忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

WBCオランダ

2013-03-10 | 随想
WBC一次リーグで韓国を破ったオランダチーム、やけにアフリカンの選手が多くそして強いと思ったら南米ベネズエラ北方のカリブ海にアルバ、キュラソー、シント-マールテンなどというオランダの自治領があってこれらの自治領は野球が盛んだという。

キューバやドミニカ共和国などの他のカリブ海諸国のように大リーグで活躍する選手も多いそうで、大リーガーや元大リーガーが主体のチームなら強いのも当然当然だろう。

恥ずかしながらこれらのオランダ自治領の存在を今まで知らなかった。紛争などがあればニュースで取り上げられて目、耳にすることもあるだが、世界にはまだまだ知らないことが多い。

今日は今のところ日本がオランダを圧倒している。

タンブラースイッチ修理の巻

2013-03-10 | 日記
 昨晩、家人が洗面台の照明が消せなくなったと云う。洗面台の三面鏡上部の左右に2個付いている白熱電球の元スイッチを切っても切れないと言う。コンセント付きのタンブラースイッチになっていて、スイッチを”切”側に押してもスイッチが止まず”入”に戻ってしまう。

家人は「どうしよう」と情けない顔でこちらの顔を見るが、頼り切っているせいか電球を外して明かりを落とすという手は考えが及ばないようだ。夜も遅いので点検・修理は後日回しということで取り敢えず昨晩は電球を外して寝た。



この洗面台は35年以上も使い続けている。寿命と言えば寿命だが今朝起きてからまずはばらしてみることにした。


埋め込み型タンブラースイッチ(左にコンセント、右にタンブラースイッチ)


固定金具の両サイドにあるストッパーを開くと本体がバラける


 内部のスプリングが見事に破断していた(写真中央のスプリング)。ばらした時は2ピースであったが取り出して弄っているうちに長い方のピースが更に破断して3ピースになってしまった。

タンブラースイッチに連動してスプリングが左右に振れ、スプリングの先の”コ”の字型の金具が左右に振れることによってこの金具の接点が着いたり離れたりする仕組みになっているようだ。スプリングが折れているので接点の金具が動かないはずである。

このスイッチ、一日3回使用するとして年間1000回、35、6年間では約4万回の入り切りを行っている。生憎と金属疲労の知識がないので判らないが、この程度でスプリング材が疲労するものだろうか。

兎も角スプリングがないとスイッチは直らない。コンセント一式を取り替えるとたぶん600~700円位はするだろう。不要のタンブラースイッチからスプリングを取り出して代用させようかとも考えたが、サイズが合うかどうか判らない。そこでピアノ線でこのスプリングの代替品を作ってみることにした。



自作のスプリング(破断スプリングの下)


マイクロドライバーの軸に巻きつけながらピアノ線をスプリング状に加工したのでピッチ間隔は不揃いではあるがタンブラースイッチのスプリングとしての性能は十分と見た。

実際、スイッチを組み立ててみるとうまくいった。

代替のスプリングなのでどれだけ持つかわからないが我ながら大したものだと自己満足している。