~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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アップルケーキ

2009年11月09日 | クッキング
「ちょっとキズはありますがとってもおいしい!」のコピー。
値段もお安くなっている、はねっこの岩手産のジョナゴールド。

「一日一個のりんごは医者を遠ざける」なんていう諺もあるくらい、栄養価も高いりんご、お買い得なら買わなくちゃです。

りんご二個半使ってアップルケーキを作りました。

 りんごに切れ目を入れると切りやすく、食べやすい!

所謂、パウンドケーキですが、バターと砂糖をソフトクリームくらいおいしそうに混ぜてから、卵、粉といれ、牛乳で調整して、生地を作りました。

スクエアの型に、ざくざく生のりんごを並べて、ドンと焼きました。

 見た目は無愛想ですが

お味はなかなか繊細なアップルケーキです。
食感もバターケーキとは思えないくらい口溶けが良いです

でも、りんごのお菓子といえば、やっぱり紅玉でしょうか。
あの、酸味がいいですものね。
ジョナは、やさしいお味ですが、ややインパクトに欠けますかね。
子どもたちには、好評ですが・・・。

しばらく、朝のりんごと、お菓子作りが楽しめそうです







円楽「浜野矩随」

2009年11月08日 | 日々徒然
今日も暖かくて、良い散歩日和。

散歩から帰り、お茶を一服とテレビをつけましたら、円楽さんを偲ぶような番組がやっておりました。
暫く見ていると、「それでは、これから~」と、アナウンサーがいいまして、
人情噺を得意とする、円楽さんの『浜野矩随』を見ることができました。

10年前の高座で、20分少しでしょうか、じっと聴き入ってました。
もともと講談でも好きな噺でしたが、円楽さんの落語では聞いたことがなかったので、初めてになります。

じーんときました。若狭屋さん、おっかさん、矩随、それぞれの人物がいきいきと浮き彫りにされるような、円楽さんのとってもおおらかで温かい噺口、しみじみいい落語でした。
テレビに向かって拍手してしまいました。

偶然の、円楽さんの落語、本当によかったです。


幼稚園でお話とわらべうた

2009年11月06日 | おはなし会・語りの会
日中、とても穏やかで暖かい良い日でしたね。

今日は、武蔵野学園ひまわり幼稚園でおはなし会でした。
はじめましての会でした。

「子どもたちの幸せのために」と園長先生がその想いを、静かに切々と語ってくれた日は、もう1ヶ月前。
「おはなしとわらべうたの世界で子どもたちが本当に楽しめるひと時を」と優しい眼差しで私をまっすぐ見つめておはなしされました。

この小さなおはなし会が、子どもたちの心が明るく膨らむ、良い種になってくれることを願って、私もこの日を待っていました。

今日は、年少・年中組と年長組と二回に分けてのお話会でした。

 年少・中組さん

3歳から6歳と僅かな年の差のようですが、実は、この間の成長は劇的に違っています。
今回は、分けていただいたので、人数もちょうど良く、全員のお顔を見て、子どもたちの笑顔を受けながら丁寧に語ることができ、わらべうたの手遊びも、子どもたちの様子をよく見ながら歌を合わせていけたので、たくさん歌うことが出来ました。

子どもたちは、椅子と床に座ってきれいな扇形を作って迎えてくれました。
窓からお日様の光が燦々と入り、部屋は明るくとても暖かくて、みんなぽかぽかなんとも気持ちよさそうでした

わらべうたでご挨拶をして、リコーダーで「たき火」のメロディーを吹いて始めました。
お話は『鳥呑みじい』『おだんごぱん』『大工と鬼六』
絵本は『てぶくろ』『三びきのくま』
わらべうたは季節もの、手遊びもの、早口ことばあそび、たくさん♪

『でんでらりゅうば』『ちゃつぼ』『数え歌』『あんたがたどこさ』の年長さんは、どんどんスピードアップし、手の動きをどんどん変えて盛り上がりながら、達成の喜びを全身で表して向かってくる感じです。すごいパワーです

キラキラしている瞳、元気な笑顔。弾む声。楽しいひと時。
きれいな扇が踊っていました

教室をでて、ほっとしながら廊下を歩いていると、
『やえちゃ~ん』とこだまするように声が!
子どもたちがわぁ~と手を振りながら、押し寄せてきました。
思わず、私もハイタッチの姿勢に。
子どもたち全員とハイタッチ。
園長先生もびっくり。
「こんなことは、ないですよ。本当に楽しかったのね」と。
「楽しい時間になれてよかったです」私は、言葉を噛み締めました。

園長先生から素敵なプレゼント。
先生手作りのブローチです

 ヒマラヤ杉の松ぼっくりで作ったのですって

ぽてっと落ちてる松ぼっくりが乾燥するとこんな薔薇の花のようになるのだそうです。
早速、付けてみました

自然の恵みで作っていただいたブローチに感激です
自然からの贈り物と園長先生の手による温もりが私の心を豊かな気持ちにさせてくれます

このヒマラヤ杉の花言葉は「あなたの為に生きる」だとか。
ズドーンと胸を打たれました。

このブローチをつけて、子どもたちの幸せを願いながら、私ができることを精一杯したいです。
大切にします。

家庭支援センターおはなし会

2009年11月05日 | おはなし会・語りの会
先週までのセンターは、インフルエンザの影響で、遊びにくる親子が少なかったとか。
「今週は、また、賑やかになってきたわー」
と係りの方が笑顔で迎えてくれました。
でも、まだまだ、油断はなりません。


今回も赤ちゃんがいっぱい。
2ヶ月の赤ちゃんから参加がありました。
お母さんの抱きハンモックで気持ちよさそうにすぽっとうずくまっています。
歌に合わせて、お尻をふっているハイハイ手前の赤ちゃんが一番多かったかな。

今のこの時期は、お母さんと向き合って、お顔を合わせて、遊んでもらうのが一番だと思い、やっぱりわらべうたをたくさん歌いました。

お母さんの歌に、赤ちゃんはにこにこ笑顔で、よーく耳を澄ましています。

「こんこんちきちきこんちきち~」
「ちょちちょちあわわ かいぐりかいぐり とっとのめ」
「さるのこしかけめたかけろ~」
「ひとやまこえて ふたやまこえて みやまのたぬきさん~」
「あがりめ さがりめ~」

など全部で10曲くらい歌いました。
お顔をさわったり、体をさすったりしてご機嫌よく優しく歌います。
くりかえし、くりかえし歌っていると、お母さんも、頭ではなく、体に沁みこんでいくでしょうね。

絵本は、1冊だけでした。終了後にお母さん方からのリクエストの2冊読みました。
離乳食の話、授乳の話などもしました。
赤ちゃんが健やかに育つように、やさしい時間の中でお話をするのは、とっても温かいひと時です。

ぜひ、わらべうたを歌いにきてください。
一緒に遊びましょう。

次回は11月20日(金)11:30~です。
*いつもより、30分遅いです。

また、元気にお会いしましょう


文具の日でもあったの

2009年11月03日 | 日々徒然
今日、初めて知ったこと
シャープペンシル。そうシャーペンのこと。
今は、振るだけで芯が出る、芯がくるくる回ってずっと均一に書ける、グリップは柔らかい、香りもする、デザインもたくさん・・・なんて、様々なシャーペンがあります。

そのシャープペンシルを日本で最初に作ったのがあの、家電のシャープなのですって!そして、今の社名に由来するそうです。
もしかして、よく知られていることかしら・・・。

私は、「よく売れているテレビの会社が、シャーペン作ったんだぁ。社名にもなったんだぁ。ふぅ~ん。」でした。

なんだか宣伝みたいになっちゃいますが、たまたまの話題です。
今日が「文具の日」でなかったら、そんな話題にも出くわさなかったでしょうね。

こうした由来話は、おはなしの基本のようなもので、初めて物語を耳にすると、ピピッと反応してしまいます
昔話には、もう様々なものの由来話が無数にありますものね

ところで、私の車、最初にエンジンをかけると、「今日は~の日です」としゃべるのです。
いつもびっくりしちゃいます
なんだか、おかしくて笑ってしまう時もあります。
でも、夕飯やおやつを決めかねている時、ちょっとヒントになることもあります。

誰が決めたのかよくわからないけれども、誰かの願いで、日に肖って制定されるのには間違いないでしょうね。
その日を、特別大事な日にしたくてそう名付けるなら、それで、いいじゃありませんか。
日が、思いがけなく明るく元気になりますよね。
みんな大事。ぼんやり過ぎていく日なんてないですね。

今日は「みかんの日」いいみかんでもあるそうで、「サンドイッチの日」イイサンドでもあるそうです。
私は、今日、どちらも食べました。偶然ですけどね

私からの何の日?は、今日は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩が執筆された日といわれていまーす
賢治の「雨ニモマケズ」手帳といわれている黒い手帳に、この詩の書き終わりに11・3と書かれているのです。


一年、365日。
毎日、色々な想いで、色々願いを持って、山あり谷あり、苦あり楽あり、喜びあり悲しみあり、生きています。
今日は、一日こんな日だったなと振り返りながら、静かな夜を過ごしていると、今日出会ったたくさんの人も、色々な想いをもってそこにいたのだなぁとしみじみ思うのです。それぞれの大事な一日ですね。

それにしてももう、11月なのですね。
今年の終りも近づいています。
すごいスピードです

今日はこんな日だったなぁと胸に刻みながら、一日一日大切にしたいです
明日は、何の日?
どんな一日になるのでしょうね。

今日よりは、日中暖かいようですよ

寒いです・・・

2009年11月02日 | 日々徒然
今夜は、本当に寒いです。
風もとても強かった

夕食は、鍋にしました。
厚手の靴下、長めのネルのガウン着て、そしてひざ掛けも使って。
首にも薄い布巻いて、ひどい格好です。

ねぎや白菜、春菊を食べて体の中からポカポカにするのがいいですね。

それにしても強い風が吹いています。
先ほどの強い風が吹き荒れた時、お気に入りの、ぶどうの絵柄の傘たてが、倒されて割れてしまいました
パリンガシャーンという音にびっくりして出てみると、ひどいことに・・・。
ゴォー、ボォーと吹き上げる風の時は、要注意ですね。
皆さんも大切な鉢物など気をつけてくださいね。

昨日、赤坂レッドシアターで、毬谷友子さんのひとり語り『弥々』を観て来ました
女優さんの語りは、もちろん演出が光る、芝居語りです。
毬谷さんが、自然体の姿で、『弥々』という女の生涯を語ってくれました。
毬谷さんを通して語られた『弥々』。
純粋で純情で強い女の一生が熱く胸に残りました。
素晴らしかったです
こちらは、明日までの公演です。

今、語り部、語り手、ストーリーテラー、朗読家、ナレーター・・・と言葉で語る人たちがたくさんいます。
そして、その方たちが語りという形で、伝えることをしています。
呼び名は、その人の決めた呼び名でいいと思います。
そこには、何かの、純粋な想いがあるはずだから。
辞書やネットの情報だけではない、長く考えているものや、支えられているものや、憧れも含めて想いはあるのです。

私は、どの語りも、本当の語りだと思います。
熱く語っても、淡々と語っても、芝居風でも。
どのようなスタイルの語りでも、人の前に立つ時、語り手は、自分勝手にはなれぬものです。

直向で、そして、清らかな意思が見える語りならば、
人に向かって、心に届く祈りをもっての語りならば、
さらに良いなというだけです。

自分がストーリーを作って語るものも、作者のある創作を語っても、民話を再話しても、何かのテキスト通りに語っても、語る人が、その作品、言葉を愛し、語りの中で、本当にそれが一番自由な自然体の語りならば、それがその人の語りなのだろうと思うのです。

私が好きな語りは、時々、その人の笑顔や、悲しみや、怒ったり、切ながったりしている時の素の顔がちらっと垣間見える語りです。
安心します。
その人に語られている安心感があります。
よい声だと思うのは、その人が、熱を帯びて夢中になり、目が生き生きと輝いている時の声です。
首筋から胸の辺りが少し高揚し、血の通った体の中から生れるような肌の温度を感じるような声。
そんな時、心をこめていっぱい語ってくれていると感動してしまいます。

もちろん、これは、私の場合です。
そして、課題です。

立て続けに良い語りに出会っています。
とても幸せなことです
心が膨らんで、少し、情が増したかしら。

人情話を語るのは、まだまだ先ですね

それにしても寒い。
寒い日は、大好きな人に、優しく語ってもらいたいですね。


「何かおはなしして。」
「じゃ、好きな話。O・ヘンリの都会の敗北」


好きな人に語ってもらってください。
愛が膨らみます。


はずかし~
ストーリーテラーですから。私。許してくださいね

明日は、かなり冷え込むようです。
みなさん、風邪、ひかないでくださいね。

おやすみなさい