忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

野良猫よ 今回ばかりは許さない!

2013-03-14 | 日記

 野良猫がほぼ毎日我が家の庭を横切ってゆく。色が違う野良猫が4匹ほどいる。決まって隣との境界のブロック塀を超えていくので塀の上に猫除け用のトゲ付き網を並べてみたが効果があったのはほんの数日だけ。いとも簡単にその上を越えていく。

 庭にいるところを見つける度に追いたてるのだが、独自の安全な距離感を学習していていて余裕を持って逃げていく。

 昨日はとうとう被害が出た。庭の池で大事に飼っていた金魚が捕られてしまったのだ。廊下の椅子に座って本を読んでいる最中にふっと目を池の方に移すと、黒がかった三毛の野良猫がまさに赤い金魚を手にかけているところだった。追い立てると放すかと思いきや口にくわえてそのまま塀を越えて逃げ去ってしまった。

 金魚の方も普段は警戒心が強く、給餌のため近寄っても深みのところへ逃げ込むのでまさか猫にやられるとは思ってもいなかった。ところが最近暖かくなって繁殖期になったのか数匹(♂)で嫌がる1匹(♀)を追廻し、横倒しにしたり浅瀬に追い込んだりする求愛行動を盛んに行っていた。「愛は盲目」というのは金魚でも同じで、こんな時は近寄っても全く逃げない。野良猫はそんな浅瀬で戯れるグループを狙ったようだ。

 懲らしめようとすぐに家の周辺を探してみたが野良猫は見当たらない。諦めて家に戻ってみると、味をしめたのか同じ野良猫がまたやってきた。恐れを知らぬふてぶてしさに怒りがまた湧く。
昨年6匹の親から12匹が孵化し1年間成長を見守ってきた金魚である。さすがに今回は怒り心頭である。金魚の無念を晴らさねばならない。猫捕獲器を本気で考える気になった。