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愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

改造 雪かき?! 雪上のママさん!!

2017-12-16 21:03:45 | 発明 & 改造
12月16日 土曜日 けっこう降ってしょ?



窯ハウスが落ち着き
あれから毎日山へ仕事に入っています

ただ…お山もだいぶ雪深く、深い所は腰まで埋まってしまう…(*_*)

そこで、それを改善すべくスノーシューを考えてみることにしました

まずホームセンターでの下見

う〜ん…色々見てはみたが…
以前スノーシューのロングだかを履かせて貰って
印象としてはこんなもんか…というイメージがどうにも抜けないのと
なにより値段に得心がいかない(=_=)

次に、プラスチックの輪っぱのカンジキものも見てみたが…
むっ…この靴下干すような感じがよく分からないけど、やたら弱そうだし
何よりこの幅じゃ、埋まるだろう…(-_-;)

フォォォっ 欲しいのが全然無い!無い!無いがぁ〜ヽ(`Д´#)ノ

しかたがない…
無いならば 作ってやろうぜぇ ホトトギス〜!

てことで(笑)

家に何かないか探してみて…

まずは木の板で試してみた

ふぅ〜む、悪くはないが…体重の乗せ方によっては偏るなぁ〜

新雪の上に色々木の板を置き体重を乗せ
短いの、長いの、幅があるモノを試したが…

何だかなぁ…胸に熱くほとばしるエナジーがないんだよねぇ〜(~_~)
てんでやる気出ないなぁ〜(笑)

う〜〜〜ん… (¯―¯٥)
ん? むっ!?アイツを試してみるか!!

目を付けたのは…
壊れて置いていた雪かきのスコップ!

雪かきのスコップってのは構造上、棒っこのプラスチックの所がヤラれ易いから買い替えてばかりで沢山余ってる(笑)

そんなこの子をまず雪の上で踏んでみた…
あっ!?(*_*)なんかコレ良い〜何かいいよ!!
胸にこう…ガっドギュ〜ん!と来るモノがある(笑)
うむ、この子で行こ〜(^w^)

さて、このままじゃ足のサイズにはデカくて合わないから2つに分割しよう

ちょうど、このスコップは真ん中が割れてるから縦に分ければいい

綺麗に切りたいから半田ゴテで溶かして切ることにしました

ジュワジュワジュワ…煙り くっせぇ(笑)

これで紐を通してと…
よし!出来た!!

ワ〜オ!いい〜んでないかい〜!!(^w^)

次の日、山で使ってみたが履かないよりはもちろん良かったが…
雪の空気層のある場所によってはドスンと下まで落ちて埋まってしまった…(*_*;

もう1本同じく作った、かおっさんの方を見ると全然問題なく歩けるよ、とのことだった…

ふぅ〜む、70kgの体重に幅が合ってないんだなぁ〜(~O~;)

くっまた一から出直すか…
どうしようかぁ〜?(-_-;)

むっ!?この子ならどうだろう?
それは…使ってなかった

特大ママさんダンプだった!!

もったいないかな?
いや…使わない方がもったいない!

悩まず、即座に掛かれ!(笑)

まずは鉄パイプの枠だけ切りとって…

お次は

真ん中から真っ二つ…

足が滑りそうだから土踏まずに木を入れ
ネジクギでネジネジ…

あとは半田ゴテで紐の穴を開けてと…

ついでに、弱そうに見える所も斜めの木を入れ

すぐ完成〜!
ママさんスノーシュー!!(^o^)

さぁ〜行くぜぇママさ〜ん新雪の海原をよ〜♪

うん!ふむふむ…これは良い〜!!(^_^)
ドンドン道無き道を歩いてみよう…

お〜!お〜!こいつぁ良いぞぉ〜♪

左側が50センチ程の積雪
右側の小山が150センチ程の積雪

どこをママさんスノーシューで歩いてみても沈み具合いは20センチ程

ちなみに、150センチの小山をママさんで歩いた跡を長靴だけで踏むと…
ズドンッと空気層を踏み込み1メートル程埋まった(*_*;

うん!これなら履いて納得だ!(^_^)

いや〜これは作って良かった!(^w^)

身近にその辺にあって、誰でも手に入れられるモノで…

子供でも作れて…

シンプルで丈夫…

なにより…ヘルシーでなくっちゃねぇ〜ひょっひょっひょっ( ` w ´ )Ψ

そういうのが、やっぱり胸に来ちゃいますよねぇ〜(笑)

明日の雪山はママさんでガンガン攻めようと満足のいった
ここ何日かの動きでした



かおっさんブログ
http://kaori-love3.hatenablog.comPhoto is Oneself


もしよろしければ…
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大変嬉しゅうございますm(_ _)m



RKー88 ゴットンの直し!

2017-03-25 00:49:14 | 発明 & 改造
3月24日 金曜日 また降っじょるよ



ふぅ〜む、降りますなぁ〜

この3月下旬あたりは毎年ドッカリ降るけれど
今年はいつになく暖かいから溶けも早い(^_^)

雪降っても道路が温かくて湯気でてますねぇ〜(笑)
最近はずっとファンタ カップと称したワイングラスを作り続けています
丸一日手で削って一個〜二個出来ない感じで仕上げてます(笑)

さて、もうそろそろ大きな物も作って行こうと思いもしたのですが

削り専用にしていた電気ロクロRKー88形を久々に動かすと
…ゴガガガッギィッギギギぃぃ…と異音が…かなりマズい (-_-;)

そういえば、ゴットンッゴットンッ…と異様な音と酷い振動振れがあることを久々に動かして思い出した

ふぅ〜とうとう変になっちまったかぁ…(_ _;)

ある方から、このロクロを頂いた時はまだコットコット程度の振動だったけれど

今はそれも育って、シッタ(削り台)を置いて器を削ると…
ゴットンッの振動だけで器がUFOみたく回転しながら空に飛んで行くほどのツワモノになってしまった…(@_@;)

まぁ、それはそれでユニークなんですけどねぇ〜(笑)

とりあえず原因を調べるためバラシ始めました

(横に倒して下側を)

思ってたより中はスカスカでバラシ易い!(笑)
調べてみた結果は…モーターのリングコーンに当たるゴム製輪っかが原因だった!
妙に擦り減り方が酷い場所があり回転してるとそこに当たってゴットンッゴットンッいうらしい
ゴムをはがしてと…

早速、車を扱う英兄さんに電話を入れ、ゴムを扱う業者さんに相談して貰ったが…

かなり特殊なゴムの形らしく市販の物の形状には無いらしい…ふぅ〜む…

しかたなくメーカーに電話を入れてみたが…
現在はRKー88形は絶版しており部品等も全く取り扱っておりませんとの一言
…部品が無いのはいよいよマズいなぁ(¯―¯٥)

くっ…そんな古いもん使わんと新しもん買えば?みたいな匂いがプンプンしやがる
でもそう簡単に十何万円もするモン買えるかぁ〜!ヽ(`Д´#)ノ

てことで(笑)
オジサン達の最後の夢の砦、ホームセンターにやって参りました!!

問題になってるゴムはVベルトに近い形状だけど…やはり形が違う…

何度も何度も元のゴムと見比べて…
買って家に戻って付けて合わないからお店に返して
買って家に戻って付けては合わないからお店に返して…
また合わねぇ…デカすぎ…(*_*;

実に繰り返すこと四回目(笑)
さすがに四回目合わなかった時はコレはもう無理だ…とも思いましたが
ここまでやって、そいつぁ〜ねぇ〜よ(TдT)との思いも強く

居直って、お店に鉄枠ごと持って行って、その場でゴムを付けさせて貰いました(笑)

何本か合わせてみたが…つーか全部合わなかった…(_ _;)

それでも諦めきれず、一本だけ無理クリ斜めに入れてみたら
これがしっかりとスッポリ入った!!(TOT)

ホームセンターさん本当にありがとうございましたm(_ _)m

(後書き)
〜中々合わなかった理由を書いときます
本体のリングの鉄枠の口が斜めに開いていて、それに合わせるようにゴム自体も断面が斜めになっており
内輪と外輪の差があり過ぎて同じ長さのゴムを付けただけでは全然合わなかったです〜

早速購入してお家へ戻り取り付け作業に入りました
RKー88 ゴットン病を直す方法

レシピ

代用品ゴム
産業用 Vベルト B型 41

A型は厚みが無いためダメ✖

ここが肝心な所
綺麗にはめ込むのじゃなくて斜めに角だけ入れて角だけ入った状態にする

そのままゴムを押し込むとスッポリ上手くはいるよ〜(^w^)

あとは本体に組立てて…
よしゴムの当たりも問題無い!

出来たぁ完成〜!\(*゚∀゚)ノ

全開でブン回して、ゴォォォ…と少しは音はするものの…
全然、振動も変な音も無くなったっ!!!

お〜静かになったぁ〜!
これで普通に作業が出来るよ〜(^_^)

RKー88は二十年前の代物だけど、頑丈だし部品さえあれば何とかなりそうでした

同じ症状の方は参考にして頂ければと思います。

手動式薪割り機 パルパル君! MAXの巻

2015-07-28 22:26:14 | 発明 & 改造
      7月28日火曜日

前回の続き

溶接をした斧+分厚い鉄板=斧板

こんなものを梁材へ普通に止めたのではぶつかった時の衝撃が強すぎて
梁材の方がそのうち壊れてしまうだろうと考え

そこで、この斧板を梁材で止めるのに五つの穴を開け

斧板は長さがあったので梁材を2本分(41センチ)チェンソーでホゾ穴を開け

上の梁材はかぶせるようにました

斧板の穴と同じ所に梁材にも五つ穴を開けて長ボルトを通してがっちり五ヵ所固定しました

これで上も固定されたから今までみたいに
斧が左右に振るえることがなくなった!!

試し割りをして
斧板を取り付けたことでバランスが変わり7号機より割りずらくなったので

調整をしていると

音さんがやって来てくれて
パルパル君を試し割りして貰いました

これは面白いわ!とパルパル君を楽しんでましたが
不意に、いや~結構重たいねぇ~
との一言が出て

ん!?ひょっとして重たくし過ぎたのか!
とようやく気付き

音さんが帰った後、重みを軽くしてとうとう

パルパル君 8号機の完成に至りましたぁ~!!!(*^▽^)/★*☆♪

パルパル君の全体像

軸はメタルラックの細柱4本入れた軸

う~ん良い感じ上にたわんでますねぇ~(笑)

軸下の手前に車用のバネを入れ大きいバネの中に小さいバネが入っており
調整しながら切ってバネ2本を当て木で固定してます

主力となる腕の重みは先端に掛かっているので
軸、軸受けに掛かる重量圧はものすごくかかります
受けを強くするのに補強と下の梁材をがっちり固定しています

後ろ姿
固定しないと斧を降り下ろした時に後ろが浮いてしまいます(笑)

さてさて、じゃんじゃんパルパル割ってみました

素直な木は問題無いので挑戦的な木を割ることにしました

絶対割りたくない、いやな根株の木も

少しヨイショしたら割れた!

見るのもうんざりしてしまう
直径 35センチ 縦 50センチの

ネジ曲がりの木の代表カラマツ~!

これもちょいとヨイショすれば割れちゃったぁ~!!

アハハ!松油でベトベト(笑)

パルパル君の具合を見てやっとMAXまで来た実感がわきました

ふぅ~これで歳をとっても穴窯を続けれる(笑)

まともに穴窯をやってる人の寿命は実際かなり短い
平均50そこそこみたいな感じです

むう~過酷すぎ~!(@_@;)

でもパルパル君はそのへんも改善してくれるはず!
チョ~楽だから~(笑)

薪で冬を生活している人や薪で仕事をしている人には

間違いなく作ることオススメです!
本当にチョ~楽っス(^-^)

パルパルは廃材を使ったので大きい形ですが色々試してみて
大きくて重いから薪が割れるといったことでは全くありません

あくまで手で動かすわけですから
重要なのは重さで衝撃力を出すのではなく
重さ、瞬発力、スピードとのバランスの関係を煮詰めることでした

材料が強ければ(鉄とか)小さくても先端の斧側に重みをしっかり乗せることが出来ると
コンパトな形も可能でしょう

パルパル君の動画は松岡伸幸のフェイスブックにアップしています 
 
さぁ~て燃料いっぱい作るぞ~
パルパル~♪。



MAX THE パルパル君! 一の巻

2015-07-26 01:11:10 | 発明 & 改造
      7月26日日曜日

この一ヶ月、間が空いている時間を利用し

手動式薪割り機 パルパル君に力を注いできました

パルパル君 8号機にまで至るまでのことをダァー!と書いていきます

パルパル君の母材は鷹栖の古民家で出た梁材を用いています



一ヶ月前の初号機はただ木を木に乗っけて斧をつけただけの

こんな感じでした

う~ん今見ると原始の匂いがぷんぷんしますねぇ~(笑)


少しずつ発展させて、何がダメなのかを追求しているころ




ここらでバネがないと無理っ!
ということが分かり

英兄さんから車用のバネを頂き色々試しました

後ろに枠を置いてバネを上で受ける形にしたモデル

やってみて重みの圧が強すぎて枠ごと崩壊しました(笑)

バネを前面に置いて一縷の望みを持って挑んだ

挫折を味わった3号機!(ToT)

ここで軸を作らなきゃ絶対無理だということが発覚!(汗)

ここから軸造りに取り組み
鉄心なんて高い物買う気がないから

軸には棚のメタルラックの細い鉄柱を4本使い

自分の最強の止め金、鉄パイプに穴を開けてネジ釘を入れまくりで軸の完成!

後ろの写真

暗闇に光明がさしたとき(笑)

バランスを整えてはバラして組み立てバラして組み立て

主力の腕を半分ぶった切り
とうとうほぼ完成までこぎつけた形の

7号機!!



付しくれのナラの木も割れます!

試験的に、あすまさんにも割って貰い 

バンバンパルパルと実用的に使って薪を割ってみて

丸一日で割った薪の山
窯用の細割りなので家用の大割りで割っていたら
この3倍の量は一日で十分楽に割れる!

ほぼ完成を見たパルパル君でした
がっ!斧を支えていた堅い木が2回も折れてしまいました(*_*;

ここで最後の改造計画をたて
分厚い鉄板と斧を溶接することにしました

そして昨日音さん家にたずね


穴を開け切って溶接して頂きました。

つづく

川の自然水ひ結果

2014-07-25 21:21:36 | 発明 & 改造
7月25日

灰を袋詰めし川にそのままにした自然水ひ

8日後ふと、そのことを思い出し
川へ袋を引き上げにやってきました

どうなってるんだろう?
 

おっ!ありました

さてさて川に入り

さっそく袋を揉んで灰汁の残り具合を確かめてみました

あらっ!?
これ結構、灰汁抜けてるんじゃないの?

浮かれ始めた心と裏腹に
残り2袋はヌルヌル(灰汁)を感じました

むぅ~まぁまぁ、それでも灰汁を感じない袋が2袋取れました

ふ~むぅ、川の流れの水の当たり方に注意を払えば

これはかなり良い水ひ方法なんじゃないかと、思いました

とりあえず袋全部(4袋)を家に持ち帰り

袋を開けて灰を出し

一度、細い目の篩に通すことしました

そして家でのバケツによる水ひを始めて
様子を見ることにしました

ん!?水面には灰汁が上がってきません
川での自然水ひ、かなり良い!!

ただまだ川から上げるのが早かったのか
灰を直に触るとまだヌメリを感じる状態

う~ん、こっから灰汁抜くのが長いんですよねぇ~(中々灰から出てこないのッす)

どおすっかなぁ
もう一度川に置こうか

悩んでいると
かわいこ玉のことを思いし

ハッと、焼き締めの効果
分離作用を思い出しました

何もしないより物は試し
品物にならなかった器を

いざ!

どぶんと灰と一緒につけて

一日経ち様子を見ると


おぉ~ちゃんと分離効果があるようで
物質から塩基性(アルカリ)のヌルヌルが

通常水ひより上澄みに出ています

ふ~むぅ、とりあえず
このまま家で水ひを行うことにしました。