万博の至宝 大野 高須賀 唐子車「群鳩の水引」 2005年09月22日 00時23分21秒 | 山車祭り 大野 高須賀町 唐子車の水引(刺繍)森高雅下絵による群鳩(群れで飛ぶ鳩)を表したもの。その刺繍の技術に敬服、写真ではわからないかもしれませんが、鳩が今にも飛び出しそう。(1羽逃げていてもおかしくない?) 一羽一羽が生き生きしていて、まさに生きている鳩そのもの。 もはや「凄い」を超えて「不気味」ですらある。 かつて、名古屋市中区「桑名町」湯取神子車も森高雅による群鳩の水引を所有していたが、山車と共に戦災で消失。 大野町の唐子車も、梅栄車と同じく「大野祭り」で登場。 « 万博の至宝 梅栄車 唐子の... | トップ | 彼岸だから »
5 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 群鳩飛 (檳榔樹) 2005-09-22 02:29:39 予てから見たいと思っていた水引幕の一つでしたが。愛・地球博で見る事ができました。伊勢門水著「名古屋祭」で見た桑名町の群鳩飛がきっかけだったんです。消失した住吉町の鶴と波は二度と…そして多く山車が… 返信する これ 高雅? (アキ) 2005-09-23 12:16:41 森高雅の群鳩は各地で見ることが出来ます。岐阜羽島でも見ましたし、乙川も(水引写真撮らずに、関羽と張飛の彫刻の写真撮っていた)万博の時、乙川も高雅とは意識していなかった。 花鳥風月を得意としたというくらいですから、他にも鳥の刺繍の下絵書いています。 住吉の河水龍神車は森高雅の「鶴」でしたっけ? 半田 板山の花王車が、森高雅「鶴」といわれております。(ガイドブック はんだ山車まつり より)半田=彫刻ですが、刺繍もなかなか良いです。 返信する 名古屋に残った逸品 (アキ) 2005-09-23 12:37:10 口の悪い人曰く、名古屋の山車で本当に凄いものはすべて戦災で無くなった。とぼやかれる時もあります。ですが例外として「福禄寿車」「布袋車」「河水車」は認めてくれるでしょう。 特に戦災で大打撃を受けた名古屋中部で生き残った「河水車」を現在も現役で使える状況で残す山車保存のノウハウ、情熱、を持った場所は出来町以外では無かったのではないか?と思います。 もっとも出来町が「石橋車」を戦災で無くしたから、河水車が出来町に来たというのは、あまりにも皮肉。 河水車としては出来町に来て幸せだろうと思います。河水車が出来町に来るのを望んだ。そう願いたい。 戦災で消滅した山車たちについて話すと、かなり長くなりそうなので、止めときます。 返信する 勉強になります (檳榔樹) 2005-09-23 15:50:21 アキさんは愛知山車祭り研究会会員のお方でしょうか? 返信する おっしゃるとおりです (アキ) 2005-09-23 16:30:11 おっしゃるとおり、愛知山車祭り研究会の会員です。(小牧の湯取車見ているときにスカウトされました)愛知山車祭り研究会には色々な方がお見えですが、私は各地の湯取神子を乗せた山車を見る+徳川家関連も見るスタンスですので、会の中でも異色の存在かもしれません。(まだ会でも最年少か?) 名古屋の本当に凄い山車は戦災で…と言った方は、山車研ではなかったと思います。 山車に詳しい人=必ず愛知山車祭り研究会に入っているではありませんので。 私も山車については、山車祭りに行き、その地元の人から色々聞いて身に付けました。各地の山車祭りに行くとよく合う顔に山車研のメンバー&研究家がいる、というのが山車見物の楽しみでもありました。 返信する 規約違反等の連絡
愛・地球博で見る事ができました。
伊勢門水著「名古屋祭」で見た桑名町の群鳩飛がきっかけだったんです。
消失した住吉町の鶴と波は二度と…そして多く山車が…
花鳥風月を得意としたというくらいですから、他にも鳥の刺繍の下絵書いています。
住吉の河水龍神車は森高雅の「鶴」でしたっけ?
半田 板山の花王車が、森高雅「鶴」といわれております。(ガイドブック はんだ山車まつり より)半田=彫刻ですが、刺繍もなかなか良いです。
特に戦災で大打撃を受けた名古屋中部で生き残った「河水車」を現在も現役で使える状況で残す山車保存のノウハウ、情熱、を持った場所は出来町以外では無かったのではないか?と思います。
もっとも出来町が「石橋車」を戦災で無くしたから、河水車が出来町に来たというのは、あまりにも皮肉。
河水車としては出来町に来て幸せだろうと思います。河水車が出来町に来るのを望んだ。そう願いたい。
戦災で消滅した山車たちについて話すと、かなり長くなりそうなので、止めときます。
名古屋の本当に凄い山車は戦災で…と言った方は、山車研ではなかったと思います。
山車に詳しい人=必ず愛知山車祭り研究会に入っているではありませんので。
私も山車については、山車祭りに行き、その地元の人から色々聞いて身に付けました。各地の山車祭りに行くとよく合う顔に山車研のメンバー&研究家がいる、というのが山車見物の楽しみでもありました。