愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

まぎらわしい煙の届け出

2013-02-26 22:55:02 | 日記
今日は朝から微熱があり、顔がむくれたままです

昨日、作業の終わりのかたずけ中に上にあった木の棒に気付かず強く頭をぶつけてしまい
久びさに、たんこぶを作りました(笑)

しばらく休んでなかったので、今日は休みがてら
消防署に届け出を出しに行きました
 

ここに来ると毎度、緊張してしまう

何も知らなかった頃、恥ずかしながら窯焚きをしてて一日で二回消防車を呼ばれたことがあります

原因は煙突からの黒煙です

燃料は薪しか使っていませんが、攻め焚きに入ると酸素不足により黒煙が出始め、黒煙が伸びる時は1キロメートル以上になったりするので消防車が来てもしかたがない

流石にあれ以降、毎回届け出を出しています

中に入って、隊員さんに届け出をお願いして

書面に字を書きながら
何の為ですか?
窯の煙はビニールハウスだとこもりますよね?と質問されます

前回は直ぐ書いて終りましたが今回は窯のあるビニールハウスを詳しく知りたいようで内と外の写真を書類に添付して欲しいと言われたので


家に戻って写真を撮り添付して消防署に出して終りました

ふ~もう直ぐ窯焚きです。

松薪入れと寒さ対策

2013-02-26 01:08:24 | 日記
今日も朝から薪を運び込んでいます

今日、入れているのは松の薪で、カラ松とトド松と赤松が入っています
殆どはカラ松ですが、出来ることなら赤松より油が多いトド松だけで焚けれればと思いますが
建材用に使われてしまうので、中々手に入っていません
 

倉庫から窯へ30往復してやっと松の薪も入れ終わり、ビニールハウス内も松の香りに満たされました

次は明日ダンパーと煙突の調整をするのに、煙突タワーに入らなきゃいけないのですが

入り口のブルーシートが凍った雪の下になっていたので氷を鍬で叩いて、地面まで掘り下げ何とか撤去しました

勢いでダンパーの調整をしようかなと思ったけれど
日が落ちて凍れて来たから、ハウス内に入って、窯を焚く時の寒さ対策に移りました

窯を焚き始めたら暖かいでしょねと、聞かれる事もありますが
夏は別として、はっきり言って寒いです

中盤以降からは段々暑くなりますが、それまでは焚き口の吸い込みで背中がやたら冷え込みます
今の寒さでの吸い込みだと背中に霜が出来るかもしれません

寒さに備え、焚く時に座る所をビニールで囲って中に使っていない灯油ストーブを置いて寒さ対策は出来上がり
今日は終わりにしました

吊るし蓋と薪入れ

2013-02-25 00:18:14 | 日記
あれから焚き口を閉じる蓋を造りました
 

簡易式の吊るし蓋を造ろうと思い
両サイドにブロック2つを番線で縛り上げ

ブロックの上に鉄棒を渡し、鉄棒が動かないよう番線で縛り
鉄棒の真ん中から番線を垂らして蓋と結び、吊るし蓋が出来ました

この吊るし蓋をやっていなかった頃は
置いただけの蓋にしていましたが外して置いてを何百回と繰り返すので
腕がへたって来て大事な後半の攻め焚きで疲れてしまいます

窯焚きは体力による所が大きいので、ちょっとした事で随分楽になります

さて、今日は窯回りのかたずけを始めて

かたずいてから薪を倉庫から移動させる事にしました

雪が無ければ車まで直ぐ薪を持って来れるのですが、雪でそうも行かないので
一輪車に乗せて移動させています

流石に一人では時間が掛かるので、かおっさんにも手伝って貰いました

倉庫から運んでいる薪は通常の干し方とは違うやり方で干しをしています

倒して間もないみずみずしい丸太を斧で割った後、日の当たらない倉庫の奥に2年程かけて陰干しをしています

陰干しすると木の中に含まれている油が殆ど飛ぶ事が無く乾いた後の重みと燃え方が全然違って来ます

燃やす薪は雑木と松を使っており、今日は雑木を窯へ移動しました

窯に置く木は長さ40センチ5センチ角の小割りで毎回3,5メートル立方程、置くようにしています


今日は雑木だけ移動させて綺麗な夕焼けの大雪山を見て終えました。

ロストルと焚き口完了

2013-02-22 03:15:19 | 日記
最近天気が荒れてますね

もう雪は降らないと思っていただけに
玄関から外を見て雪が真横に地吹雪と相まって吹雪いていたら

無言で玄関の戸を閉めてしまうのはきっと皆同じだろうと思うと
朝から笑えました

さぁ、今日は昨日から掛かっている焚き口を完成させます

先にやっていたロストルを造り上げてから下の焚き口に繋げて
 

焚き口の壁を造り始めました

それにしても長いロストルです

1メール20センチ程、有りますが、窯サイズ的にはロングロストルだと思います

次の焚き口の壁は窯と違い、出入りをするので毎度造っては壊す場所ですが

考えて組まないと合わなかったりするので、焚き口はゆっくり造るよう心がけています

焚き口は土を結構使うので、土が凍らないよう発泡スチロールに土袋と電気アンカーを入れて何とか対処しました



今回は三ヵ所に焚き口を設けて、真ん中の焚き口は補助的に使って行こうと思っており
メインになるのは上と下(ロストル)の焚き口になります

いや~土が凍るのは本当に参りましたが
ようやく焚き口が完成しました!

次は吊るし蓋造りに移ります。

窯詰め+ロストル

2013-02-19 22:21:18 | 日記
今日から窯詰めも、いよいよ終盤に入っています
 

箱囲いの棚も詰めて終わり

次は今まで窯に付ける事がなかった
ロストルを今回は造る事にしました

ロストルは窯に酸素を行き渡らせる事が出来、熾を消すのには良いのですが
還元焼成には向かないと思い、今まで造る事はありませんでした


今回、付けた理由はロストルでの還元焼成を試してみる事と
自分の課題でもある奥をしっかり焼ききる事を思ったとき、ロストルを付けてみようと考え
焚き口から窯の3分の2程の長いロストルを造っています

ロストルと窯詰めを続けながら、やっと器を全部詰め終えれました



う~ん詰めるの長かった
後はロストルと焚き口造りです。