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チラシの裏

K-20 伝・怪人二十面相

2009年02月05日 | others
うちのほうのシネコンではもうすぐ終わりそうなので、
あわてて観に行ってきました、「K-20」。

「カリオストロの城」+「ロケッティア」(÷4?)

でしたが、それなりに楽しかったです。
BDバッジをつけた少年探偵団も登場します。

原作を解体して、
「太平洋戦争を回避できた日本の1949年」という舞台に使える素材を再構築、
ジュブナイルな冒険モノを見せてくれました。
あくまで北村想の「伝・怪人二十面相」が原作なので、
乱歩を期待して観た人には評判悪いみたいですね。
北村想の原作の方も、乱歩を期待すると背負い投げを食らわされるシロモノなので、
まさに一条直也の二段投げー、ですね。

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2 コメント

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見に行きたいと言ったら (永遠の新人(でも去年はがんばってイーガンの短編読めるようになりました))
2009-02-05 01:55:23
「裏切り者! 君はどっちの味方なんだ!」とか笑いながら言われましたが行きますよ。大好きな佐藤嗣麻子監督のエコエコアザラク以来の監督作ですもの。
返信する
テッド・チャンへ行け (spin out)
2009-02-05 10:37:21
佐藤嗣麻子監督は毎年年始に横溝正史シリーズの脚本をやってますな。今年の「悪魔の手毬歌」が良かったです。市川昆の映画版より良かったかも。
イーガンは途中で投げた…
テッド・チャンも。
返信する

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