大野 高須賀町 唐子車の水引(刺繍)森高雅下絵による群鳩(群れで飛ぶ鳩)を表したもの。その刺繍の技術に敬服、写真ではわからないかもしれませんが、鳩が今にも飛び出しそう。(1羽逃げていてもおかしくない?) 一羽一羽が生き生きしていて、まさに生きている鳩そのもの。 もはや「凄い」を超えて「不気味」ですらある。 かつて、名古屋市中区「桑名町」湯取神子車も森高雅による群鳩の水引を所有していたが、山車と共に戦災で消失。 大野町の唐子車も、梅栄車と同じく「大野祭り」で登場。
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愛・地球博で見る事ができました。
伊勢門水著「名古屋祭」で見た桑名町の群鳩飛がきっかけだったんです。
消失した住吉町の鶴と波は二度と…そして多く山車が…
花鳥風月を得意としたというくらいですから、他にも鳥の刺繍の下絵書いています。
住吉の河水龍神車は森高雅の「鶴」でしたっけ?
半田 板山の花王車が、森高雅「鶴」といわれております。(ガイドブック はんだ山車まつり より)半田=彫刻ですが、刺繍もなかなか良いです。
特に戦災で大打撃を受けた名古屋中部で生き残った「河水車」を現在も現役で使える状況で残す山車保存のノウハウ、情熱、を持った場所は出来町以外では無かったのではないか?と思います。
もっとも出来町が「石橋車」を戦災で無くしたから、河水車が出来町に来たというのは、あまりにも皮肉。
河水車としては出来町に来て幸せだろうと思います。河水車が出来町に来るのを望んだ。そう願いたい。
戦災で消滅した山車たちについて話すと、かなり長くなりそうなので、止めときます。
名古屋の本当に凄い山車は戦災で…と言った方は、山車研ではなかったと思います。
山車に詳しい人=必ず愛知山車祭り研究会に入っているではありませんので。
私も山車については、山車祭りに行き、その地元の人から色々聞いて身に付けました。各地の山車祭りに行くとよく合う顔に山車研のメンバー&研究家がいる、というのが山車見物の楽しみでもありました。