~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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『いのちのまつり』

2009年11月18日 | 日々徒然
ふと、ぼんやりですが考えることがあります。

この何十年でのことですが、何度か同じ景色の夢を見ます。
私には、見覚えのない景色です。
小さい時に訪れたところなのでしょうか。
小さいころ観た映像の何かなのでしょうか。

先日もその夢を見て、「ああ、同じ景色・・・」
と、いつまでも忘れないでいる自分がいることに気づかされるのです。
ただ、全然嫌ではなくて、むしろ、とても好きな景色なのです。

遺伝子が覚えているのでしょうか?
などと妙なことを言ってしまいたくなります。

「自分は何処から来て、何処へ行くのか」
これは、よくある問いかけですが、私が、今、この世ですべきことはなんなのでしょうか。
それを探す旅が人生だとしたら、そういうことを考える年になったということなのでしょうか。

昔話など語っていると、これも、ご先祖の話なのだなぁと時々思うことがあります。
一体私は、何代目の命なのでしょう。
私が思い出せるのは、父方のひいおじいちゃんくらいまで。その前は、なーんにも知りません。

自分のルーツを遡っても何が見えるのかはわかりませんが、やはり、受け継がれてきた命だということはわかります。
私も母のお腹にいたのですからね。

この命で、日々生きていることの感謝です。


明日のおはなし会は、こんな絵本を読んでみようと思っています。

『いのちのまつり』

 

たまには、寝る前に、手を合わせても、いいですね。
「ご先祖様、この命をいただいてありがとうございます。成すべき事ができますように」


また、今日は、お姉さんのような友人と、少し風の冷たさを感じながら、サイクリングしてきました。
随分タイヤが傷んでいることに気づきました。
大事にしてない証拠ですね。

部屋の片隅には、譲り受けたもので、埃だらけのものがありました。
手の温もりを感じていた大切なものでした。
埃だけは被らせてはいけません。
ごめんなさい。反省です。