29日(日)

10時半~18時(最終日は15時まで)

会場

ギャラリー&カフェ
SA・KU・RA

旭川市東旭川倉沼31―32

tel

0166-39-7835

まだ窯を開けれていませんが
今回、焼いた器を3人展に出します

いや~面白くなりそうです。

最終日、超還元バックファイヤー

2013-08-27 05:34:28 | 窯焚き
25日、5日目
 

二人で焚き続け温度も上がってきていますが

ドンッ!と、言う音の間隔が何度も聞こえ始めました

ダンパーを見に行くと、煙突は少しずつ温まってきてますが

いまだにダンパーにまで炎が届いていません
余りに異常な状況

奥の方でドンッ!となる音に集中して考え出した答えは

捨て間の後方に造った壁が問題となり
捨て間に煤が溜まって酸素を奪ってしまい

たまに酸素が届いた瞬間に
捨て間の中で爆発してるのに間違いないと、思いました

ここから酸化焚きに切り替えましたが

捨て間が酸素を奪ってしまい
どうにも強還元にしかなりません

状況を変えるために
この状態で温度を一気に上げる事を選択しました

ドンッ!の音の間隔が、だんだん狭くなってきます

どんどん温度を上げ最後は煙突が震えだし
ドドドドッ!!

と、一気に炎が煙突までかけ昇りました

いや~これで安心なものの
煙突先から炎が出るのはご近所にまずい!!

そろそろ終わりにせねばと言う事で

二人して心残りを全て焼き尽くすように
愛を意識し最後の薪をくべて

焚きを終え

口を閉じました

今回の焚きは80時間となりました

結果的に冬よりも焚きが短くなり
超還元状態で閉じたので

器がどんな事になっているのか全然、分かりません

ただ、今出来る全てを出しきりました

自分の足下に繋がる世界中の問題に
この小さな愛が届くかどうかは分かりませんが

愛の炎をこれからも絶やさず燃やしていこうと思います

この焚きに思いを馳せてくれた皆様方に感謝します
本当にありがとうございました。

4日目、雷と龍の炎

2013-08-26 15:56:47 | 窯焚き
24日、4日目
 

かおっさんに交代してから

上口を開け、薪を投入し始めました

朝方から雷雨が来たようで
近くに稲妻が、どんどん落ちています

高い煙突に落ちたら!?と、思いましたが

そのときはそのときと思い

雷が好きな僕に空が勇気を与えてくれていると

ビニールハウスで稲妻を見ながら元気があふれました

お昼過ぎに飛鳥馬さんが訪ねてくれて差し入れを頂きました

お面を付け薪を6本入れて頂きました

窯内は順調に温度が上がってきている
と、思っていましたが

奥の温度が上がっていないのに気付きました

ダンパーを開けに見に行き
おかしい!?
と、思い煙突に手で触りました

触ると煙突が冷たいままの状況で異常事態になっていました

ダンパーを全開にして様子を見ることにして

窯に戻ると煙突先から煤が雪のように大量に降り出しました

煤が詰まってたから引きが悪くなり奥の温度が上がっていないだけだと

この時は簡単に思っていました

窯に戻り薪を入れると
たまにドンッ!と器を置いた棚が倒れたような音が響くのですが

窯中を見ても問題はありません

状況が見えないので、そのまま焚く事にしました

夕方頃、かおっさんが起きて来ました

ここからは2人体制で寝ずに焚き上げに掛かります

途中、中島さんがやって来て、ぢま弁めしをまた頂きました

中島さんも薪を投入して頂きました

3人で朝の雷の話しをしてて
ふと、窯の炎を撮り見てみると

龍のような炎が写りました

皆の思いが龍になった!!
そう感じました。

窯焚き終わりました

2013-08-25 08:06:56 | 窯焚き
25日、朝4時位に窯焚きが終わりました
 

かたずけ途中で、へとへとになってしまったので

後日、窯焚き内容を書こうと思います

窯を訪ねてくれた皆様

ブログを観てくれている皆様

無事に焚き上げれました
本当にありがとうございました!