気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

景品の話

2007-10-30 23:24:18 | ボウリング

本日の練習はチャレンジマッチ3G。ボウリング場の支配人とのチャレンジゲームです。勝てば景品が貰えます。大抵はボウリンググッズ(消耗品)が多いですね。あとは金券です。

9歳の女児には8Pのボールは重いのか軽いのかは個性によるので重さだけでボウリングのうまさについては語れません。重い方がピンが倒れますが、何より投げることが出来るかどうかがすべてです。マイボールですから指や手の大きさには合っているはずです。微調整はその都度インサートテープなどで神経質なほどつきあいます。「親指の抜け」はボウリングの永遠のテーマであり問題だと思います。これが巧くいけばいいし、駄目になればパーフェクトゲームの後でも平気で100点台だったりするんですから・・・。恐ろしいですよねえ。

今日の投球フォームだけを見れば、きれいにスイングが出来ています。ボールを握ることもなくかといって落とすこともなく、自然にバックスイングから前へボールを押し出して投げる事が出来るようになったようです。親指にシリコンのテープを貼り、なおかつ親指付け根にスキンパッチを塗って皮が剥けたりする防止対策を取ったためだと思います。思い切ってボールを振る事が出来れば、生きたボールが投げられます。コントロールはそれが出来てからです。

両親とは違うボックスにはなりましたが、センターのメンバーがサポートしてくれて、励ましてくれたおかげで最終ゲームは139とまずまずのスコアが出ました。機嫌よく最後まで泣かないでゲームが出来たことは彼女にとって大きな自信になった事でしょう。

ちなみにお兄ちゃんは風邪を引いてお休みです。お父さんは最終ゲームで大きく崩して576で6位、お母さんはハンデに助けられて603で3位。長女はブービーメーカーでしたが、そっちの方が商品が良いのでなんだか変な気分です。チャレンジ杯なので勝った人には景品も貰えます。今日は靴下でした。靴下は結構うれしいです。なにしろすぐに駄目になりますからね。中学なら毎日履いていくし、お父さんも同じサイズなので二人で共用です。消耗品は一番ありがたい景品ですね。

今まで貰った景品の中で一番大きいのはテレビ。次にビデオデッキ。今はDVDプレーヤーが人気でしょうか。昔ほど景品は派手では無くなりましたね。景気が悪いせいでしょう。でも、各種の大会でもお楽しみ抽選会はやっぱり楽しみです。タオル一本でも当たればうれしいじゃありませんか。仲間のうち一人だけ当たらない人がいると、その後の夕食会も沈みがちですが・・・。

先日は何も当たらずに意気消沈して帰り支度をしていたら、「これからがんばってね」と国体でも活躍する若手女子が当てたボウリングバックを長女にプレゼントされました。思いがけない事で本人も大興奮。一個しかボールが無いのに二個入りバックはどうするんだろう・・と思っていましたが。今では無事に(?)二個持ち歩いています。ちゃんと自分で管理し運ぶのは偉いです。こうやって若手を大事に育ててくれるのは本当に感謝です。

さあ!甘えてばかりいないでまた練習です。

今日のアベレージはお父さん192・おかあさん201・長女115


今日は特訓だ!

2007-10-20 19:15:00 | ボウリング

さて週末になると子供達も練習に参加します。普段のリーグにも出場することもありますが、何も無いときでも土曜日と日曜日は練習に充てています。

まずは柔軟体操。肩をほぐし、腕の筋肉や筋を伸ばし、下半身は十分にストレッチします。余談ですがビリーズブートキャンプはとても良いですね。家族全員でやっています。

ストレッチが終わったら指をテープで巻いたり、スキンパッチで保護したりと下準備をします。お父さんとお母さんは左の膝を故障しているので、テーピングをしたりサポーターを巻いたりします。

その後プロテクター(手首を保護するためのもの)をつけ、実際にボールに指を入れてフィッティングします。緩かったりきつかったりしますから、スイングをして確かめます。何回か素振りをしたりもします。初心者の間は足の運びとスイングがうまく調和していないためにボールを巧くコントロールすることが出来ずに、リリースを崩す事が多いのです。そのため普段からシャドーボウリングは大事です。四歩(または五歩)で実際にアプローチを歩くように動き、それに腕の動きをつけます。これは個人差が大きいです。しかし基本は一緒です。

その後実際に投げて練習をします。今はコンピュターで計算をしてくれますから投げることに集中できて良いですね。只投げるのではなく、課題をもって取り組みます。

本日の課題はリリースの時の親指の向きとリリースポイントの誤差の調整です。レーン上のスパットのうち、今日は一番外側のスパットを通す練習です。右に落ちても左にそれても点数は気にせずに投げ続けます。このときに親指がきちんと一番ピン方向に向けられていればボールは自然と左方向にいくはずなのです。いかないと言うことは向きが悪い証拠です。

またまっすぐ歩いているつもりでも、ボールの重さやタイミングで目標とするスパットにきちんと手がいかない場合もあります。それは「くせ」ですから、足と手が最終的に何枚ずれるのが自分のスタイルなのかを把握する事が必要です。これはスイングがまっすぐに振れない人やボールを腕で抱えてしまいいわゆる手投げになってしまうひとに多い問題です。この「誤差」を覚えていないと、この先にオイルの状態が変わったときに、レーンアジャストが難しくなるのです。目標のスパットを通す練習はすぐに点数には響かないため嫌になる事も多いのですが、ここはぐっと我慢です。

いつの時代でもスパットボウリングは基本です。これが出来ればボールの性能やレーンの状態によってどうボールが曲がったり曲がらなかったりするのか、またポケットに入った時にピンアクションがどうなるのかを見極めて、調節することが可能になるのです。

まず自分の一番投げやすい「ライン」をつかむこと。ここからです。

今日の練習は一人6G。疲れたのでお昼ご飯は焼き肉です。ゲームの料金よりも昼食代の方が高いですね・・・・。


壁という見えない敵 アベレージ編

2007-10-19 18:53:00 | ボウリング

ボウリングのスコアはいくつですか?と聞かれることがあります。単にスコアを気にするよりもアベレージ(数ゲームの平均)やシリーズスコアを気にするのが本当です。一ゲームだけが飛び抜けて良く出来ていても試合には勝てません。数十ゲームを通して安定したスコアをメイクすることが重要なのです。もちろんその中には少し駄目だったゲームもあるでしょう。反対にものすごく点数が良いゲームも生まれるかもしれません。

ほとんどのアマチュアやプロは200点を目標(基準)に投げています。厳密に言えば12回ストライクが続くパーフェクトゲームがしたいのですが、これは何回も出来るほどレーンは簡単ではありません。私も過去に二回ほどパーフェクトをやりましたが、ここ10年は出せていません。

「ほとんど」というのは初心者や中級者には200点のアベレージはまだまだ遠い存在だからです。上級者やプロは200点を打つことを前提にゲームを組み立てます。従ってシリーズ(3ゲーム)で600点が最低の目標です。ほとんどのプロの年間アベレージは200以上です。アメリカの男子プロの中には250以上のアベレージを保有している人もいます。

初心者の最初のアベレージは120程度でしょうか。この段階でちょっとアドバイスをもらったりレッスンを受けたりするとすぐに150まではアベレージがあがります。この先170か180まではどんな人でも到達するラインです。

ボウリングのスコアの付け方は省きますが、簡単に言えば一投目で五本倒し、二投目でスペアを取る事を1ゲーム続けられればスコアは150点になります。6本スペアなら160点。このゲームの中にストライクをだしたり、それが続けば一挙に点数はあがりますね。いかにスペアが大事かがわかります。ストライクが来ても、その後のフレームでスペアを取れずにオープンフレームにしてしまうと、元の木阿弥です。

お兄ちゃんはストライクを出せますが、スペアが苦手なのでアベレージがあがりません。妹も同じです。一投目に倒すピンが少ない(カウントが悪いといいます)のでスペアをとっても点数が悪いのです。

お母さんやお父さんは最低でもストライクを二個以上続ける事が出来ますから、ちょっとミスをしても180くらいは簡単にだせます。ここでスペアもきちんと取ることが出来るようになるとアベレージ200の世界が待っています。さあ!ここに大きな絶壁にも近い壁があるのです。

頂上は見えそうですが霧にかすんでいます。早く到達したいものです。たまに200以上のアベレージで試合を終えることもあるのですが、年に数回です。跳びあがって喜びたいですがぐっとこらえて「当然!」という顔をします。

昨日のリーグでは246点というハイゲームが取れました。ストライクが四つ続いて8のスペア、また四つ続いて・・とノーミスのゲームでした。しかし他の二ゲームが悪かったためにアベレージは185と低迷してしまいました。お父さんはもっと悲惨でアベレージは165。ちょっとスランプなのかな?

スランプという壁もありますが、目標のアベレージに到達する前には、ほんのちょっとの壁を昇らなくてはいけないようです。

見えない敵はどこにいるのでしょう。きっと自分の心の中なんでしょうね。


ボウリングのマナーについて

2007-10-18 12:15:00 | ボウリング

ボウリングを始めるとしばらくして、他人と競技をしてみたくなります。大会に参加するのです。最初はセンターで行われる「自由参加」の大会に参加する人がほとんどです。商品ももらえてがんばりがいがあります。大手のボウリングチェーン店でも「マイボールを持って大会に参加しよう」などと呼びかけています。ボウリング人口が増える事はとても良いことだと思います。

大抵の大会は「アメリカン方式」という二つのレーンで交互に投げる方法をとります。練習の時に一レーンだけで投げている人は左右のレーンの状態を読み切れずにとまどいます。また他人に見られているというプレッシャーから、スコアを崩す人も出てきます。しかしそうやってある程度「もまれる」ことで飛躍的に技術は伸びていきます。先輩の投球フォーム・ボールの選択・小物の使い方・ゲームの構成など学ぶ事は沢山あります。その中でも重要なのはボウリングのマナーでしょう。

マナーはその団体や協会によって若干の違いはありますが、基本的には一緒です。隣のレーンとの同時投球を禁じているのはもちろん、1レーンを確実に空けておかなくてはならないとか、それが2レーンになったりすることもあります。服装についてもあるのです。ユニフォームには所属センター名と個人名を明記しなければなりません。またチーム戦の場合にはなるべく同一の物を着用する事とか、所属団体のワッペンをつけなければならないという場合もあります。初心者向けのボウリング場主催のセンター大会ならユニフォームは必要有りません。

ボウリングのユニフォームは一年をとおして同じ格好です。上は半袖、下は男性ならスラックス(幅に余裕のあるもの)女性なら膝上のキュロットかスカートです。スポーツボウリングは汗をかく競技です。またリリース(ボールをレーンに投げる投球フォームの最後)時には膝を曲げていることが多いので、足が自由に動かせる素材の物が良いとされているのです。初心者の方できつめのデニムジーンズなどでやっている方が時々いますが、早速止めて欲しいと思います。まだジャージの方が良いでしょう。本格的な大会にはジャージや膝上のボトムは歓迎されませんが、センターでの大会ならOkです。気軽に参加してください。

帽子や華美なアクセサリーも好ましくありません。レーン上やアプローチ上に何らかのトラブルを起こすこともあり得るからです。

他の人がストライクを出したり、スペアを取ったりしたらお互いに手を差し出して「ハイタッチ」をします。ポンと相手の手のひらを叩きます。「すごいね!」という応援の気持ちです。また失敗をしたときには拳を突き出して「残念だったね」というジェスチャーで応えます。ゲームの最初と最後にも握手をします。「よろしくね」と「お疲れさん、ありがとう」の気持ちを表します。中にはおざなりというか義務的にやる人もいますが、気持ちよくゲームを勧めるためにも自分を盛り上げる意味でも元気よく(あまり元気が良すぎて痛い事もありますが)やって欲しいものです。このハイタッチは真剣な決勝ゲームには行いませんが、アマチュアの大会ではお互いの健闘を称えるために、決勝でもやることが多いです。

大きな大会に出場して、プロボウラーからアドバイスを受けたり、ハイタッチを貰ったりするととてもうれしいのです。ついでにゲーム終了したらサインや記念撮影をねだったりします。我が家にはそうやって大好きなプロからもらったサイン入りピンがお宝になっています。

一番最近に貰って一番お気に入りなのは「清水弘子プロのサインと記念写真」です。


大会参加その2

2007-10-17 00:11:03 | ボウリング

先週土・日・月の三連休はボウリング三昧でした。

最初の二日はダブルス戦9G、次は個人戦で8Gと結構ハード。でもこれが普通の大会のスケジュールなんですけどね。二人の子供達はダブルス戦にそれぞれ出場しました。お父さんのチームだけ決勝に進みもう3G投げました。結果は・・・・。まあ残っただけでも良しとしましょうか。

朝一番のレーンはオイルがきっちり入っているので早いレーンです。それでも最近は五枚外が切れていることも多く、練習ボールの段階ではなんとかポケットまで持って行けても、その後レーン移動をするたびに変わってくるレーンを読まなくてはいけないのです。対処が遅くなればその分スコアが伸びないことにつながります。仕方なく最初は得意なコースを責めるのですが、緊張したり疲れていたりすると、いつもの場所(スパット)にボールを落とす(通す)事が難しくなるのです。

今回子供達はボールを投げるだけで精一杯なようです。でもガータが出ても、オープンフレーム(第二投目でもピンが残る状態)になってもちゃんと自分の番になるとアプローチに立ちます。決してゲームの途中で「もう嫌だ!止める!」とは言いません。泣いてもわめいても最後まで投げ通しました。スコアは悪くても最後までゲームを続けたことに、周りの大人達も感心してくれていました。「来年もおいでね」と優しく声をかけて貰ってご機嫌です。

その夜日帰り温泉で汗を流したのですが、やはり疲れていたのでしょう。二日目の夜には熱を出して持病の喘息を起こしてしまいました。可哀想なことをしたなと思い、救急病院にて診察を受け、翌日の試合はブラインドしようかと思い、帰宅の準備をしていると、「明日がんばってね」との言葉。ゆっくり寝かせた方が良いのかもと思い、そのまま薬を飲ませて様子を見ます。我が家はキャンピングカーですからその辺はゆったり楽ちんです。

でも、やはり子供の様子が気になりゲームに集中は出来ません。さらに自分も熱が出てきたようです。食事もろくにのどを通らず、終いにはスパットも見えなくなる始末。これではスコアもあがりません。さんざんな結果に終わりました。

体調管理はスポーツの基本ですね。

その後一週間寝込んだ三人。お父さんだけが何故か元気でした。