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愛讃窯のじょんならんわ

このブログに訪問して頂きありがとうございます
自然から採取した土や岩で焼きものをしたり、たわいもない日常を綴っています

窯出し

2013-09-01 06:14:23 | 窯出し
あれから窯の表面も温かい位まで、冷えてきました

う~ん正直、焚きの最中の捨て間が詰まって

酸素を奪っていたのが、どんな形で影響しているのか全然分かりません
 

焚き口の壁を壊して
サウナより暑い窯に入り

中を見てみると

問題無さそうに見えましたが
横に寝かした器達は熱で、へたりこんでいました

ありゃりゃ~
焚きの事を思い出してみると
捨て間の詰まりを対処するのに

急激な温度上昇が原因になって
へたれたのではないかと思いました

最も温度が上がる火床に置いた器達(よっぱらいオヤジさん仕様)も

熱で、ゆがみが強く出て、アバンギャルドになっています

中間の棚にも影響はありましたが今回、天井を直したので、素直に焼けました

気になっていた奥の棚をみると

やはり酸素を奪われた分、温度が上がらず

最も奥の板4割程が焼けの甘い器になっているようでした

かおっさんに手伝って貰いながらメモを取って窯出しを終え

今回はかなり強く酸素が無い状態の還元焚きとなったので

色合いは濃い灰緑が基調となりました

トラブルとなった捨て間の中での爆発は
結果的に深く学べて焚けれた嬉しい形になりました。

窯出し

2013-03-12 04:16:00 | 窯出し
3月11日の今日、窯出しする事を決めました

あれから一週間、まだ少し窯が熱の余韻を持っています
柏手を打ち、窯と一緒に歩んだ事と皆に感謝し
 

ゆっくり焚き口の壁を壊し出しました

真っ暗な窯の中が崩して見えた瞬間、ブワッと熱気が抜け出し始め
焚き口の壁をようやく壊しきり
窯の中の感じは・・・





棚組も崩れておらず、土の窯のヒビ割れは大きな問題は無さそうで、天井の土落ちも有りますが大丈夫そう

さて器を取り出します
手前の火床から取り始め、奥の棚板を器を取りながら崩して行きました

手前から両サイドの棚組は全部無釉の焼き締め物です
外で器を確認すると、自分が追い求めていた青物が沢山取れました
凄い!びっくりです!?

窯焚き最中に土が落ち、てんこ盛りになって、こけて茶碗同士くっ付いたオブジェも取れました

後ろの棚組の釉薬物は分厚く釉薬を塗っていたぶん溶けは甘目でしたが、洗って磨くまで
ちょっとまだ分かりません

全ての器を取り外して、今日は焼き締め物を少し家に持ち帰り
洗う事にしました


う~ん良い青だ!!
還元が効いた青緑ですね

様々な色合いの焼き締めぐい呑み

今日は窯出しで感謝と喜びに包まれました。