ルパンの消息 (カッパノベルス)横山 秀夫光文社このアイテムの詳細を見る |
横山秀夫著、『ルパンの消息』を読んだ。
3億円事件を絡めてストーリーを展開しているとなれば、「ん?!」って読みたい欲がわいてくる。
小学校の図書室で、ホームズやルパン、明智小五郎の本をしきりに読んでいた頃に3億円事件が時効となり、時効直前には色々な検証番組とかで「三億円犯人を追え!」みたいな特番を、幼いながらも「推理」していたからね・・・。
で、この「ルパンの消息」。
かなり面白かった。
久しぶりに早く次のページが読みたいと思った本だ。
便所でウ○コをするときにも、時間が惜しくて持って入ったほど。
自殺に見せかけ犯人を殺したのは○○ちゃうんって思いながら読み進めるも、まだページ数が3分の1ほどある。
○○ちゃうなぁ。
もしかして□△か・・・。それとも▽×か・・・。
動機はなんや?
ここからどんでん返しがまだまだあるでぇ。
絶対に犯人を当てたる、暴いたるでぇと意気込んで読むも、どんでん返しは予想外の結末だった。
読み進めていく中で○△のことはケアしていたのに。
まだまだアオいです。
最後に特ダネを「お嬢」にくれてやった、後閑が粋です。