エラリーの推理物語を「十日間の不思議」で終了させるつもりだった、
とも書いてありますが、
意外にもエラリーというキャラクターをリーが気に入っていた、
ということも明らかになっています。
実質的には「最後の一撃」でオリジナルコンビによるエラリーの物語は第一期を終えます。
「最後の一撃」は内容もタイトルもそれを強く思わせます。
「盤面の敵」以降の執筆者にも、
ダネイからは同じような梗概が届けられていたのか、若干気になります。
ところで、ダネイが編集する「EQMM」にリー単独の作品が掲載されたとき、
その原稿をダネイがカットしたことに対する抗議をリーは書簡に書きました。
作品の権限はダネイが梗概を渡した時点でリーに移り、
書き上がったものに対してダネイは変更を要求しない、という約束になっていたようです。
リーからすると、その約束に反しているじゃないか、ということでしょうが、
編集者としてのダネイからすれば当然のことで、
編集者としての態度を貫くところは、笑いどころではなく、
「泣いて馬謖を斬る」ぐらいの心持ちだったのではないでしょうか。
「泣いてリーの原稿を切る」?
とも書いてありますが、
意外にもエラリーというキャラクターをリーが気に入っていた、
ということも明らかになっています。
実質的には「最後の一撃」でオリジナルコンビによるエラリーの物語は第一期を終えます。
「最後の一撃」は内容もタイトルもそれを強く思わせます。
「盤面の敵」以降の執筆者にも、
ダネイからは同じような梗概が届けられていたのか、若干気になります。
ところで、ダネイが編集する「EQMM」にリー単独の作品が掲載されたとき、
その原稿をダネイがカットしたことに対する抗議をリーは書簡に書きました。
作品の権限はダネイが梗概を渡した時点でリーに移り、
書き上がったものに対してダネイは変更を要求しない、という約束になっていたようです。
リーからすると、その約束に反しているじゃないか、ということでしょうが、
編集者としてのダネイからすれば当然のことで、
編集者としての態度を貫くところは、笑いどころではなく、
「泣いて馬謖を斬る」ぐらいの心持ちだったのではないでしょうか。
「泣いてリーの原稿を切る」?
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