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黒死荘の殺人

2012年08月06日 | JDカー
カーター・ディクスン名義の第1作(「弓弦城」はカー・ディクスン名義)、 およびHM卿のデビュー作は、作者も気合をいれて書いたのか、 引き締まった文章で、プロットも弛緩せず最後まで心地よい緊張が感じられて、 ミステリの王道のような作品です。 カーがある限りの才能を注いで書き上げた傑作と言いたいところですが、 一気に書きおろした節も見られ、「一角獣の怪」にも見られたように、 事件がひと段落したあとの . . . 本文を読む
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